ぶろぐ猫の目

笑う門には福来る・・
実験中

増山超能力師事務所 いまひとつ

2017-11-12 05:38:15 | 読んだ本の紹介

読書の秋ということで

なにか読む本は無いかなと

本やで物色してたら、面白そうなやつがあったので

手に取ってみました

これテレビでやってたなあ

増山超能力師事務所


あらすじ転載

超能力が事業認定された日本で、

能力も見た目も凸凹な所員たちが、浮気調査や人探しなど悩み解決に奔走。

笑いとほろ苦の連作短編集。

ここは、超能力が事業認定された日本。

日暮里駅から徒歩10分のちょっとレトロな雑居ビルの2階に増山超能力師事務所はある。

所長の増山率いる、能力も見た目も凸凹な所員たちが、

浮気調査や人探しなど悩み解決に奔走。

「面倒臭い」が口癖なのに、女にめっぽうモテる所長・増山。

才色兼備で気が強い、元女番長 悦子。

エロいことを考えては怒られる見習い脱出の篤志。

見た目は不細工、おなかも弱い健。

制御不能な能力が玉にきず、美形の見習い明美。

超能力より年の功 経理担当の朋江。

とここまで


読んでみましたが

生理的に無理

読んでて気持ち悪い

登場人物すべてに共感できないし、生理的に受け付けない

なぜか?

巻き起こる事件なんですが

「性」を意識した内容がおおいのです

それが中途半端で余計に生理的嫌悪感を感じる

セックスを描くなら、もっとどぎつくやってもらわないと

笑いとほろにがってw

笑うシーンなんかあったか?

この人の小説は初めて読みましたが


入口を間違えてしまったのか

この人の作品を読む気になれない

これは、本来のとは毛色の違った小説なんですよね

違う作品に期待

それはさておき

読心とか超能力をあつかった小説では

やはり、筒井康隆の「家族八景」からの「七瀬ふたたび」

「エディプスの恋人」の3連作が秀逸


同じように性を扱った描写もあるけど

主人公に感情移入できるというのは

筒井康隆先生の力量なんでしょうな

七瀬ふたたび (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社
コメント
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