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奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

早朝の散歩 花と猫と虫

2023-06-20 20:25:52 | 奈良散策
奈良散策 第838弾


6月18日早朝の散歩のときに撮った写真です。







用水路でオオカナダモの花が咲いていました。



これはコフキトンボ





この間、インゲンマメと書いた作物は実はサヤインゲンでした。豆ができていました。





コモリグモが子クモを腹の上に載せて歩いていました。この辺にいるコモリグモはキクヅキコモリグモが多いので、それかな。



黒ブチの猫です。



「猫広場」にいた猫です。



これはヤグルマギク



この間見た猫です。白猫というより薄い茶猫みたいですね。





これはオオハンゴンソウの仲間みたいです。「植物検索ハンドブック」によると、よく似たアラゲハンゴンソウとオオハンゴンソウは葉が裂けるかどうかで見分けられるそうです。葉が裂けないとアラゲ、羽状深裂だとオオのようです。これは裂けていないので、アラゲハンゴンソウのようです。



これはムラサキツユクサ



ムラサキゴテン



クチナシ



アガパンサス







畑でガクアジサイがきれいに咲いていました。



これはコフキトンボ





これはアカメガシワの花。



民家の玄関に咲いていました。ウキツリボクです。



最後はガマでした。

「大美和の森」散策 続き

2023-06-19 20:49:11 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第837弾


6月5日、大神神社のささゆり園を見た後、「大美和の森」に行ってみました。その続きです。



この日は一度「山の辺の道」まで行った後、また、「大美和の森」に戻ってきました。これは休憩所かな。





その横で花を咲かせていたのはヤマボウシ



こちらは「ささゆり園」。花はぽつぽつというところ。







ササユリは何度でも撮りたくなってしまいますね。



これはハラビロトンボ



それから、コモチマンネングサ





ここから久延彦神社に行きました。ここからの展望は素晴らしいのですが、ふと、下を見ると、竹が奇妙な格好をしていました。先端を切るとこんな格好になるのでしょうか。





これはたぶん、イヌビワ





久延彦神社から下に降りる途中で見たシダです。撮った時はイヌシダかなと思ったのですが、どうも違います。でも、コバノイシカグマ科みたいな感じです。ということで、オウレンシダではないかと思っています。





これはナンテンかな。



ニホントカゲ





若宮社の前から二の鳥居に向かって歩いていたら、こんな猫がいました。こういう黒っぽい猫にはピントが全くあいません。それにしても、すごい猫ですね。





これはクワだと思います。





最後は先日も見た猫でした。

「大美和の森」の散策

2023-06-18 21:14:23 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第836弾


6月5日に大神(おおみわ)神社のささゆり園に行ったのですが、そのついでに大美和の森に行ってみました。ここにもササユリが咲いているというので・・・。大美和の森は久延彦神社に行く途中で山を下りると着きます。ここで、ついでに植物や昆虫の撮影をしました。



初めはクサイチゴ



次はムラサキカタバミ



蛾が止まっていました。裏向きなのですが、模様を手掛かりに名前を調べてみると、ミミモンエダシャクかもしれません。(追記2023/06/19:ささきさんから、「黄色の蛾はキマダラオオナミシャクですね。ミミモンエダシャクはずっと小型です。」というコメントをいただきました。表と裏はだいたい同じ模様だろうと思って探していたので、キマダラオオナミシャクだとは思いませんでした。ネットを見ると、まさにこれですね。どうもありがとうございました



そして、大美和の森に着きました。斜面が一面ササユリの栽培地にあてられているようです。でも、花の咲いている株は少なかったです。







花が咲いていたササユリです。



これはニシキウツギ。(追記2023/06/19:ニシキウツギとハコネウツギは似ています。「植物検索ハンドブック」によると、ニシキウツギの花筒は次第に太くなるの対し、ハコネウツギは花筒は上部で急に太くなるということで、花の形を横から見るとわかるようです。写真を調べてみると、花の基部が角張っていたので、これはたぶん、ハコネウツギだと思われます





大美和の森を通り越すと、山の辺の道に行き当りました。そこで、ちょっとだけ山の辺の道に入ってみました。入ったところに「狭井川」と書かれた杭が立っていて、その前に小さな川が流れていました。先日来、率川(いさがわ)神社について調べていたのですが、「狭井(さい)川」という名前がよく出てきました。というのは、率川神社の祭神である媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)は神武天皇の后になったのですが、五十鈴媛(「古事記」では伊須気余理比売)が住んでいたのが、この狭井川のほとりだったのです。「古事記」には、狭井川のほとりには山百合(ササユリ)がいっぱい咲いていて、「さい」というのは山百合のことだと書かれていました。狭井川とはいったいどんなところだろうと思っていたのですが、思いもかけず見ることができ感激しました。それにしても小さな川でした。





これは下流側を写したものです。



これはウマノアシガタかな。



シオヤトンボ





これは先ほどあったニシキウツギ。(追記2023/06/19:これはハコネウツギ









この大きな木はシュロではないのかな。



コメツキが飛んできて足元に止まりました。名前はわかりません。





狭井川のすぐそばに「月山記念館」がありました。土曜しか開いていないので、入れなかったのですが、日本刀の記念館のようです。



これはスジアカハシリグモ。この後、「大美和の森」に戻ったのですが、「山の辺の道」はなかなか面白そうです。今度、一度、歩いてみようと思っています。

大神神社 ささゆり園続き

2023-06-17 20:49:38 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第837弾


6月5日に大神神社のささゆり園を見に行きました。先日、ささゆり園の写真は出したので、その続きです。



祈祷殿の前のささゆり園を見た後、参集殿の横をくぐって久延彦神社の方に向かいました。この近くにもささゆり園があるというので。



途中にいたウラギンシジミです。





これは摂社の活日神社。祭神は高橋活日命でお酒の杜氏の祖神だそうです。



途中、ギンリョウソウのあったところを見てみました。もう枯れてしまっていました。







これは磐座神社。祭神は少彦名神。大国主と一緒に国造りをした神様です。



これは市杵島姫神社。



この池の傍にもササユリが咲いていました。





池の中を覗くと、コイが一斉に口を開けました。



これは狭井神社。主神は狭井大神で、大神(おおみわ)の荒魂だそうです。



ここから少し戻って久延彦神社に向かいました。途中にあったお茶屋さんでお昼を食べました。



これはテングチョウ



甲羅に三本の隆起があるのでクサガメ



そして、ウラギンシジミ





キノコは苦手なのですが、山渓の「日本のきのこ」を見て、コツブヒメヒガサヒトヨタケではないかと思いました。



そして、ささゆり園が見えてきました。ぼつぼつ咲いている感じです。













折角なので、ササユリの花をいっぱい撮りました。この後、大美和の森に向かったのですが、それは次に回します。

早朝の散歩 ハンゲショウ、アオダイショウなど

2023-06-16 21:13:45 | 奈良散策
奈良散策 第836弾


今朝の早朝散歩のときに撮った写真です。ブログに出すのがだいぶ遅れていたのですが、梅雨で散歩に行けないので、やっと追いつきました。





今頃はやたら小さなクモの巣が目につきます。ナガコガネグモの幼体でしょうね。









いつも散歩しているところの畑に生えていました。ドクダミ科のハンゲショウです。珍しいですね。



ついでに畑に植えてある作物の写真を撮りました。これはナス



この伸びきった作物は何でしょうね。サニーレタスのような感じですが。





これはインゲンマメ



以前、金魚池だったところにコフキトンボがいました。





池はウキクサで覆われています。





これはアメリカノウゼンカズラです。



お地蔵さんにユリの花が供えられていました。





ヤブジラミとオヤブジラミの区別がわからなくなり、「植物検索ハンドブック」を見てみました。ヤブジラミは花序が5-9花、オヤブジラミは2-5花とのことです。この写真では9花ほどあるので、ヤブジラミでしょうね。



ハナアブが止まっていたので、コンデジにクローズアップレンズをつけて撮ったのですが、ピントがいまいちでした。「ハナアブの世界」の「ハナアブ写真集」と比較して、アイノオビヒラタアブかなと思っています。



これはミズアブ





写真を撮っていたら、すぐ近くにウルシ類がありました。ウルシ類にもいろいろあって、区別が難しいです。「植物検索ハンドブック」を見ると、ヤマウルシ、ヤマハゼ、ウルシ、ハゼノキの4種が載っているのですが、茎と葉の毛と小葉の側脈の数で見分けるようです。あまり近づきたくはないしなぁ。写真で側脈を数えてみると、18対ほどありそうです。ヤマハゼか、ハゼノキあたりが残ります。



実がいっぱいなっていたので、撮ったのですが、何でしょうね。



これはナンキンハゼ



それにベニシジミ





用水路の上に張り出した枝に蛇の脱皮殻が載っていると思って撮りました。



でも、よく見ると、生きているようです。



顔を撮ると、どうやらアオダイショウ。間違いなく生きています。





これは先ほども出たコフキトンボ





道端に生えていた大きな雑草です。オオブタクサでしょう。



ナガコガネグモの幼体。





チョウトンボは今年の初見です。

雑談)「大和郡山の植物Ⅰ」という冊子の最終点検をしているのですが、最近買った「新維管束植物分類表」で分類を調べなおしてみました。これはAPG IVに基づくのですが、以前用いていたAPG IIに基づく「植物分類学」と比較すると、シダのイワデンダ科がだいぶ違っていました。また、スイレン、シキミ、センリョウ、ドクダミ、コショウ、ウマノスズクサ、モクレン、クスノキあたりは、単子葉でもなく、双子葉でもない別の群に入っています。少し書き換えないといけないかもしれません。