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【都議会代表質問】自民、対決姿勢を鮮明 疑問の声も

2016-12-08 10:00:06 | ニュースまとめ・総合
【都議会代表質問】自民、対決姿勢を鮮明 疑問の声も



2016年12月7日 22時18分

産経新聞

 「議会軽視」、「恥ずべき発言」。

 7日の都議会本会議代表質問で自民党の崎山知尚議員は厳しい言葉で小池百合子知事を批判し、対決姿勢を鮮明にさせた。答弁調整を行わないことで小池氏が答弁に窮する場面も作り出したが、その手法には都庁内から疑問視する声も上がる。

 「速記者ではないので、質問を全部書き取れなかった」。小池知事はこう切り出し、答弁を始めた。「すみません」「お待ちください」と言葉を切り、何度も手元の書類をめくった。

 自民議員から「あり得ない」「答えになってない」とヤジが噴出。静かだった前回の定例会とは対照的となり、小池氏がヤジに強ばった笑顔をみせ「はい?」と聞き返す一幕もあった。

 「自民から質問を集められないかもしれない」。数週間前、都幹部は両者の水面下での緊張関係に懸念をもらしていた。その後、小池氏が復活予算要望枠の廃止を宣言して対立が決定的になり、懸念は現実となった。6日深夜、都庁では想定問答の作成に追われる職員たちの姿があった。

 都幹部は「あそこまでの分量を矢継ぎ早に早口で質問されれば誰でも答弁は難しい。知事を厳しく追及する形を取りたいのだろうが、度を超しているのでは」と疑問視した。

 質問後、崎山氏は報道陣に対して「はっきりとした答えを得ることができなかった」と不満を示した上で強調した。

 「これから先、知事がどういう判断で私たちにアプローチするのか分からない。私たちは知事にボールを投げた」

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