鉄道車両アラカルト

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JR貨物 機関車、過去最高の28両新製

2006年12月26日 | JR貨物

JR貨物
コンテナ貨車は150両

07年度車両関係投資計画

 JR貨物の伊藤直彦社長は13日の定例会見で、2007年度(平成19年度)の車両・コンテナ設備投資計画を発表し、機関車28両、コンテナ貨車150両を新たに投入することを明らかにした。投資額は、それぞれ約105億円、約27億円で、機関車の新製両数と投資額はいずれも会社発足以来過去最高となる。来年度は、中期経営計画「ニューストリーム2007」の最終年度に当たり、ダイヤ改正など輸送サービスの改善や、安全・安定輸送の確保を目指し、老朽化した機関車の取り換えピッチをさらに加速させる。

老朽機置き換え加速

 新製機関車の内訳は、電気機関車(EL)はEH200形(中央・篠ノ井線用)3両、EH500形(東北・津軽海峡線用)9両、EF210形(東海道・山陽線用)10両、EF510形(北陸・湖西・信越線用)2両の合計24両。ディーゼル機関車(DL)はDF200形(北海道内各線用)4両。

 コンテナ貨車は、コキ106形を150両製造する。このほかに、子会社がコンテナ4000個を製作して、同社にリースする。

 同社では2005年度から、3カ年の中期経営計画「ニューストリーム2007」をスタートさせており、重要施策として安全・安定輸送の向上を掲げている。具体的には、機関車の信頼性を上げるため、毎年25両程度、3年間で75両程度の機関車を新製し、老朽化した機関車を置き換える。

 新製両数は、計画初年度の2005年度は26両(EL22、DL4)、2006年度は25両(EL23DL2)で、2007年度は過去最高だった2005年度を2両上回る28両とし、老朽機関車の取り換えピッチをさらに上げていく。3年間の合計では79両となり、当初の想定より4両増加することになる。

 同社の電気機関車は、今年4月1日現在で約580両あり、このうち新会社発足後の新製投入は175両、約30%を占める。新製電気機関車は、本年度末時点で198両、ニューストリーム2007終了時には200両を突破して222両となり、全体の約40%まで増える見込み。

 会見で伊藤社長は、2008年度以降の車両関係設備投資について、「ポスト『ニューストリーム2007』の中で、資金収支問題やそのほかの設備投資などバランスを見ながら議論していくことになるが、安全・安定輸送の向上のためにも、年平均30両程度の機関車を投入して、引き続き古い機関車を取り換えていきたい」と述べた。

JR貨物の機関車、力強くていつ見てもかっこいいと思うけど、新型機関車が導入されたおかげで、私の好きなED75がだんだん見られなくなったのが残念。定期運用の現役最古参の機関車だけど、これからもまだまだがんばって欲しいんだけどなあ。これからもどんどん世代交代が進められるんでしょうね。


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