上海蟹は前に歩く [ブログ]

上海在住2年。未だ中国語話せず。「ニイハオ」と「シェイシェイ」のみで人は生きられるのか?

吉野家「新年福セット」

2004年12月30日 17時23分05秒 | 上海生活

 久々に「吉野家」に行く。
いつもはサラダセットだが、やたらと「新年福セット」を薦められるので、
「じゃあそれで」と言う。
私はこういう押しに弱い。
 日本にいたときも、ロッテリアで「新商品の○○はいかがですか?」と言われて「いりません」と言えた日は自分が一回り大きくなった気がしたものだ。

 「新年福セット」
牛丼、焼き餃子、レモンティ(またはオレンジジュース)+おまけ。
飲み物はお茶や味噌汁にできない。
24.5元(1元=約14円)。

 おまけは浮世絵の絵はがき5枚セット、クーポン券、ネスレの試供品、それから2005年1年間有効のレモンティ(またはオレンジジュース)カード。このカードを持っていれば、吉野家では2005年はレモンティ(またはオレンジジュース)が無料だ!
なんか得した気分になる。
 でもよく考えてみた。
私は吉野家に来てもオレンジジュースは飲んだことがない。いつもお茶だ。
 その上、いらんところで見栄っ張りだ。
男性の方なら頷いてくださる方もいるだろうが、スタンプカードやクーポン券を使うのが恥ずかしい。
スタンプが満タンになったら、500円割引とかなど、ハズカシさ最大級だ。
「スタンプカードお持ちですか?」
「えーっと、あったっけなぁ…。あ、あった、あった」

 本当は知ってるくせに。
財布の何処に入っているか、熟知しているくせに。

 私は吉野家のクーポン券を多分使えない。
未使用のまま、使用期限の過ぎた2006年に捨てられることだろう。



<関連情報>
アジアの吉野家店舗案内

<追記>
中国の吉野家でも「つゆだく」は可です。
「つゆだく」という言葉は通じませんが、「汁を多くしてください(中国語)」と言えば、気軽に対応してくれます。



圧縮DVD

2004年12月30日 15時24分02秒 | 上海生活


 今年(2004年)年頭あたりから出回り始めて、
上海でも見かけることが多くなった 「圧縮DVD」
 ご存知でない方のために、一応説明しておきますと、
通常中国国内で手に入るドラマや映画の海賊版DVDは、MPEG2という方式でデータが圧縮されています。これをMPEG4という方式でデータ圧縮したのが、圧縮DVD。
 画質や音質にこだわらなければ、ドラマのワンクールが1枚のDVDに収まってしまいます。
 写真は「白い巨塔」と「離婚弁護士」の圧縮DVDですが、「白い巨塔」は二十数話が2枚のDVDに、「離婚弁護士」は全11話が2枚に収められています。
 画、音質はより高圧縮されている「白い巨塔」の方が悪く、それでもVCDのやや上といった感じです。
価格は中国にお住まいの方ならご存知の通り、DVD枚数に比例しますから、それぞれ7元×2枚=14元(1元=約14円)。
 通常、全11話のドラマですと6枚程度なので、1/3の値段で買えてしまうことになります。

 余談ですが、「白い巨塔」。
私の子どものころに、再放送されていた記憶があります。
一度も観たことはなかったのですが、タイトルだけがはっきりと記憶に刻まれているのです。
「白い巨塔」
新聞の番組欄のタイトルだけを見て、ずっとエッチなドラマだと思ってました。
 すいません。ただの妄想チャイルドです。

 でも、それを踏まえて、もう一度上の写真を見てください。
このパッケージ作った人も妄想してますよね、きっと。
ピンク字の「白い巨塔」なんて、ねぇ??



<参考記事>
中国「圧縮 DVD」が映像出版業界に大打撃;ヤフーニュース(2004/11/24)