奈良のむし探検

奈良に引っ越しました。これまでの「廊下のむし探検」に倣って「奈良のむし探検」としましたが、動物・植物なんでも調べます。

平城宮跡歴史公園

2022-11-29 20:58:10 | 神社・寺・古墳など
奈良散策 第643弾


11月15日は平城宮跡歴史公園に行きました。この日の目的は「おぎの美術館」だったのですが、それはすでに出したので、今回は公園についてです。



この日は平城宮跡の南側にできた駐車場に止めたのですが、この写真は二条大路を渡ったところから朱雀門を撮ったものです。とにかく広い、その一言に尽きます。それにしても良い天気です。



望遠で朱雀門を撮ってみました。なかなか立派な門です。



朱雀門の前にはいくつかの建物が建っています。手前にあるのが「天平うまし館」で、中にはレストランがあります。向こう側に見えるのが「天平みつき館」で、土産物売り場です。



建物の南側に遣唐使船が復元されていました。



ちゃんと水が入れてあって、池のようになっています。



「天平うまし館」をちょっと覗いたのですが、さきに「おぎの美術館」に行こうと思って、朱雀門に向かいました。







近づいて見ると、ずいぶん大きな門です。



その扁額です。



朱雀門をくぐって、向こう側を見ると、工事中の建物がありました。これは東楼で、左にある南門に続く部分です。南門の向こう側には大極殿の屋根が少し見えています。





「おぎの美術館」を見た後、再び、朱雀門をくぐって遣唐使船の方に行ってみました。船の下から水蒸気が噴き出していました。



「天平うまし館」の中には遣唐使船の説明が展示されていました。



これは中国から贈呈された「友諠之舟」と鑑真和上像。



遣唐使船のルートが描かれていました。朝鮮半島に沿って現在の山東省に行くのが北ルート、直接揚州に行くのが南ルート。いずれにしても最終的には長安まで行きます。



その時に持って行った献上品は銀や織物、糸など、帰りには綿製品やメノウなど持って帰りました。



遣唐使船を無料で見ることができるというので行ってみました。



乗船するところで撮ったものです。



これは舳先(へさき)側にある錨(いかり)。



そこから艫(とも)側を見たものです。



この竹は「網代帆(あじろほ)」という帆だそうです。竹や蘆(あし)を薄く削って編んだものに竹を縛って継ぎ合わせた帆だそうです。頑丈なのですが、欠点としては重いことと風が抜けることだそうです。



これは舵(かじ)です。



そして、最後は帆柱です。こんな船で大勢の人がよく海を渡ったなという感じでした。船から降りた後、「天平うまし館」で食事をして、今度は「天平いざない館」に行ってみました。それはまたこの次にします。

雑談)最近は暇さえあれば、奈良に来てから見た動植物の写真を載せた冊子を作ったり、大阪でブログに出した動物と植物のリストを作ったりしています。「大和郡山の鳥」は写真の選択が終わり、現在は簡単な説明文を書いています。大阪で見た動物のリストはほぼ出来上がっていたのですが、鳥とクモがまだ終わっていなかったので、今日はそれを完成させました。また、植物のリストについては分類をAPG IVに合わせたリストがほぼできたので、現在は別冊の写真図鑑を作っているところです。


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