ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

まずは自分から心を開くこと...そこから始めよう。

2006-06-15 01:31:25 | 露店紹介
明日から本格的に長雨の様相・・・
路上人としては厳しい季節になってきました。

今日は「なんで屋カード」の紹介。

先週の五反田露店でお手伝いのサキちゃんと宮谷さんがデモを共同開発してくれました。
るいネット」に投稿すると、見事、佳作!!
携帯ユーザーの「なんで屋」ファンも見られるようにブログにアップしておきますね。

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「心を開くには?」

『まずは自分から心を開くこと そこから始めよう』

『心を開く』って何でしょう?

よくみんなが言うのは
『相手が開いてくれたら自分も開けるのに』って相手のアクションを待っていたり
『自分一人でさらけて恥をかきたくない』って、『心を開く』=『裏の自分をさらけ出すこと』だと認識していたり。

どちらにしても、もどかしくて前に進み難い状態だと思います。
特に前者は皆思っていることで、誰かが開かなきゃいつまでもお見合い状態。。。

そもそも『心を開く』というのが、なんとも抽象的なのだと思います。
『これです!』って形として表すことができない物だし、とても不確かなモノだと思う。

そこで具体的に『心を開く』とは?というと、私は『挨拶』だと思います。


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余談かもしれませんが、これは私の体験談です。
この春から社会人となり初めて『上司』といのができたのですが・・・最初、この上司に嫌われているのかと思っていたんです。
普段は普通に笑ったりしているのに、私が話しかけた途端に無表情になったりしていたので「もしや嫌われている?」と不安になっていました。
(今思えば20も年の離れた女の部下の扱いに困ってたんでしょうが・・・(-_-;))
そんな不安を抱えたままでは仕事中もモヤモヤするし、聞かなきゃいけないことがあっても、声がかけ辛い。。。。
一時は「嫌いな人間から声かけられたりしたら嫌かな?かけない方がいいのかな?」とも考えたのですが、
ふと『まずは自分から・・・』のカードを思い出し「いや、ここは私が行くトコロだ!」と意を決して、毎朝自分から元気に『おはようございます!』と挨拶することにしていました。
その上司も、最初は驚いたような顔をしていましたが、必ず挨拶を返してくれていました。そしたら数日経ったある日、私の話にその上司が大笑いしてくれたんです。ホントに嬉しくて、机の下で小さくガッツポーズしてみたり。Σo(≧ω≦o)

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挨拶だって相手がしてくれれば返しやすいし、
滅多に話さない人でも朝「おはよう」と言うだけで印象が全然違う☆

宮谷さんの過去投稿『チョコより嬉しいひと言』でも男女共々挨拶は上位に。
自分が挨拶されたら嬉しいように、みんな嬉しいんです。

そもそも『挨拶』の『挨』とはまっさらな気持ちでぐぐっと相手に向かうこと。
『拶』とは引き出すこと。相手の人間性を引き出す、という意味。

みんな『声をかけてもいいのかな?』という不安は持っているし、
同時に『心を開いて欲しい』という期待も持っている。
つまり、挨拶することで同一視の状態も実現できてしまうんですね。

意地や疑念といった余計な考えは捨てて、まっさらな気持ちで近付いてみれば、
相手も人間性をポロッと出して、心を開き合えるのでは?と思います。

【以上、引用終わり】

このカード、シミズも「なんで屋名刺」の絵柄にするくらいにお気に入りなのです。

露店で話していると、イジメ経験のある若者(直接されてなくても輪番イジメでいつもビクビクしていた人も含めて)は結構「言わなきゃ傷つけないし、傷つけられもしない。」という意識が根強いと感じています。
(シミズにも例外なくあったりします。)

でも、心を開く=期待することをしないと、
その先にある充足はいつまでたっても味わうことはできないんですよね。

店主としても一番に心がけていたいことです。

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