ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

実現論暗誦会~「相手を肯定、充足と安心で包み込むような眼差し」

2010-07-29 01:09:31 | ネットサロン
こんにちは

久々にこのブログに記事を書くことになり、何書こうかなぁ?と思案していたのですが、ここはやはり、日々参加者を増やし、同時に充足の輪を拡げている「実現論暗誦会」についてです。

※画像は江戸時代に寺子屋で斉読反復に使われた「庭訓往来」です。


「実現論暗誦会」とは何かと言えば?

「実現論前史イの音読にみんなで挑戦しました★」にあるように、現代のグランドセオリーである 「実現論」 の第一部「前史」の「イ 可能性への収束=統合」を皆で輪を作って毎日少しずつ声を合わせて読み、反復を重ねることで、明治以降衰退しつつある言語能力=観念能力を再生しようとする試みです。
どんな感じでやるかと言えば・・・


>円陣を組んで座って,互いの意識・声を注視する為に以下の①と②を今迄は気をつけていました。(③は,本日発見。)

①『周りの人の声を聞く。』
②『みんなと声を合わせる。』
③『なれてきたら,廻りの口元をみる。』
 →実現論が書かれた冊子を見る回数を少なくし廻りの口元を見る。

②番目は、廻りの音階やリズムなど
 同調させるのに適した声量で発信する。
これによって、廻りの声を聞く事を先鋭化させる事が出来ます。
上手く同調できると、皆と一体になると皆が発信しているのか、自分が発信しているのかどうかも分からないぐらいに溶け込んでいきます。

「現時点の実現論暗誦会の方法」 )

と、文章を記憶しようとするのではなく、とにかく周りと声を合わせて同化することにポイントがあります。
上記報告は、まだ始めたばかりの6月初め頃のものですが、現在は更に進化し、できるだけ顔を上げて皆の顔を見、見つめ合うことで、更に高い共認充足が手軽に得られる場として定着しつつあります。

そして、毎日コツコツ続けてきて分かってきたことは・・・

観念回路再生の効果もありますが、それよりも、共認回路再生の圧倒的な効果がある!! 

・・・ということです


以下がその効用です。

●暗誦会は、100%の共認充足=充足感、安心感、肯定視を体感できる場
・平均して150回くらいやれば、活字を見なくとも皆の声や表情を頼りに暗誦できるようになる。
・「まわりと目を合わせる」=目と目で交信する(これは「共認の原点」)ことがポイントで、相手を肯定、充足と安心で包み込むような眼差しが相互に交わされ、純粋かつ最高の共認充足空間が形成されている。
・100%共認回路が開かれた状態。観念機能を使わないことがもう一つのポイント。
・感覚としては「大家族」の印象。

●充足感、安心感、肯定視を体得できれば、成果を上げる最強の武器になる
・「ポイントは相手を安心感・充足感で包み込む眼差し」
・「仕事とはそのほとんどが人間関係である。とりわけ組織課題は人間関係そのものである。人間関係をどうするか、その能力が仕事能力の大半を規定している。充足源(活力源)である人間関係を捨象しているようでは話にならない。能力形成の宝庫が人間関係なのである」
・様々な精神欠陥(無表情、期待封鎖、修行回路etc)や逃避体質を突破できる力が暗誦会にはある。
・副次的には、毎日定時に参加することで、規則正しい生活の構築、心身ともに健康になる効果も。

●そのためには、場への「継続参加」がポイント
・「充足」を蓄積、定着させていくためにも、できるだけ毎日(ちょっとの時間でも)、継続していくことが、体得への近道。


ただ皆で声を合わせて読む・・・という誰でもできる単純な行為を繰り返すだけで、根深く形成された精神欠陥を突破し、充足感、安心感、肯定視の体得によって仕事の成果を上げることもできる

私自身もほぼ毎日昼の時間を利用して参加しているのですが、どうしとも皆と合わせられなかった人が今や皆を導くリーダーとなり、目が合うと動揺して落ち着きがなくなった人も、進んで目を合わせられるようになり、皆の表情が日に日に柔らかく、優しくなっていく様を日々実感し、その奥深さや可能性を強く感じています

Gen




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