向きがおかしい

同窓会

前にも書いたかもしれませんが
先日高校の同窓会がありました
私は、参加してないんですけどね
だって、参加者名簿ってのが掲示板にあって
それ見てたら、参加者がサッカー部やバスケット部、
バレー部の今で言うリア充の連中ばっかりなんで
そんな連中が盛ってる会にいっても、面白くなさそうじゃん
自分が中心でないと嫌じゃんｗｗ

それはさておき、同窓会に出た奴と昨日あったんだけど
彼、デジカメをもっていっててね
何枚か写真を撮ってたの見せてもらいました
そしたら、女の子（当時）が映ってたのです



実は、前にも書いたかもしれんけど
本当は同窓会に出てね
高校当時可愛かったあの子と30年ぶりに会ってね
「まあ猫さん、当時とまったく変わってないですね」
「佳子さんこそ、全然変わってないよ。」
「あのころの猫さんのこと私好きだったんだ。わかってた？」
「えっ？そんなの全然しらなかったよ。
僕のほうこそ君の事が気になってたんだ」
「あら・・・」
「ところで君、結婚は？」
「ええ、1度したけど、別れちゃったの」
「そうだったんだ・・・」
「猫さんは？」
「僕も1人だよ」
「そうなの・・・」
「どうだい今日、これから・・・」
「いいわよ大人ですもん」

とかいっちゃって
1夜限りのアバンチュールをひそかに期待したむきも
あったのよねえ

でもね、昨日の写真を目の当たりにして
それがいかに甘いゆめであったかを思い知ったわ

デジカメって酷だよねえ

写真には、おそろしい怪物ばかり映ってました
そらまあそうだ
４０ん才、四捨五入すれば軽く５０歳
あらうんどヒフティーのおばばは強烈ですぞ
デジカメって酷だよねえ
いくらでもズームできるんですもんね
顔のしわやシミが半端無いですなあ
かくいう私も、もし行ってたら
「なにあの猫、薄くなったねえｗｗ」
「なにあの腹、妊娠してるんじゃないのｗｗ」
「どこに勤めてるって？はあ？」
「なにそのものほしげな顔？こっちみんな！」
って言われるんだろうなあ

ちょんまげプリン

ちょんまげぷりん

なんだか見たい映画が無いのよねえ
でも家にいても暑いしなあ
何か面白そうな映画はないかなあ
ってことで、目に付いたのがちょんまげぷりん
ジャニーズ系のそれもんの
女の子がキャアキャア言うような映画じゃなさそうなので
見に行きました

ストーリー
江戸時代小普請組で冷や飯食いの侍、木島が
村はずれのお地蔵に、「1度でいいから出仕させてほしい」とお祈りしたら
なぜか現代の東京へタイムスリップ
最初に出会ったシングルマザーひろ子が面倒を見る羽目に
ひろ子が外で働き、木島が奥向きの家事にいそしみ
3人の生活がうまく回り始めたと思ったら
子供が熱を出したときに、みようみまねで作ったプリンが大好評
木島がパティシエに目覚めるのよねえ
そこからは、仕事に目覚めた男と、仕事を続けたい女のありがちな
葛藤劇がくりひろがります
そして事件が起こって・・・

ってこんな感じ
ここから先はネタばれ注意

シングルマザーの恋愛物
こないだも見たなあ・・
クレージーハートか・・・
あれも、子供が行方不明になってしまうんだったな
どうして、シングルマザーの子供はあっちこっち行くんだ？
そんなことはどうでもいいんです

ともさかりえっていい女優ですね
きれいです
年相応の色気がありますねえ
彼女はシステム制作の会社に勤めてるんですけど
あんな同僚だったらいいよなあ
上司役の堀部圭亮がいい味だしてます
「ふーん遅刻しても定時にかえるんだ」とか
「ちかごろ、家事やってくれる男できたの？」
とかパワハラセクハラ寸前のねちっこい物言いなんだけど
「このプロジェクトやりたかったんだよねえ」ってちゃんと仕事を見てるのが
いいねえ
部下役の今野（キングオブコメディ）もはまってるねえ
こんな部下いるよなあっておもってたら結構素直ないい奴でねえ
さて主役の錦戸君ですけど
ぜんぜん違和感が無い。うまいですね
侍然としてて格好いいです
侍として姿勢よく毅然としていて、言わなくちゃいけないことはバシッと言う
なかなか現代の人間ができないことをやるのが新鮮です

まあ話の内容は、それほどでもないんですけど
出てる役者さんがはまってて
違和感がまったく無く、こんなことってありえるよなあって思えます
ラストの設定は、悲しいようなうれしいようなこれでよかったのかなって