鼻炎薬万引、生徒にセクハラ 教職員2人に停職処分
西日本新聞 1月29日(木)16時17分配信
教職員の懲戒処分を発表し、陳謝する大分県教委の担当者
大分県教委は28日、鼻炎薬を万引したとされる日田市の公立小学校の男性教頭(59)と、女子生徒にセクハラ行為をした疑いの公立中学校の男性教諭(40)を、それぞれ停職6カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、教頭は昨年12月、日田市のドラッグストアで鼻炎薬2箱(8640円相当)を万引したという。日田署から事情聴取を受け、今月20日付で起訴猶予処分となった。教頭は「どうしてこんなことをしたのか分からない」と話しているという。県教委は28日付で退職願を受理した。
中学校の教諭は2013年度の3学期と昨年7月ごろ、体育館や校舎の一室で、担任する3年生の女子生徒を抱きしめ、同10月には校舎の倉庫でこの生徒の鼻に自分の口を触れさせる行為をしたという。教諭は「生徒を驚かせようと軽い気持ちで行った」と話している。また、監督責任として校長(58)を戒告とした。
河野盛次教育次長は「被害を受けた生徒、保護者、県民の皆様におわび申し上げます」と陳謝した。
=2015/01/29付 西日本新聞朝刊=
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