(朝鮮日報日本語版) 7カ月も捕まえられなかった容疑者、SNS公開後2日で御用

(朝鮮日報日本語版) 7カ月も捕まえられなかった容疑者、SNS公開後2日で御用

朝鮮日報日本語版 2月2日(火)11時1分配信

　児童への強制わいせつ容疑で7カ月にわたり警察に指名手配されていた男が、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）での公開手配からわずか2日後に検挙された。

　韓国・慶南（慶尚南道）地方警察庁の性暴力特別捜査隊は1日、未成年者に対する強制わいせつの疑いでA容疑者（20）を取り調べていると発表した。A容疑者は昨年6月14日、南部・慶尚南道昌原市の公園で遊んでいた6歳の女児ら2人に「一緒に遊んであげる」と言って近づき、女児らをひざの上に座らせて体を触るなどした疑いが持たれている。

　通報を受けた警察は、公園近くの防犯カメラ映像を基に指名手配のチラシを作って配布したものの、映像が不明瞭だったため追跡は難航した。7カ月もの間、捜査に進展がなかったことから、警察は先月26日、SNSのフェイスブックに事件の経緯を添えて容疑者の顔が映った防犯カメラ映像を掲載した。

　それから2日後の同28日午後1時ごろ、A容疑者の知人と名乗る人物から電話で情報が寄せられた。警察がこれを基に所在の把握に動き始めると、A容疑者は同日、昌原西部警察署に自ら出頭した。最初は容疑を否認していたが、警察の追及を受け、容疑を一部認めたとされる。