クマ撃退 武器はノコギリ/3頭遭遇の青森男性「必死だった」
Web東奥 9月16日(金)11時35分配信
15日午前10時ごろ、青森県黒石市南中野舘ケ沢の林道で同市の男性(64)がクマ3頭と遭遇した。3頭のうち体長約1.5メートルのクマが向かってきたため男性が持っていたノコギリを振り回したところ、クマが逃げ去ったという。男性は東奥日報の取材に「襲われないように必死だった。まなぐ(目)にまだクマの姿が残っている」と興奮気味に話した。
黒石署によると、現場は黒森山ウォーキングセンターから約750メートル北東。男性は10月23日、クマ出没地点近くのウオーキングコース「ふるさと自然のみち」(8コース、延べ38.3キロ)を利用して行われる予定だった「Mt.黒森トレイルラン」のコース整備のため入山していた。主催者の黒森チャリンコスポーツ実行委員会は、クマ出没を受けトレイルランの中止を決めた。
黒石市も15日、自然のみちと同センターを閉鎖。例年12月~翌年3月の冬季閉鎖より約2カ月半早く、クマ出没での措置は初めて。
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