ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

【なんで屋ウィークリー紹介】~頭を使う=考えるとは観念化し、発信すること~

2009-10-08 11:00:00 | なんで屋ウィークリー
以下、発信する人ほど成長しているという事例です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
○ネットサロン参加者の質の向上
上半期総括でも挙がっていたが、外部参加者の質が明らかに向上している。議事録や感想投稿を読んで、改めて実感した。すっかり運営者側(供給者)として活躍している人材も複数いて、非常に頼もしい。

○頭を使う=考えるとは観念化し、発信すること
この間、著しく成長していたり、評価をされている人に共通するのが、常に発信しているということ。わからないことであれ、気付いた内容であれ、何でも発信している様子が感想投稿等から窺える。
このことが意味するのは、自分の頭の中で考えているだけでは不十分で、言葉として発信してはじめて考えたことになるということ。

また、成長が著しい人がいるグループでは、社員→外部参加者というような図式ではなく、社員・外部参加者関係なく期待を掛け合って一緒に追求を楽しんでいる雰囲気がある。議長も含め、参加者全員がその場で頭を使って考え、発信⇒充足している。

やや脱線するが、考えてみると、これは露店のお題展開と同様ではないか。露店でお題を聞かれたとき、敢えてできるだけお客さんと一緒にゼロから考えているようにしているが、絶対その方が楽しい。知っているパターンに落とし込んで説明した方が「楽」なのだが、相手に同化して、相手と一緒に気付きを得て充足できるのがやはり一番おもしろいと思う。それと同じことなんじゃないかと感じた。

最後に、今回の内容と関連していると思われるので、岩井さんが以前るいネットに投稿してくれている「勉強会の参加心得」(http://www.rui.jp/ruinet.html?
i=200&c=600&t=6&k=0&m=172662)を紹介します。
過去何度かサロンの最初に扱いましたが、これを扱うと発信も増え、活性化するので、オススメです☆
*********************************
①わかった「つもり」はダメ:文章へ同化する、論理をおさえる、「なんで思考」を体得する

②発信はなんであれ◎:自ら質問する、確認する、他のひとの疑問に積極的に答える

③勉強会運営の当事者意識を持つ
:みんなで場をつくっていく、自ら提案する

④予習と復習
:しっかり吸収、定着、自ら語れるように

⑤投稿は端的に
:みんな(読み手)を意識して、一投稿一論点

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
自分では理解したつもりになってても、いざ発信してみようとすると、なかなかうまくしゃべれないことは多いと思います。
発信する為には、頭の中に入った様々な事実、認識を構造化して、初めて相手に伝わるように発信できます。
構造化してないまま発信すると、何を言いたいのかわからず支離滅裂になる。
だから発信しようとすれば、認識を構造化=頭を使う→成長する
となるわけですね。~サハル

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サハル)
2009-10-09 10:42:11
そうですね。
いいたいことを伝えるのにたくさんの言葉でしゃべる方が相手には伝わりにくいし、できるだけ短く言おうとするとなかなか難しいですよね。
だから、”アタマを使っていない人の会話は長い!”ということですね。
返信する
外国で (オオモリ。)
2009-10-08 22:46:39
仕事をする機会があり、通訳を介して意思疎通をするのですが、普通にしゃべっていてはうまく伝わりません。

そのような場合、できるだけシンプルに構造化=幹を明確にすると正確に伝わります。

発信するために頭を使う、という行為がいかに重要か!ということですね。
返信する