![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/f9/0b220cffa75b738f5fc58b69d541eb0d.jpg)
緑の幻想
1972年
雑誌 “ 子どものしあわせ ”
しろいうま
しろねこ
ちょうちょ
ことり
しょうじょ
そして見守る大きな木
どこかにある 白いわすれものと
緑のなつかしさが こみあげるから
少女は手をふって
すずしげな帽子に言葉をそえる
わたしの夢、ここに駆けておいで……!
1972年
雑誌 “ 子どものしあわせ ”
しろいうま
しろねこ
ちょうちょ
ことり
しょうじょ
そして見守る大きな木
どこかにある 白いわすれものと
緑のなつかしさが こみあげるから
少女は手をふって
すずしげな帽子に言葉をそえる
わたしの夢、ここに駆けておいで……!
子供のほんわかさを出していて好きです。
私が一番空きなのは、
母の日でしたっけ?
お母さんが子供を抱っこしている絵。
あの絵が大好き!
ちひろの絵に僕の言葉を付帯させるのはおこがましいかもしれませんが、これから少しずつ載せていきたいと思います。当初は、絵に対してのちょっとした感想を書くつもりだったのですが…。
そして白いわすれものと緑のなつかしさっていう言葉、良いなぁ。。
子供の頃、いろんなことを想像していました。
本を読んで想像をふくらませたり、小鳥やお姫様の絵を描いてみたり。。
ちひろの最後の行、大人にとっても常に抱いているような心が表れているような気がします
白いわすれもの、緑のなつかしさ。。。瞼を閉じて胸を開けば、きっと誰もがこの絵の中の少女になり、彼女に話しかける事でしょう。
ミイさんもどんな大人も、みんなかつては独創性あふれる画家だったと思います☆
亡くなられても尚、瑞々しい感性で人を感動させ癒せるちひろさんは偉大です(^o^)
ショパンさんの詩にも、癒されました♪
柔らかいけれど強い、ちひろの人となりに惹かれました。
ちひろの絵に虚飾された言葉は必要ないですから、極力素直に書いたつもりではあります。
彼女が今も生きていたら、心から師事したいです。絵と文と、分野が違うとはいえ…。
ちひろの絵はただ単に可愛らしいだけではなく、特にその瞳に力強さがありますよね。もっとも、幼い子供の中には黒く塗られた瞳に『こわさ』を感じる場合もあるようですが。
そして何より惹かれるのは、彼女独特の画風ですね。
子供の眼に必ず宿っている潤いを滲みやぼかしによって表現し、絵の画面全体に散りばめたのだと勝手に解釈しています。
淡い色彩は、子供のあどけなさではないかと…。
ロシアのアニメ作家、ユーリ・ノルシュテインは、彼女の絵に初めて接した時にとても驚嘆したそうです。
柔らかいけれど強い、それは子供そのものです☆