水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

いちいち反応したくない

2023-01-13 | 宝塚

ンですけどねぇゴシップ週刊誌の記事如きに。

なのでなるべくスルーするようにしてるんですけど、お知らせしてくれる人がいますから

 

今回のは酷いなと思います。課金するのが嫌なので例によって読んではいないですけど

今この時期に出してくるのが悪意しか感じられないんですが。出版社にもネタを提供した人にも。

名指しされた二人は在団中で、いじめられたと書かれた方にとっても何の利益にもならない。

ネタを提供した人は「いじめられた方」の味方のつもり?なんでしょうか。フリをしてるだけでは、と勘繰りたくなりますね。

 

宝塚にパワハラやいじめが無い、などとは思ってません。

年功序列がはっきりした世界なので上級生による行き過ぎた指導や、いじめもあると思います。

過去には裁判沙汰になったこともありましたし。

主に若い女性だけの集まりで、みんな負けず嫌いで気が強いですから日々色々な軋轢があるでしょう

パワハラやいじめが起きやすく、見えにくい環境であることは間違いありません。

ただそれはどこの学校、どこの会社、どこの組織にもあるわけで。勿論それだから宝塚も許されるとは思ってませんけど

劇団側も生徒任せにするのではなく、十分な配慮をしてほしいなと思います。

 

宝塚は超体育会系で長い伝統もありますから、体質の古さや今どきの社会規範に合わないところもあると思います。

劇団も含め、今でも考え方を更新出来てない人がいるだろうことも。

時代に合わせて変える努力はしているようです。それがうまくいっているかどうかはわかりませんが

それでも昔と同じではない、少しずつでも変わってきたからこそこれだけ長く続いてきたと思うので、

社会にアンテナを張り、風通しを良くして、きちんとアップデートしていってほしいです。

 

 

ところで“劇団関係者”っていうのはどういう人なんでしょうね。

劇団あるいは宝塚ファンに対して含むところがあるのか、私怨なのか。

 

娘役トップのスライド人事が問題になったようですが、頻度は多くないにしても普通にあることです。

むしろニ番手退団の方が少し前までは超レアだったんですが。

男役トップの任期が長期になってくると、飽きられないように二番手か娘役トップのどちらか、

または両方を変えてくるというのは、劇団がいつもやってることで何の不思議も無いんですけどね。

 

 

過去にも様々な記事が雑誌などに載ることがありましたが、一体誰に訊いたのか、宝塚ファンなら爆笑するような記事も多くて、

書いてる人は宝塚について全く知らないし、ロクな取材もせずに面白おかしく話を盛ってるんだな、と呆れたものです

そういう記事も“関係者談”なんですよね。

 

コロナで一度すべてが止まってスケジュールが変更になり、再開された後も頻繁に公演が止まっていた頃、

最後まで踏みとどまって公演中止にならなかった月組に対して、感染者がいるのに隠して月組だけ公演を続けてるのズルい、

なんて記事もありましたよね確か。そんなことあるわけないのに。

 

コロナの初めのころ、中止していた公演を先陣切って再開し、千秋楽を強行したら世間から大バッシングを浴びたことがありました。

月Pの独断で感染者を隠して続行したら組内に蔓延することになりかねないし、

バレたら大バッシング再びで、劇団上層部の責任問題になったでしょう。少し考えればわかることです。

どの組も感染対策を頑張ってましたが、そんな中で月組は偶然感染拡大のピークに当たらなかっただけだろうと思ってます。

実際去年のギャツビーの時は一度ならず止まって、中止期間も長くて一度も観れなかった人が大勢出ましたから

 

 

今回の自称“関係者”も噂好きで無責任なそこらのオバサンかもしれませんし、自分の贔屓と比べて嫉妬心を抱えたファンかもしれませんし、

あるいは娘の方が成績がいいのにと思いこんだモンスター・ペアレント、なんて可能性もあるかもしれません

成績が良ければトップになれるという世界ではないんですが。

“関係者”だからといって本当の意味で宝塚に詳しいとは限りません。

聞きかじりや憶測で物を言っていることもあり得ます。まるで伝言ゲームみたいに話が変わっていくこともあったりして。

 

某週刊誌の方は政治家や宗教関係などの記事では名を上げてるようですが、

芸能関係は盛ってナンボなのか、事実は一欠片あるかどうかの下らない記事ばかりで、自ら名を下げているようにしか見えないです。

はっきり言ってネットの掲示板などと同レベルで、これでよく“マスコミ”を名乗れるよなと思うこともしばしば。

出所も曖昧な悪意に満ちた記事にいちいち反応するのは相手の思うつぼなので、これからもなるべくスルーしようと思っています。

 

ただ劇団にはこれからもあることなので、時には毅然として裁判に訴えることも辞さない姿勢を見せてほしいかな。

コメント
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