ブログ de なんで屋 @東京

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【2007年重大ニュース 政局(2)】参院選自民惨敗→2大政党?

2007-12-26 23:40:41 | テレビの共認支配を暴く!
「政治と金の問題」と「社会保険庁の年金記録問題」が吹き出し、自民党へのマスコミの逆風が吹き荒れる中で行われた参院選。
結果は、自民党は惨敗。民主党が一気に議席を伸ばしました。衆議院では自民+公明党、参議院では民主党と、日本も2大政党に近づいたか?に見えます。

しかし、この流れの裏にはカラクリが・・・・

●アメリカの2大政党とその裏の力

2大政党と聞くと思い出すのが、アメリカですね。
ブッシュ・共和党と民主党。前回のアメリカ中間選挙では、民主党が議席を伸ばし、上院では共和党、下院では民主党という体制になりました。

実は、この2大政党制とは、国産金融資本家達に取っては、非常に都合がいい。
2大政党制になれば、力をもつ2つの政党が競い合い、よりよい民主的な政治を行ってくれるという表面的なイメージを作ることが出来ます。

確かにまともな政党同士が競い合うなら、その可能性もあるでしょう。しかし、その裏で自分達の息がかかった政治家を、政党に送り込み、マスコミを使いながら、自分達の都合のいいように政治を操作する勢力がいるとしたらどうでしょう?彼らの自己中な方針をもとに日本は振り回されます。その自己中連中が「国際金融資本家」です。

実際に、アメリカの共和党と民主党の裏で動いているのが、D・ロックフェラー(主に共和党)とJ・ロックフェラー+ロスチャイルド(主に民主党)です。

現状この2つの勢力の力関係を見ると、環境問題→原子力推進へ動いているJ+ロス系が優位に立っています。これが、今回の参院選にも多いに影響を与えました。

●参院選自民惨敗と、その原因
この国際資本家勢力が、マスコミを使い、日本の食い物にしている。今回の参院選挙と2大政党制への流れも、この戦略の中にあります。

前回の郵政民営化選挙では、両者はグルになって日本国民が汗水垂らして貯めたお金を自分達の自由に出来る金にしました。この選挙でも、アメリカ→官邸→マスコミの陰謀に、日本人はまんまとはめられました。
今では、郵便局に行けばD系の日興コーディアルとJ+ロス系のゴールドマン・サックスの金融商品パンフレットが競い合っており、さらに多方面で日本人の金を狙っています。


では、今回の参議院選で優位だったJ+ロス系の戦略は、

日本のことを考えている国益派や、言うことを聞かない政治家をピックアップ
            ↓
マスコミを使い「政治と金」問題等で叩き、彼らを弱体化させる。
特に今回は、農村共同体に基盤をもつ農政族がターゲットに。
また、J+ロス系と対立するD系に繋がりのある、防衛族を叩き続ける。
(自民保守系を不利にし、結果、小沢・民主党を優位に持っていく。)
            ↓
J系のお気に入りの小沢さんの民主を強くし、2大政党体制へ近づける
            ↓
農村共同体等地方から集票組織を減らし、マスコミ支配選挙を確立する。

彼らに取って2大政党とは、表面上は民主的で振る舞えるので、実に都合が良いわけです。そして、その時の状況に応じてマスコミを使い有利な政党へ乗り換えることも出来ます。

彼らが、次のターゲットとしてくるのが、日本人の年金でしょう。このシリーズ政局(1)の農協の金もこの流れで奪われるかもしれません。年金については政局(3)で詳しく調べていきましょう。

●では、どうする?
国際金融資本家達は、来年も、日本の金を狙ってきます。ドル暴落と共にこの動きは加速すると思われます。すでにD系の動きと思われる大連立騒動もありました。
D系は、参院選での敗北を何とか大連立で復活させようとしたのでしょう。

来年も彼らは共に、マスコミに圧力を掛けて、自分達の都合のいいように世論を操作し悪事を企んでくるでしょう。これに対して、福田さん・小沢さんが、どう動くのか?は注視が必要です。

しかし、今年のマスコミを見ていて、私が自覚したことは、
・マスコミが騒いでいる時は裏に何かあると思え。
・くだらない報道が続く時は、裏の何かを隠すカモフラージュだ。
・そして、事実を掴むには、マスコミの情報では不可能。と言う3点です。
みなさんは、どうでした?


そこで、私達・普通の人にとって重要になってくるのが、

マスコミ支配からの脱却です。

そして、今必要なのが、みんなで情報を集め、事実かどうか検証し、構造化していく過程です。その場をネット上に構築し集約する場です。

来年も、「このブログ」や「るいネット」へ、情報を集め多くの人と分析し方針を出していきましょう。ここで、今後の動きをチェックし、どうしたらいいかを考えていくことが、だまされないことへ繋がります。

マスコミ支配から脱却するぞー!という気持ちを込めて、最後にランキング応援もよろしくお願いします。

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自民惨敗・2大政党について、もっと詳しく知りたい方は、以下がお勧めです。

自民大敗の背後にあるもの①~アメリカ闇の勢力の路線対立

自民大敗の背後にあるもの②~両天秤にかけられた自民と民主=二大政党制の罠

自民大敗の背後にあるもの③~アメリカ→マスコミ支配に抗する草の根の組織づくりが急務

民主大勝利で二大政党制に近づいた?

金貸しが仕組む二大政党制 ⇒この圧力にどう抗するか!


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4 コメント

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大連立は? (andy)
2007-12-28 03:56:49
2大政党制もそうですが、ナベツネと中曽根が押し進める大連立はもっと露骨な「アメリカーマスコミの政治支配」ですよね。

ナベツネがテレビで、「今度の衆院選以降、大連立または中連立の流れは止まらないだろう」と言っていました。


大連立を押し進めるマスコミって何者?
それを承諾する自民・民主の存在意義って何?
ということを考えさせられる事件ですね。
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Unknown (わたか)
2007-12-28 09:32:49
 政局に対して国際金融資本がどう目論んできたのか、よ~くわかりました

「自民大敗の背後にあるもの③~アメリカ→マスコミ支配に抗する草の根の組織づくりが急務」には

>今回選挙で、メディア露出よりも徹底して組織固めに力を入れてきたのは小沢の実践的な脱アメリカ戦略

とありますが 小沢さんが1年かけて地方ドサ廻りをしてきたのは、自民農政族が叩かれるという後ろ盾があってのことなのかな・・・・




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Unknown (一文字)
2007-12-28 10:16:10
二大政党制を超えて、大連立となると、これはもう「大政翼賛会」というしかない。
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Unknown (やまこう)
2007-12-28 10:50:05
夏の参院選に顕著だったのですが、マスコミの世論操作を強烈に感じた一年でした。
視聴率目当てで煽っているだけだと思っていましたが、確かに裏にはもっと大きな構造が潜んでいる気がします。
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