【記事より引用】
中国で過熱する商品広告を取り締まるため、芸能人の起用を制限する動きが出始めている。広告に出演した芸能人が訴訟騒ぎに巻き込まれる事例もあり、中国本土の広告に起用されることが多い香港の芸能人も困惑気味だ。
中国の華僑向け通信社「中国新聞社」などによると、北京市は27日、健康食品や化粧品、医薬品などの広告で芸能人が効能を説明することを禁じる方針を決めた。違反があれば、「商業詐欺罪」で最高禁固2年の刑が科される。既に28日夜から一部のドリンク剤や化粧品のテレビCMが放映されなくなったという。
その一つの化粧品CMでは香港の女優、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)さんが「28日間の使用でしわが47%も減少し、肌が12歳若返った」と語りかけるシーンがあり、今年3月、江西省の消費者が虚偽広告と訴え、全国的にも注目を集めた。
北京には約1万社の広告会社があり、昨年の広告費は215億元(約2800億円)と全国の2割。芸能人やスポーツ選手の人気に頼る傾向もあり、行き過ぎた効能の説明が指摘されるケースが相次いでいる。
香港紙によると、トップ男優の劉徳華(アンディ・ラウ)さんは「医薬品や美容関連商品の広告は受けないことにしている」と説明。女優のミリアム・ヨンさんは「紹介する以上は商品に責任があるので、必ず自分で試すようにしたい」と話している。
面白かったので当ブログでも時々とりあげていましたが、ちょっとやりすぎちゃいましたねぇ、通販番組。
記事では北京と書かれていましたが、上海でも影響があったのでしょうか。
ニュースを読んでテレビをチェックしてみたところ、いつもならバンバン放映している時間帯にも、その数自体が減っていますし、放映している通販番組からも、「1週間で10キロ減!」みたいなお得意の売り文句が消えていました。
ネタがひとつ減っちゃったじゃん