葉っぱのミカタ4

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観葉植物は育ちます♪

植物の水やり(日課編)

2007-02-21 22:45:11 | 業務日誌

水やりの基本。土の状態を見るべし。

乾いていたら、水をあげる。
湿っていたら、水をあげない。

あげる時は、鉢底から流れ出すくらい、たっぷりとあげる。

まずは、この基本をマスターしましょう。


  □


これが基本です。簡単でしょ?

と言われても、これが出来ないから枯れるのですよねえ。
よく分かります。うむ。

では、要所を元「草木枯らし」から、提言しましょう。

 

まず
水やりを日課にしてしまう「草木枯らし」さんは、改めましょう。

日課にするべき事は

水やりではなく、観察です。

毎日、「ぼ~」っと歯磨きをしている数分間でいい。
植物の状態を観てあげましょう。
何をどう見ればいいか分からない人でも、毎日毎日観ているうちに
変化がわかってきますからご心配なく。
(観る基本は、また後ほど語るとして)

まず土が乾いているかどうかを観る。

これが最重要課題です。

実は、水やりを日課にしていると、
乾いているのに、「朝あげたから良いわ~」とか
湿っているのに、「今日はあげてないからあげなくちゃ~」とか
植物が水を欲している、欲していないに関わらず
定期的に補給するだけの、作業義務になってしまいますよね。

乾きすぎると、土が硬くなり、根が傷みます。枯れますし。
湿り続けると、湿っぽさに浸された根が腐ってきます。

植物も生き物なので、環境や気温、季節や成長具合によって
食べ盛りだったり、休憩中だったりするんです。

それが、分かるようになってくると、楽しくてたまりません。
愛情が生まれると、毎日のお世話も苦になりませんから
もう大丈夫。
購入時の、手間がかからない時期に愛を育みましょう!

 

そして
お水をあげる時は、鉢底から流れ出すくらいたっぷりと。

こうする事で、鉢の中の古い空気を押し出し、新鮮な空気を
水と一緒に送り込むことができます。

一気に鉢の全体を湿潤にしてしまうのです。
そして、あとはじっくり乾燥。
しっかり土を乾かしてから、また一気に湿潤。

こうやって、程よく、乾燥と湿潤のメリハリをつけてあげる事で
次第に強い子に育ちます。

 

お水のやり方一つで
しゃきっとしたり、しんなりしたり、からからになったり、
毎日見ていると、いつしか分かってくるから不思議です。

あせらずに、まずはお水をあげるという単純な行為で
植物と交流をしてみてください ネ。