いつかはあの頂に

還暦過ぎて少し焦っている老クライマーです。いつかは昔のようにアルパインクライミングへの復帰ができたらいいねえ。

via ferrata

2012-12-18 | 登山
今月末をもって日本に帰任する私のために、同僚、友人、仕事上の代理店さんたちから餞別の品をいただきました。

本日は会社のローカルスタッフのひとりが気を利かせて私の趣味の物をプレゼントしてくれました。

上海の登山グッズを売っているお店で選んだようです。

彼は登山なんて知らないから何のための道具かよくわからないまま買ったらしいですが。

それはPetzlのSCORPIO via ferrata lanyards。

ありがとうね。

こんな高いもの大事に使わせてもらいますから。


日本じゃこの手のグッズお目にかかりませんね。

二つのスリングの先に取り付けられた環付カラビナを交互にワイヤーやラダーに掛けてビレーを取りながら登って行きます。

日本では急峻な岩場でも鎖場はあってもワイヤーをフィックスしてあるようなところはないよなあ。(私が知らんだけ?)

ヨーロッパなどではクライミングほど難しくもなく、かつ安全で適当にスリルの味わえるvia ferrataはポヒュラーです。

中国も急峻で有名な華山の一部のコースでvia ferrataが楽しめます。

そのSCORPIOですがPETZLのサイトを見てみると。


えっ!

なんと!

リコールされているじゃありませんか!!!

どうやら製造上の欠陥があるようで何気なくPETZLサイトを見て良かったです。

いくら帰任祝いのプレゼントでもこれは使えません。もっとも山で使うチャンスはなさそうなので工場の天井の修理とか高所の仕事で使えそうかなって思ってたんですが。

上海の販売していたお店に連絡するとリコールのことは知らなかった(ほんとかよお)って言ってます。

まあ中国のことだから知ってて売る可能性も無きにしも非ずですが、PETZLのサイトにもヨーロッパ諸国だけは連絡先メールが記載されていますが、アジア諸国用の連絡メールはないし、やっぱりほんとうに知らなかったんでしょうねえ。

お店の人は回収して良品に交換も良し、他の商品に変更も良しと言ってくれたので、帰国前にはなにか違う商品にでも変えてもらうことにしました。

交換する商品は何か決めていませんが山で大事に使わせてもらいます。

ほんとうにありがとうね。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天平山、木瀆 | トップ | 百百ヶ峰から明けましておめ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

登山」カテゴリの最新記事