群馬で闘う!「伝説」社長のブログ

『伝説』グループ社長、根木寛正の日々の雑談です。

「祭り」の季節…、寄付の季節…。

2006年07月18日 | 私の考え
各地域で、夏のお祭り準備が始まっているようだ。
今年、ここ渋川市は毎年行われる「へそ祭り」と、1年おきに行われる「山車祭り」が7月と8月に続けてある。
その他、市町村合併で一緒になった村や町での「お祭り」は、そのまま例年通り行われるらしい…。
ということは、渋川市内で行われる「お祭り」はいったいいくつになるのだろう?

しかも、問題は我々のような飲食店には、必ず所属する区や町内から寄付のお願いがくる。
やはり地域の方々との協力は大事なことと思うので、これまでも協力してきた。

でも、店によっては、寄付金集めに来る方が例年のことで、あまりに当たり前のように来ることに「…?」の気持ちも出てきたりする。

「お祭り」には、本来その意味がしっかりあっただろうに…。
それがあまりに当たり前のことになって、しかもあっちでもこっちでも同地域なのに何だかわからないけど、新しい「お祭り」が次々できて…、一度やり始めたことは関わる人のプライドもあるのだろうが、ずっと続けたいと思うのだろうし…、そうすれば費用が必要で、地域の会社まわり…。

これ、ちょっと整理して考えないと、店としてもかなりの出費になる…。

ということで、今年は店舗に寄付金の依頼があったら、その場で支払うのではなく、一度「本部」に連絡して対応を検討してから、お支払いするという決まりことにした。

「お祭り」が店舗売上に好影響をもたらす地域はわかるのだが、中には店舗前の道路が封鎖されて、売上が激減する地域もある。
しかも、この店舗では、毎年祭り見学の人が頻繁にトイレを借りに来るのだが、去年はこのトイレを借りた人が祭り道具をトイレに流してしまって、それが詰まって大工事をする騒ぎになったりした…。

店においては、祭りの寄付金を払って、その祭りの影響で期間中の売上が下がって、トイレに祭り道具を詰まらせてその工事費が数十万…。
…そして、その祭り関係者が恒例のように「今年もよろしく…」とゾロゾロやって来たら、さすがに「…?」と思うだろう…。

やはり、こういう時代は、寄付金集めにゾロゾロ周るのなら、「祭り」の中で収益の上がる取り組みを考えて、稼ぐ努力をしたらどうなんだろう…と思う。

もちろん、各地域、各店舗においてできる協力はさせて頂こうと思うし、寄付もさせて頂くつもりだ…。

ただ、ちょっと考えて頂きたいのは、この数年で世の中激変している訳で、そんな現実の中で、昔と変わらないやり方でお金を集めようと思ってもそれは難しいでしょう…、ということを言いたいのだ。

例えば、その地域にある店舗の商品を仕入れて、祭りで販売して自分たちで収益を稼ぐ…とか、その販売協力を我々がする…とか、お互いにとって「良い」と思えることを考えていかないと、と思うのだが…。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-07-22 17:57:10
山車祭りで検索して、きました。

お祭り道具をトイレに詰まらせたのは、たまたまお祭り道具であっただけでは?

お祭り関係者とは、無関係なような気がします。

当たり前のように寄付のお願いにくるのは、考え物ですが。



引用・・・やはり、こういう時代は、寄付金集めにゾロゾロ周るのなら、「祭り」の中で収益の上がる取り組みを考えて、稼ぐ努力をしたらどうなんだろう…と思う。

この意見には、大賛成です。
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