ブログ de なんで屋 @東京

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斉読は錆び付いた応合力を再生してくれる

2010-05-26 23:24:09 | テレビの共認支配を暴く!
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一体感をもって『斉読(同じ本や文章を多くの人が同時に声を出して読むこと)』するためのポイントは
1.周りの人の声やリズムに合わせる
2.間違えない

の2つだと想います。

この2つを実現するためのコツは、
1’.周りの人の声を聴く
2’.文章をしっかり目で追う

ということです。
(ちなみに、これ以外のことをした瞬間に間違ったりリズムがずれます。)

この両方のコツに共通することは、積極的に周り(人や文章)に合わせる(=応合する)ということです。

これは赤ちゃんや幼少期の応合性(周りの期待を積極的に受け入れ素直に応える)に近いものがあると考えています。

ex1.赤ちゃんは言葉の意味がわからなくても積極的周りの声を聞きいている。
 →それを繰り返した結果言葉が話せるようになる。
ex2.幼少期では、童話等の読み聞かせを積極的に聞き入っている。
 →「桃太郎」などの童話を大人になっても覚えているのはこのためだと考えられる。


大人になると自分の興味関心が推奨され、周りを積極的に受け入れることをしなくなりますが、これは自分発の思考を正当化することであり応合力を衰退させます。

応合力の衰退は現代の学力低下問題や関係能力の低下につながっているといっても過言ではありません。

『斉読』を『繰り返しやる』ことで幼少期にもっていた応合力を再生することができるのだと想います。

応合力の低下に思い当たる節がある方は、仲間を募って繰り返し斉読することをオススメします

(masamune)

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちひろ)
2010-05-27 12:28:44
積極的に周りに合わせるって楽しそうだなと思いました☆

学校でやった合唱も、国語の時間の音読も、体育祭の応援も、みんなで声を合わせたりするって凄く楽しかったです♪

そういうのって自然と周りに応合することだったんですね(^-^)☆

繰り返し読んでみます♪♪
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Unknown (黒糖☆)
2010-06-01 19:30:53
みんなで一緒にあわせるって、本当にきもちいいですよね♪
自分もみんなに合わせる。みんなも自分の中に入ってくる。
わたしもみんなとやっています
まだ、はじまったばかりなので、効果のほどは自身からはわかりませんが、続けてみます
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Unknown (イちご)
2010-06-01 19:34:30
赤ちゃんが言葉を覚え、使えるようになるその過程を思い返すと、確かにその意味を考えたりする前に、周りの言葉を聴き、真似することから始まりますね~

周りを感じるより先に余計なことを考えてしまうことがよくありますが、この応合力を再生していくことが、いろんな能力へつながっていきそうですね
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Unknown ()
2010-06-01 19:41:27
声を合わせるって楽しいことなんだんだなぁ、と改めて感じました
それに、頭に残りやすい!!

そういえば、学校の授業の本読み・合唱って楽しかったし、社会人になった今でも、学校の校歌って覚えています

音読・斉読って子供の頃っていうイメージがありましたが、年齢に関係なく有効なんですね
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Unknown (あおい)
2010-06-01 19:41:58
>積極的に周り(人や文章)に合わせる(=応合する)ということ

これがかなりポイントですよね
私も、何人かで斉読することをやっていますが、周りの声に耳を傾けていると、まるで自分の口からみんなの声が出ている感じになります。

とっても心地よいです

現代人のさび付いている共認回路を再生してくれそうな予感がします。
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