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在籍中に顧問の教諭から体罰や暴言を繰り返し受け、転学を余儀なくされた

2015-12-03 16:58:37 | 体罰と言う名の暴行・傷害・鬱憤晴らし

「顧問の体罰で転学」提訴 報徳高の元相撲部員

神戸新聞NEXT 12月3日(木)13時30分配信

 報徳学園高(兵庫県西宮市)相撲部の元男子部員(17)=京都市伏見区=が、在籍中に顧問の教諭から体罰や暴言を繰り返し受け、転学を余儀なくされたとして3日までに、顧問と運営する学校法人を相手取り、計約1400万円の損害賠償を求め、神戸地裁尼崎支部に提訴した。

 訴状によると、元男子部員は昨年4月に相撲部に入部。同5月ごろから、部活中に顧問から腕を殴られ、頬を平手打ちされるなどの体罰が始まった。

 相撲部の寮を抜け出した同9月以降、暴行はほとんどなくなったが、顧問から「あほ」「ぼけ」「おまえはしんどいことができん。やめてしまえ」などの暴言を繰り返し吐かれたという。

 男子部員は精神的苦痛により、今年4月から男子相撲部のない京都市内の高校へ転学せざるを得なくなったとしている。

 元男子部員にけがはなく、顧問は体罰を認め、一度は謝罪したという。

 学校側は取材に対し「暴行や暴言などの有無については今後の裁判で明らかにしていくので、現時点でのコメントや詳細については申し上げられない」としている。

 報徳学園高はスポーツの名門校として知られ、相撲部は高校横綱を5人輩出。硬式野球部は春夏合わせて3回の甲子園優勝経験がある。

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