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ヒグマ、観光客の車にのしかかる 知床 危険な遭遇を写真撮影

2015-07-30 11:03:12 | 珍事件・事故・その他・コラム

ヒグマ、観光客の車にのしかかる 知床 危険な遭遇を写真撮影


北海道新聞 7月30日(木)8時0分配信



レンタカーで母子グマを見物、1メートルまで接近

 【斜里】世界自然遺産・知床のオホーツク管内斜里町内で、人が乗ったレンタカーにヒグマがのしかかる姿が撮影された。けが人はなかった。知床は世界有数のクマの高密度生息地だが、知床財団によると、こうした写真の撮影は初めて。観光客とクマの接近とあつれきは遺産登録10年となる知床の長年の課題で、年々近づく距離に地元は苦慮している。

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 斜里町の自然ガイド若月識(さとる)さん(44)が26日午後、同町ウトロ地区の中心部から約2キロの世界遺産登録地域内の国道で自動車内から撮影した。若月さんの車の前に停車していたレンタカーが約5メートル離れた道路脇の母グマ1頭と子グマ2頭を見物中、車を動かし約1メートルまで近づいたところ、体長約1・5メートルの母グマが路上へ。レンタカーに前足をかけて3度揺すったという。
「遭遇したら進路をふさがず、すぐ立ち去って」

 若月さんは「母グマは道を渡ろうとしたのを邪魔され、車をどけようとしたように見えた。視線の先には子グマがいた。守ろうとしたのかも」と話す。
 知床財団の増田泰(やすし)事務局長は「(写真の状況は)非常に危険。海外では餌付けされたクマが車のガラスを割って侵入した例もある。遭遇した時はクマの進路をふさがず、すぐ立ち去って」と話している。

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