nauhts の山歩き記

【アルバム代わりの写真がメインです。】
オンマウスでコメント表示、クリックでオリジナル画像が開きます。

北アルプス縦走 ② (焼~穂高~槍) -中尾高原口- 【前半】

2015年09月28日 | 北アルプス・立山
2015年9月27日(日)~30日(水)
6年ぶりの5連休のシルバーウィークは大人しくしていたので、そろそろ活動開始。
今年は好天に恵まれる日が少なく、連泊の山行きが厳しい状況であった。
28~30日は晴れるという予報に、南アルプス南部を2泊3日で縦走を計画。
しかし、登山口までの林道が、先日の台風18号の影響で通行止めとのことが判明。

急遽、2年前の北アルプス縦走の逆コースへ変更するも、どうせなら焼岳から周りたい。
少し無理をすれば、3泊4日で双六岳から笠ヶ岳まで周ることも可能。
27日の天気は曇り時々晴れの予報ながら、降水確率は20%なので、何とかなるだろう。
最悪、西穂山荘からのスタートが本番なので、焼岳はおまけとしておこう。

① 中尾高原口~中尾峠~焼岳~焼岳小屋~西穂山荘(テント泊) 約13km/8.7時間
② ~西穂高岳~ジャン~奥穂高岳~涸沢岳~北穂高岳(テント泊) 約6.5km/11.5時間
③ ~キレット~南岳~槍ヶ岳~西鎌尾根~樅沢岳~双六山荘(テント泊) 約11km/11.3時間
④ ~弓折岳~笠ヶ岳~クリヤ谷~中尾高原口 約19km/12.9時間

結果として、初日は予定通り、2日目は穂高岳山荘でテント泊。
双六岳~笠ヶ岳は無理なので、3日目は槍ヶ岳山荘テント泊。
最終日は、奥丸山を経由してわさび平へ下山。中尾高原口まで歩く。
時間的に行程は可能だったが、体力的にちょっと苦しく無理を避けた。

 

----------------------------------------

初日 27日(日)
03:20 自宅出発。有料道路を避け、青木峠~梓川堤防~安房峠経由
06:05 中尾高原口、無料駐車場着。 約140km
06:25 準備を済ませ登山スタート。 中尾地区を抜けた登山口駐車場までは約30分
07:50 白水の滝
08:20 鍋助横手
09:10 秀縞神社
09:40 中尾峠。 荷物をデポし、焼岳へ向かう
10:20 焼岳(北峰)頂上。 大勢が戯れている。 ガスで眺望はない
10:40 20分ほど休憩後下山へ。 途中で一瞬ガスが晴れ、周りが少し見えた
11:05 中尾峠へ戻り、荷物をピックアップ。 焼岳小屋へ向かう
11:20 焼岳小屋。 15分ほど休憩し、西穂山荘へ向けて出発
14:20 上高地からの焼岳分岐。 途中、樹林とガスで殆ど眺望はない
14:30 西穂山荘。 ここにも大勢が休んでいる。 テントの受付を済ませ幕営
17:42 日没

予定より1時間10分ほど早く西穂山荘へ到着。
中尾高原~中尾峠はマイナーな登山ルートで同行者2名、反行者2名だけ。
焼岳小屋~西穂山荘間も人がおらず、反行者1人のみで静かな山歩きになった。
テント1張1000円。 水は1リットル200円と、ガソリンより高いが仕方ない。

テント場は20張ぐらい張れるが、今日のテントは8張でガラガラ。
夕方になるとガスも晴れ、雲が多目ながら青空も見えるようになった。
遠くの雲の上に沈む夕陽を眺めると、反対の東の空には中秋の名月が昇る。
明日の晴天を期待して18時過ぎに就寝。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

----------------------------------------

2日目 28日(月)
3時過ぎ、風の音で目が覚める。 テント内9℃、外気3℃。 外はガスで真っ白。
今日は北穂までの長丁場となるので、明るくなったら出発しなければならない。
早めに朝食を済ませ、暗い内にテント撤収。 山荘前で明るくなるのを待つ。
ガスっているので、ご来光は拝めそうもない。

05:25 薄明るく、ヘッ電が必要ない程度になったので、本日のスタート
05:40 西穂丸山。 周りはガスで何も見えない
06:20 西穂独標。 周りはガスだが、記念撮影をしている内に少し晴れて来た
06:55 ピラミッドピーク。 ガスが晴れ、周りの景色を楽しめるようになる
07:35 西穂高岳。  これから向かう穂高岳~槍ヶ岳が美しい
08:00 P1
08:45 間ノ岳
09:20 天狗ノ頭
09:50 天狗ノコル。 上高地への分岐点
11:40 ジャンダルム。 このコースの最高に気持ちの良いところ
12:25 馬ノ背
12:40 奥穂高岳。   西穂山荘から7時間15分
12:55 山頂には大勢が戯れている。 15分ほど休憩後、下山へ
13:20 穂高岳山荘。 テントの受付を済ませ、適地を探して設営
17:42 日没

西穂高岳から奥穂高岳のコースは最大に厳しいところ。流石にここまでがきつかった。
タイム的にはほぼ予定通りだが、アップダウンで体力が消耗、北穂まで行けるか心配。
穂高岳山荘に着いたのは予定より30分ほど早いが、北穂高岳までは残り3時間ほど。
しかし、時間的には行けそうだが、もう疲れて今日はここで泊まることにして、予定変更。

テント1張1000円。 水は1リットル100円だが、テント料に含まれ無料。
トイレも暖房便座の水洗、手洗所もある。 テント場は階段状で狭く、先着順。
山荘内で塩分と蛋白質補給の意味で、みそラーメン900円のおやつをする。
夕方までまったり過ごし、夕陽を眺めて就寝。 今夜のテント数19張。

    (右下のボタンで全面表示のスライドショー)

 

 

   --- 後半 3日目~4日目へ続く ---


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 八ヶ岳縦走 (硫黄~横~赤... | トップ | 北アルプス縦走 ② (焼~穂高... »

コメントを投稿

北アルプス・立山」カテゴリの最新記事