つれづれ さくら日和

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上海・繁華街を離れて

2006-10-19 19:16:26 | 中国旅行記

旅行日程最後の日は、半日、上海フリータイム。
それでこの中国の旅は終わりになります。

凄く大きな街だから、行きたいポイントがあったら決めておいて。
そんな風に言われていたので「るるぶ・中国’07」で下調べ
お土産でこれいいな、と思ったもの。
そんなにあちこちは無理なので、二店に絞った。

地図では近い、と思っていたけれど、思っていたより道がごった返している。
道が狭い。
車も多い。
自転車も多い。
それから・・・こんな狭い道なのに、連なって行商がいる~~
え?果物売ってるの?
狭いんだってば。
車と接触するんじゃないかって、そのくらいのぎりぎりの状態で、それでも車も減速しない。
中国のドライバーって、本当に上手いんだか、怖いもの知らずなんだか。
後ろで乗っている者の方がひやひやする。

道が少し違うだけで、高層ビルや自動車専用道路があるような場所です。
そんな街中でも、田舎風の行商人がいるところが不思議な感じ。
中国って、こんな感じなんだな~・・・。



こういう門のある集合住宅がたくさんありました。

今までも、車の中から見ていた街の景色って面白かったんです。
観光スポットとはまた違う、素顔のままのその街。
何故撮影が出来なかったかと言うと、車が古くて振動それから窓が埃っぽかったから。



下町と言っても上海なので、まだまだ垢抜けている方です。
それまで見てきた下町は、もっともっと、ざわざわとして、埃っぽくて、戦後間もない日本と言う例えは言い過ぎかも知れないけれど・・・。
でも、よそ者があまり奥の方まで歩いて行くとちょっと怖い?、のような雰囲気はあったかも。

いきなりベビー用品やマタニティー用品のお店ばかりが立ち並ぶ所がありました。
しばらくすると、産婦人科病院がありました。
そうそう、中国ってそうなんですって。
小児科医の周りは、子供服やおもちゃの店が立ち並ぶ。
物凄い商魂の表れなんですね。



これはなんのお店?
中が見えず、信号待ちの間気になっていました。
何かの部品屋?
(って言う感じのお店がとにかく多い修理屋?とか。)
・・・駄菓子が並んでいました。

 

あちらにも藍染というものがあって、本で紹介されていた
「中国藍印花布館」
という所に連れて行ってもらいました。
ここですよ~とガイドさん。
本当にここにあるんですか??という雰囲気。
奥へ奥へ行くと、本当にありました。

  
      
            

中庭のちょっとひっそりとしつつ雑多な感じが、ファッション雑誌なんかにさりげなく載ると、いい感じかも、と思いました。

   

魚は向こうでは縁起物。
子供、どんどん産む、増える。
それから数字は偶数の方が喜ばれる。
一つより、対になったもの、絶対こっちね。

    

魚のマスコットのようなものは、シルク製だったり少し異なるデザインで、他のお店でも並んでいました。
お守りの意味もありそうです。
花布館の展示室では、これと全く同じで、人ぐらいのサイズのが天井からぶら下がっていて、ちょっと驚愕。
実は魚好きの息子へのお土産だったりする。

偶数の中でも一番縁起のいい数字は「8」なんだって。
金持ちになる、という意味の単語と発音が似ているのだそうな。
う~ん、ちょっと国民性を感じる。

   

ランチョンマットも買った。
藍染そしてパッチワークの雰囲気もあり、なんだか馴染みやすい。
手工芸ってどの国のものも、どこか少しずつ共通する要素があるような気がします。

地図を辿りながら連れて行ってくれた運転手さんに感謝。
太めで気の優しそうな若者。
ガイドのお姉ちゃんに、結構やり込められてるようなところもあったね。

中国の女性、言葉きつい、でも、心優しいよ。
なんだそうです。



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20 コメント

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Unknown (ことり)
2006-10-19 19:42:19
読み応えたっぷりの中国旅行記、

いよいよ最終日なんですね!(ちょっと寂しい。。



本当にとても充実した内容で、

一冊の本にして出版してもらいたいくらいです

まとめるの、本当に大変だったと思います。



私だけでなく多くの方がコチラで一緒に中国旅行を

楽しんでいたと思います^^

しかも、立派なガイドつきで!



お写真の謎の?お店はズバリ、鍵屋さんです
いや~楽しかった! (恵雅)
2006-10-19 20:09:00
たくさんの思い出を記録してそれを読ませていただきありがとうございました。



 フリータイムも楽しそう!!

今度は東京で中国味わってみて。



 中国で一番強い女性は上海人。

そして世界で一案結婚したい男性は上海人というそうです。

男性は知ってる限りでも優しい人多いですね。



 
早い~~! (ことりさんへ・さくらこ)
2006-10-19 20:55:05
こんばんは~!

コメント早いですね~!

どうもありがとう。

あ、謎のお店は鍵屋さんでしたか。

で、ついでに駄菓子も売っていたのね。

お菓子屋さんにしては、ちょっと・・・って思ってたもんで。



あちらって、なんだかよく分からないお店多くないですか?

部品屋?と思うのが多かった気がします。

なんとなく油汚れがありそうな感じの。



この日が最終日ですが、もう少しだけ旅行記は続きます。

最後までどうぞよろしく~~。

まだ終わってませんよ~~ (恵雅さんへ・さくらこ)
2006-10-19 21:03:40
こんばんは~!

そちらでは上海ガニをご馳走様でした~。



こちらから東京に行くもの、ちょっとした小旅行になるので、南飛饅頭店とか行ってみるのもいいですね!



もう少しだけ旅行記続きますよ~。

これが最終話ではないですよ。

えーと、次回は、お茶の話かな~・・・。

恵雅さんもお好きな中国茶ですよ。

間違ったこと言ってたら、おっしゃってくださいね~。

(ちょっと不安だけど



こんにちは! (小雪)
2006-10-20 11:33:47
下町といえども上海は少し違いますね!

でも、気のせいかお写真でも若干埃っぽさを感じます。

「中国藍印花布館」いい雰囲気ですね!

対になった魚、可愛いですね♪

ランチョンマットも素敵!



>中国の女性、言葉きつい、でも、心優しいよ。

そうなのね~(笑)
こんばんは~! (小雪さんへ・さくらこ)
2006-10-20 18:23:33
車が舗装されていない道を走ると、少し砂ぼこりが立つでしょう?

な~んとなく、いつもそんな感じがあるような。

中華料理店の舞台裏って、油汚れがあったりするけど、そんな感じがあるというのか、駅裏みたいな雰囲気というのかな、そんな雰囲気があるんですね~。



日本で言うと青山通り風?と思っているのに、そんな所にも行商がいたり。



「中国藍印花布館」、庭にアンニュイなモデル立たせて撮影とか、絵になりそうでした。

(いつも娘もある意味アンニュイなんですけどね。絵的にはちょっと・・・



このお店は今書店にある「るるぶ」でも紹介されてるんじゃないかな~。

ねじり・・・ (ヒロシです~)
2006-10-20 19:38:32
^さ^ただいま^



 素敵な文面拝見いたし候^:^!

 今回は庶民が・・・これが上海か・・・でも下調べ

 していきなんざ~さすが(さくらちゃん~)買い物

 楽しんでいますな~また行きたい?

 「旅」は楽しいもんね
お上手! (えん)
2006-10-20 20:34:09
さくらこさんの旅日記

お土産のチョイスがお上手ですね。藍染のお魚くんもランチョンマットもス・テ・キ

それにしてもお魚が縁起物で、縁起の良い数字が8とは・・・日本でも端午の節句に鯉のぼり!数字の8は末広がりなんて縁起が良い数字ですよね。なんか納得しちゃいま~す。

素顔のままの街!がさくらこさんのレポートで拝見でき、興味津々の上海の雰囲気を味わうことができましたよ。



ところで、話は変わりまして・・・

「のだめ・・・」千秋くんの絵素敵ですね。さくらこさんはいろんな引き出しをお持ちのようで、ご自分から楽しさを探していくタイプかな~なんて想像してみました。だって、さくらこさんのお話聞いていたらこちらまで楽しくなるんだもん
おっと、まだまだ続くんですよね (めるめる)
2006-10-20 21:33:20
こんばんは~。

今日も読み応えたっぷりで、写真もたくさん。

私としては、自転車に乗ってるひとが通り過ぎてくのがスピード感があって好きかな。



道が狭い。

車も多い。

自転車も多い。

これで、大阪の下町を思い出した~。

ほぼ同じくらいのスリルを味わえましたから。



おみやげ物も沢山。

藍染のランチョンマットは、重宝しそうですね。

手作りは、国が変わってもええもんですよね。
こんばんは! (しずか)
2006-10-20 23:58:03
さくらこさんの旅行記は読み応えがありますね!



中国のドライバーの運転が雑なのは、香港に

行って二階建てバスに乗った時に実感しました。

振り落とされそうで怖かった~!



ランチョンマット、和風な感じでもありますね。

日本で使っても全然違和感ありません。

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