水に降る雪

おもに宝塚、そして日々のこと

「凱旋門/Gato Bonito!!」

2018-06-23 | 雪組
やっと行って来ました~、雪組公演
ネタバレは、ちょっとだけ。 





「凱旋門」

理事様(轟悠)のお芝居は、結構好きなんです
相手役を務めた娘役は、みんな“イイ女”にグレードアップしますし
若手の男役にとっては、もの凄く勉強になりますし

それでも、大劇場はもういいんじゃないの?って思いました。
長くもないトップ期間の、1作の主演を譲らなきゃいけない(カウントされないにしても)という問題は置いといても。
声がね~、心配大劇場公演から、長く離れていたことが原因、とも思えないです

別箱だったら、歓迎しますけどね私は


さて、ちょっと、つっこんでイイですかね?

  く、暗い~ 
  そしてボリス、ドアマンなのに声良すぎ~舞台に立てるよ(もう立ってる

などという突っ込みはさておき。

原作はありますが、とっても柴田ワールドな作品だなぁと思いました。

 ザ・文学作品

ストーリーは難しくないですが、スッキリしない、いろんな意味で
主人公にもヒロインにも、感情移入出来るかどうかは微妙。
登場人物はとっても人間的で、弱点も欠点もあって、高潔で非の打ち所のない人間なんていないです。
漫画や大衆娯楽作品の、格好いいスーパーヒーローはいないんです。

人生のほろ苦さ、やりきれなさに満ちていて、陰影が深いです。
その後の登場人物たちの人生を考えてしまいます。

一筋の光は、あーさ(朝美絢)と、チルチル(彩みちる)のカップルかな。
偽造パスポートを、あーさハイメに譲ることに至る、理事様ラヴィックの心の動きを、見終わってからも考えてしまいます。
“これが正解”というものは何一つ、劇中に提示されるわけではないんですが。

名作だと思います。好きかどうかは別として

最後のラヴィックとボリスの別れの場面。
“ロシア式挨拶”を嫌がるラヴィックに笑いました
「ロシアン・ブルー」を思い出して雪担の方には、わかってもらえますよね?



ショー「Gato Bonito!!」

これはもう、メチャクチャ楽しい~
雪組子の気合の入り方が凄くて、楽しかった~

そして、だいもん(望海風斗)が

  エロイ、濃い、熱い、ヤバイ !
 
  だいもん、半端ねぇ~、って!  

流行りに乗っかってみました

オススメです
コメント
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