いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

春節トレッキング

2012-01-15 | 登山
日本の正月太りで重くなった身体ですが、こちらに戻ると春節前の忘年会が続いてますます重くなって行きます。

直接身体に?キロの脂身つけての荷重トレーニングです。(笑)

今週末から四川にトレッキングを兼ねた旅行ですが、歩けるのか? 俺。


今年の春節は四川省最貧(失礼)の涼山イ族自治州にある木里チベット族自治県から雲南省の寧浪イ族自治県濾沽湖に行きます。

ともに貧困指定されてはいるけれど昨今の秘境ブームで観光開発によっていつまで素朴な田舎であるかわかりません。 特に濾沽湖はシーズンなら観光客でにぎわう観光地です。

少数民族の人達が民族固有の文化を守るため文明まで拒否する必要もないし、外地の人間の一方的な田舎への思い入れに応える必要もありませんが、行ってみたらネオンがギラギラじゃあ興ざめでしょ。

まあ、そこまで都会化しなくとも最近は名ばかりの秘境が多いですから。


さて木里といえばプラントハンターのジョセフ ロックが木里より亜丁まで探検して、その探検日記をもとにイギリス人作家のジェームスヒルトンが小説「失われた地平線」を書いたことは有名ですが、もともとチベット語のシャンバラ(理想郷)をもじってシャングリラ(桃源郷)という言葉を造語したわけです。

そのシャングリラという言葉も今や先に名づけた雲南の香格里拉に負けじと四川の亜丁までが我こそ本家「香格里拉」と競っています。

昨年行った雲南の香格里拉はどこがシャングリラ?って感じでした。ちょっとガッカリ名所でしたが。


だから今年は期待してます。

木里がド田舎であることを。 ほんとなーんもないことを。


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