横澤彪さん

『オレたちひょうきん族』などで一時代を築いたプロデューサー
横澤彪さんが亡くなられた。
横沢さんは悪性リンパ腫と闘っていた。
入退院を繰り返しながらも病と共存し、充実した日々を送られて
いた。
初め右足の付け根から下がパンパンに腫れて歩くのも辛くなり
病院へ行くと蜂窩織（ほうかしき）炎と診断された。
『抗生物質を投与していけば治る』と言われたがなかなか
治らないので、他の病院でＰＥＴなどの精密検査を受けた。
結果、首、脇の下、脚の付け根と腰の内側の４カ所から
悪性腫瘍が見つかり『悪性リンパ腫』と診断された。
進行の遅いものだったそうだ。
私と同じ濾胞性だろうか・・・。
リツキサンを取り入れての治療が始まった。　
副作用に耐えた。
『脱毛・吐き気・口内炎・指先のしびれ・寝ている時に足が
つったり。
何より苦しいのが便秘、ウサギのフンのようなのがコロコロって
出るだけ』と。
正にその通り！
私と同じ副作用だ。
治療を７クールで症状がおさまり緩解となったものの再発・・・。
今回の横沢さんの死因は肺炎。
数日前まで元気だったのだが熱が出て肺炎に。
入院したもののあっという間に・・・。
もしかしたら白血球の低い時期だったのかもしれない。
とても人事ではない。
感染の怖さを知っているのはご本人。
注意は十分にされていたと思う。
この病が原因でなくなる方より肺炎によって亡くなる方の
ほうがはるかに多いそうだ。
熱は大敵。
同じ病の方が亡くなられるのは本当に悲しく切ない。