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インド、クソオヤジの心の旅(ガンジスを走れるか?)・・・7日目(その3)

2013年04月22日 | インド、オッサンの心の旅
<野良クジャク>

バラナシヒンズー大学は綺麗だった。


(バラナシヒンズー大学の正門。
正門の内側と外側では大差がある。
「竜馬がいく」の武市半平太と岡田以蔵ほどの差がある。
方や静かで綺麗、方や騒音でうるさく、ゴミで汚い。
教養を学ぶ所というだけで、これだけの差があるのか、と思った。)

上野の公園のような感じで、緑が多く、静かで、インドじゃ当たり前のゴミはなく、歩いている学生も立ち振る舞いに品がある感じだった。

サイクルリキシャには大学内の美術館に行くよう話してあった。
だが、この日は日曜日で休館日だった。
インドに来て、俺の曜日感覚が無くなっていたのである。

日曜日だろうが、普段の日だろうが、何も変化がないからだ。
日本だったら、通行人の量が変わるとか、お店が休みだとか、普段と違う変化があるのだが、バラナシじゃなにも変わらない。
いつものように、プージャがあり、野菜市場があって、露店があって変化がないのである。

美術館に来て、はじめて日曜日だと気付いたのだった。

というわけで、リキシャを下りた俺は、大学内のもうひとつの目的場所、ビシュワナート寺院へ構内散歩、ブラブラ向かった。
歩くと、美術学部の野外作品が道路から見える。
作品は、今どきの若者らしく、日本の美大生とかわらない面白い作品を覗くことができた。
このときも、カメラの電池がないことを悔やんだ。

そのうち、道路の前方に、横に長い生き物らしきものが見えた。
右から左に道路を渡っているのだが、なんとクジャクだった。
それも野生のクジャク 
インドじゃ、またまたビックリした。
インドの国鳥だそうである。





俺にとってクジャクは、昔、西新井大師に動物園らしきものがあり、寺がクジャクの飼育をしていたころ、小学生の俺は、クジャクが繁殖シーズンを終えてころに抜ける美しいクジャクの羽をなんとか拾うべく、もち竿(長い棒)に鳥もち(鳥や昆虫をとるガムみたいなもの)をつけ、鳥小屋の網の隙間に挿入し、ひっつけて必死に拾ったことを思い出す。
(尚、ドラえもんの「テレビとりもち」、「かげとりもち」は、その未来形である。)

とにかく、羽は綺麗だった。


粘着力が強すぎるから綺麗な部分に付けたら美品がNGなので、丁寧にやらなければならないが、手間取ると寺の坊主や掃除のオヤジに怒鳴られるのでスリル満点であり、むしろ、羽そのものよりも、そのことが勇気試しということで面白かった。

羽は芯のほうをヘラブナ釣りの浮きに用いたりするので、売ったらお金になったらしいけど、綺麗なので麦わら帽子に刺したり、ランドセルに刺したりして、学校にもっていったりした。
クラスの女の子などは、綺麗なので、うらやましがったけれど、好きな女の子にソッとあげるだけの違った意味での勇気は俺には全くなかった。


ビシュワナート寺院入り口
(日本の有名なお寺のように、山門の両脇は土産物屋や食事処である。)


大学構内のビシュワナート寺院はゴールデン・テンプルと同じ名前なのだが、こちらは我々が入れる寺院である。
どこでも同じだが、必ず裸足でなければ入れないし、下足預け賃はとられる。

ここには奥の部屋に立派なシヴァリンガあって、花で飾られたリンガの周りをコブラがとぐろ巻いている。

なんだか、みていると当たり前のことだが本当に真剣に拝んでいて、シヴァのあそこなんだけれど、拝む姿はどこでも同じで美しい。
どんなことを祈っているのだろうか?

(つづく)



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