上海蟹は前に歩く [ブログ]

上海在住2年。未だ中国語話せず。「ニイハオ」と「シェイシェイ」のみで人は生きられるのか?

地図が読めないオトコ

2005年11月03日 00時40分26秒 | 役立つかも

 中国には百度(baidu)という有名な検索サイトがあります。
その百度の百度マップというサービスが最近ちょっとお気に入り。
 要するにgoogleマップgoogleローカルという地図検索サービスの百度(baidu)版です。
 この百度(baidu)地図検索サービスのすばらしいところは、地図検索機能に加えて、公共交通機関(バス・地下鉄・軽軌など)の乗り換え案内検索機能がついていること。例えば、上海駅から王宝和大酒店(上海蟹で有名なレストラン)に行きたい場合、

↑こんなふうに、「どの路線バスを○○で乗り換えて、△△で降りる」というような説明(画面右側)とその道順(地図上の赤と紫のライン)が表示されます(画像をクリックすると、実際の百度「上海駅→王宝和大酒店」の乗り換え案内のページにジャンプできます)。

 上海は東京でいう地下鉄、それ以上に無数の「路線バス」が街中を網の目のように走っています。いつも使う路線だけならまだしも、この乗り換えを極めるのは至難の業。だから超のつく方向音痴な私などは、バスを避けて、ついタクシーにばかり乗っていました。でも、これを使えば、もっともっと上海の街の中を探検できそうな気がしてくるのです。

 ただ、やっぱりここは中国、といいますか、
日本のgoogleマップなどでは一般的な「東京都新宿区歌舞伎町○-○-○」と番地入力する地図検索が苦手(その建物や施設などが登録されている必要があるみたい)だけでなく、お店の住所などが事前に登録されている場合も、
画像をクリックすると間違ったディンタイフォン(小龍包で有名なお店)の検索ページにジャンプします

こんな感じで微妙に間違っていることがままあるんですよね。
地図も信用してはいけません。



※百度マップのキーワード入力は基本的に中国語です。

≪関連情報≫
▼ Mapbar : 百度(baidu)マップに地図を供給している会社

▼ googleローカル(中国語版)
▼ TOM地図
▼ Go2map
▼ mapabc
▼ 中国のマップサービスリンク集






期待。-ブロードバンドパソコンテレビ【ギャオ】-

2005年04月07日 17時04分59秒 | 役立つかも
 USENグループがこんなサービスを始めたそうです。

完全無料ブロードバンドパソコンテレビ【ギャオ】(β版)


 海外生活で日本のテレビ番組が観たい!と思うのは、私だけではないはず。
ソニーのエアボードや、シャープのガリレオを使うのも興味はあるのですが、何もそこまでしなくても・・・、というのが本音なのです。

 そこで颯爽と登場したUSENグループのブロードバンドパソコンテレビサービス【ギャオ】。もともとは、日本にいる人が番組表に縛られることなく、いつでも好きな番組を視聴できる、というコンセプトのサービスなのでしょう。でも、インターネットですから!海外からも使えるんです(※)!ああ、インターネット様、ありがとう!


 もちろんテレビ全番組ではないものの、ニュースやドラマ、映画などがインターネットを介して見ることができます。現在、まだβ版なので視聴できる番組はほんの僅かですが、本サービス開始時には500コンテンツを用意する予定とか。視聴は会員登録のページから簡単な登録(誕生日/職業/郵便番号)をするだけ。
無料にできるのは、通常の地上波同様にCMが入るからなのだとか。
 ちなみに4月7日現在、ドラマでは冬ソナを観ることができます。

 この情報を知ったのはついさっき。
昼休みに(会社のPCで)早速会員登録をして、視聴してみました。
ニュースは全く問題なしです。
他のコンテンツについては、どういうわけかIEが強制終了してしまうので、まだ観ていないのですが、家に帰ってから再トライしてみます。

 何に期待って、「バラエティー」のジャンルが用意されていることですよ!(現在はまだ視聴不可)

(4月14日 追記)
※このサービスは日本国内限定らしいです。(←おそらく著作権がらみだと思います)ニュースは見ることができますが。
どうやら現在はIPアドレスで海外からのアクセスを制限しているようです。
IPアドレスでアクセス制限っていうところがミソですね。

googleデスクトップ検索

2005年03月22日 19時22分30秒 | 役立つかも
 ここのところネットニュースを賑わしてたデスクトップ検索。
何で検索するためのツールでそんなに騒ぐのさ??
検索なんて、OS標準の検索があるじゃん、
そう思ってました。
完全に無知でした。

 私、パソコンのこともよく分かりませんが、googleデスクトップ検索すごいよ。
使ってみて驚いた。あの感じホントにハマりそう。

 何でもgoogleデスクトップ検索は、1日1回、アイドル状態の時にインデックスを生成して、実際の検索時にはこれを元に検索結果を返すらしい。
だから、検索に1秒もかからない。

 まだ試されてない方、ぜひ一度試されてみては?



パスポートを失くしたら。その八。

2005年02月25日 16時17分31秒 | 役立つかも
<⑤パスポートが再発行された!>


 パスポート紛失手続きをしてから約一週間。
ついにパスポートが再発行されました。

 パスポートナンバーって再発行したら、やっぱり変わってしまうんですね。
新しいゴロ合わせを考えなくてはなりません。

 あとはビザの再発行を待つだけです。


パスポートを失くしたら。その七。

2005年02月18日 00時54分01秒 | 役立つかも

<④パスポートの再発行手続き>
 上海市公安局出入国管理局でパスポート遺失証明を手に入れたら、日本領事館でパスポート再発行の手続きを行います。

 領事館入管にあたっては、パスポートの提示を求められますが、
紛失時にはそれに代わる身分証明書(写真付)を提示すれば大丈夫なようです。
私は居留証を提示して入館許可をもらいました。

<事前に用意するもの>
・パスポート遺失証明 (上海市公安局出入国管理局でもらったやつ)
・申請用写真 (3㎝×4㎝ 2枚)
・身分証明書


 所持品の検査を終えて入室したら、番号札をもらって順番を待ちます。
窓口でパスポート紛失による再発行の旨を伝えると、一般(公用)旅券紛失(焼失)届一般旅券再発給申請書という用紙がもらえますので、こちらに必要事項を記入します。日本語なので特に問題はないと思います。印鑑はなくても大丈夫ですが、サイン忘れにご注意ください。一般旅券再発給申請書の用紙の裏に備考欄があり、そこに紛失証明書提出済みというような内容のスタンプが押されているのですが、そこにもサインをする必要があります。私はここにサインをしなかったため、領事館を出た後で電話を受け、サインをするために引き返すことになりました。

 さて、書類が受理されると後はパスポートの再発行を待つだけです。
再発行にはおよそ一週間かかるようです。
費用は10年パスポートで923元(1元=約14円)。5年では615元です。

 なお、領事館での手続きは時間に余裕を持ってお越しになったほうが賢明です。
混んでいたせいもあると思いますが、私は午後の受付開始時間(13時半)に入館して、出られたのは16時半でした。





パスポートを失くしたら。その六。

2005年02月18日 00時06分44秒 | 役立つかも

<③パスポート紛失証明を発行してもらう>
 パスポート再発行はここからが本題です。

派出所で発行してもらった証明書ではパスポートは再発行できません。
まず、上海市公安局出入国管理局パスポート遺失証明を発行してもらう必要があります。

【事前に用意していくもの】
・(あれば)派出所で書いてもらった証明書
・身分証明書(パスポートのコピーがあれば理想的)
・在留証/居留証/ホテルの宿泊証明など
 とにかく、自分を証明できるものを持っていくこと

 1階入り口で受付係から番号札をもらったら、自分の番号が表示されるまで待ちます。
待っている間に、護照遺失経過説明(statement of the loss of passport)という用紙に必要事項を記入します。
用紙は窓口の辺りをうろうろしていると置いてありますので勝手にもらいましょう。
 記入は中国語または英語。
 どのようにして紛失したか、を記入する欄がありますが、警察に証明書を発行してもらっているのであれば、それの経過説明を写せば大丈夫です。

 電光板に自分の番号が表示されたら、指定の窓口に行き、持ってきた身分証明書類と待っている間に記入した護照遺失経過説明を提出します。ここで、質問されたりすることがあるようですが、私は何も聞かれませんでした。

 領事館に問い合わせたときは、この手続きをした後、パスポート遺失証明が発行されるのに3日ほどかかると説明されましたが、即日どころか、その場で発行してくれました。
費用は掛かりません。
 なお、このパスポート遺失証明は後日、返却しなくてはなりませんので失くさないよう保管してください。


<上海市公安局出入国管理局>
[住所] 上海市呉淞路333号
[Tel] 021-6357-7925


パスポートを失くしたら。その四。

2005年02月17日 22時52分58秒 | 役立つかも

<①警察に届け出る>
 盗難にあったときすぐに領事館に連絡できれば理想的でしょうが、
領事館の電話番号がわからなかった私は、近くの派出所で被害にあった旨を伝え、
「紛失届けを出した」という証明書をもらいました。
 実はこの証明書はどうしても必要なものではないようです。
ただ、旧正月中であったこともあり、実際に領事館と連絡をとれたのは
翌日になってからでしたが、警察に届け出ているという安心感で
精神的にかなり楽になりますので届出をされることをオススメします。
 ただし、会話は基本的に中国語になります。
私は殆ど中国語を話せませんが、悪戦苦闘しながらも何とかなったので、
筆談でもボディランゲージでも何でも使ってみてください。
筆談用に漢字の練習はしておいた方がいいかもしれませんね。



パスポートを失くしたら。その一。

2005年02月17日 22時29分38秒 | 役立つかも

 私、現在、パスポートがありません
ということは、中国から出られないということです。
「negimyu(私の本名)」という名前の妙に中国語の流暢な日本人がいたら、それは多分、私ではありません。
 そのうえ、今の私はパスポートを持っていないので、街角で職質されたりしたら、
目が泳いでしまって「ちょっと署まで」とか言われちゃうのです。
 そんなのも楽しそうだなぁ、と思いをはせつつ、せっかくなので、「盗難→出国が許されるまで」を書き記しておこうかな、と思うのです。
パスポートを盗まれたそこのあなた。それから盗まれそうな、坊ちゃん嬢ちゃんもご参考にどうぞ。