奈良散策 第1022弾
12月17日に春日若宮おん祭が開かれました。この日は朝早く家を出て、初宮神社での田楽奉納を見た後、御旅所の準備の様子を見にいきました。このお祭には馬が50頭も参加しているというので、この後、馬の準備の様子を見にいきました。

御旅所を出て飛火野の方に向かう途中で何台もの馬の運搬車(馬運車というようです)が並んでいて、その前を馬が歩いていました。


よく見ると、林のあちこちに馬がいました。


飛火野に着きました。ここでは乗馬の練習をしているようです。


時代衣装を着て乗っていると勇ましく見えます。


髪をなびかせて飛ぶように乗っている姿は実に優雅です。

こちらでも時代衣装を着て乗っています。


ふと空を見ると、トビが飛んでいました。


そろそろ出発の時刻が近づいてきたのか、御旅所の方角に移動し始めました。この間に我々はお茶屋で昼食を食べました。



もう一度、御旅所を見てみました。鼉太鼓(だだいこ)は本当に立派ですね。

奥の行宮です。ここには昨晩、「遷幸の儀」で若宮が移動してこられているはず。それなのにバタバタと未だに準備をしているのは何となくおかしい。



県庁向かいの登大路園地では関係者いっぱい集まっていました。そろそろお渡り式が始まるみたいです。ここで、出発の準備が整ったことを奉告し、お祓いを受ける「試しの儀」が開かれます。一番から十二番までが「試しの儀」を行い、それぞれ終わった後に出発します。



県庁方向に向かうと、行列に参加する団体がぞくぞく「試しの儀」の行われる登大路園地に集まってきています。これは第十番の野太刀他(のだち ほか)です。


そして、これは第十一番の大和士(やまとざむらい)。
この後、お渡り式が始まるので、交差点を渡って県庁側で見ることにしました。続きは次回に。