心にいつも太陽を。

　誰しも周りが見えなくなってしまうことはあるもの。
私は上海に来て、周りが見えなくなることがずいぶん多くなりました。

　"腹痛"

　上海に来てからというもの、「おなか痛い」と思うことが多くなった毎日。
人はなぜ、おなかが痛くなると、こうも冷静さを見失ってしまうのでしょう。

　先日、私の前を一人の男がトイレに向かって廊下を歩いていました。
微妙に急ぎ足でありながら、一見平静なその仕草。
しかし、私の目はごまかせません。
大人はなぜか、漏れそうなときほど平静を"装う"のです。
私は見逃しませんでした。彼のあまりに真剣な眼差しを。
　彼は黙って奥の個室に入っていきました。

　あ、そっちの個室は・・・。

　ドアが閉まるや、カチャカチャとベルトを外す音。
手際の悪いカチャカチャという音が、相当切羽詰まっていることを物語っています。
彼は今、間違いなく焦っています。
　しかし、彼は一度冷静になるべきなのです。
その個室には、きちんと紙もあります。水も流れます。

　ただ、便器に便座がないのです。

　便座のない洋式トイレに腰掛けたらどうなるか。
あなたは経験したことがありますか？
しかも暴発寸前だったら？？

　悲劇は目前。自爆は阻止せねば。
私はドアをそっと二度ノックしました。
これで冷静になってくれれば気付くハズです。ところが、
「有人(入ってるよ)！」
怒ってる、怒ってるよ。

　気持ちは分かる。よく分かるよ。
でも、でも、そこはぁぁぁぁっ！


「アイヤー！！！・・・」

　願いは空しく、広くはないトイレになんとも気の抜けた悲鳴がこだましました。
　季節は１２月。掃除のおばさんがサンタの帽子をかぶっていました。

ネーミング大賞

　「僕のために味噌汁を作ってくれ」
本当にこのセリフでプロポーズした人はどのくらいいるのでしょう？

　上海でも日本の味噌を手に入れることができます。
でも、ひとり暮らししてたら、なかなか作らないですよね、味噌汁。
我が家の冷蔵庫には、開封してかれこれ一年半は経とうかという
赤味噌と白味噌が鎮座しています。
　味噌ってどのくらい大丈夫なんですか？？

　さて、中華ばっかり食べていると、
無性に「白いご飯」と「味噌汁」が恋しくなることがあります。
そんな時、活躍してくれるのがこのインスタント味噌汁「あつい」です。

　実は最近「永谷園」も上海でインスタント味噌汁とカップケーキの販売を始めたのですが、私は専ら、この「あつい」一筋なのです。日本人の心、「あさげ」をもってしても私の心を動かすことはできません。ありえないでしょう、このストレートなネーミング。

しかもほら、目を細めてもう一度よーく見てください。
「あさげ」と見えない、こともない。。。

ヤフオク続報

　久々にやってみたヤフオク出品。
すごいですね。ヤフオクって。
あんなに商品が溢れているのに、すごく大勢の人がアクセスしてくれているんですよ。
ぶっちゃけ、このブログのアクセスよりも多い。

　でも、まだまだ残り日数があるとはいえ、
誰も入札してくれてません。
中国からの出品ってのが怪しいのか？？

ちょびっと不安になってきました。