おきキヨと愉快な仲間たちの超私的日記(´・ω・`)

趣味のテューバと魚釣りの日記です(´・ω・`)

快腸の巻

2006年04月13日 13時33分38秒 | ガテン
皆様。お疲れ様です。

お蔭様で体もすっかり快調となりました。

快調っつーか常に快腸な沖原です。

便秘などというものに悩む世の女性の気持ちが全く分かりません。

沖原バイパスは常に渋滞も無く、快速にウンコ達が旅立っていきます。

ただ、快腸すぎるのも良いのですが時と場所を選びません。

朝の渋滞なんて正に生き地獄のような苦しみです。

そのせいか、広島市内の裏道などはタクシーの運転手以上に詳しい自信があります。

広島トイレマップなどというものを作らせたら間違いなく役員待遇でしょう。

沖原家のトイレットペーパーの使用量は平和台団地No1だと思います。

よく世の女性たちは

「わたしは外見より内面重視~だし~」

とかほざいていますが

メッチャ腸内キレイっすよ。

と言いたい。

3日分のウンコの詰まったイケメンより

常にキレイな大腸の沖原を見て欲しい・・

まぁ、あれだ。

いくら内面重視といえども腸内までは関係ない訳で

あくまで性格ということなのだろう。





あまりに汚い会話で引っ張りすぎたので、そろそろ現場日誌に戻りたいと思います。


まず本日の現場です。



非常に豪華でバブリーなお宅です。

ここの施主様はアウトロ~とは切っても切れない関係の御職業の広島○○○協会の会長さんなので、いつもより丁寧な仕事をしないといけません。

正に「持ちつ持たれる」っつーやつ?

昔から本宅や別荘などの工事をさせてもらっています。

家も無駄にデカイ!

普通の2軒分くらいあります。



本日、午前中はこの現場を高圧洗浄して、昼からは別の現場の足場を組みにいきます。

明日からは福山の大家さんの本宅の塗替え工事も始まりますし、流川のビルの外装工事も始まります。

忘れてました。

大手町のマンションの塗替工事の足場もそろそろ鳶職さんが組み終わるといってました。

いったい、どうする気なんでしょう?

たった3,4人の弱小塗装会社でどうやって、これだけの現場を進めるのでしょうか?


いくら考えてみても解決しないので、気にしない事にします。



そういえば、よくこのブログで建設会社の悪口(事実)を書いてますが
そんな会社ばかりではありませんよ。(遅い?)

きちんと真っ当に仕事をされている業者さんもちゃんといます。

ただですね。私が言いたいのは、あまりにカワイソウなお客様が多いのが現状。
っつーこと。

例えばですね、去年の暮に施工した新築の物件での実話。

暮れの忙しい時期だったので、やりたく無かったのですが、色々なしがらみがあり断れなく引き受けてしまいました。

ただの住宅かと思いきや、3世帯住宅?って聞きたくなるくらいの、もはや住宅と呼ぶにはおこがましい、もはやビルと呼んでもおかしくない立派な住宅でした。


まず、監督様の登場です。

「あそこは丁寧に仕上てねー」
「軒はこんな風に仕上てよ。ちゃんと。」

すげー。職人に仕事のやり方を威張って説明してるよー。

正にお笑い好きな一般人がさんまや伸介にお笑いの講釈たれてんのと変わんないのに、フツーに威張っちゃってる(笑)


基本的に威張ってる人は自信の無い人が多い。

だって自信のある人は威張る必要もないしカッコつける必要も無い。

だって、それだけ出来るから。

ヤンキー風な人にしても、すげー髪型にすげーファッションで、すげーガニ股で歩いているけど、実際死にそーな目に合ったり、ヤヴァイ・・と思ったら、みんな子猫のよーな目で見つめるの。

そんな人たち何百人って見てきました。

あ、なかには本当に心も体も強く、威張っている人っつーのは実在するので
そこらへんの判断はご注意下さい。

あと、ヤ○ザな方達は威張ってもいーんです。
彼らは生き様ですから。
ある意味、別格です。

それを変なヤンキーちゃん達は真似すんだよねー。


話が全然違う方向にいっちゃいました。

まずその住宅の外壁は軒以外は全てサイディングっつーボードで出来ています。

それを沖原が塗装するのですが、まずサイディングに打ってある釘のアトがあまりにヒドイので、パテを打たないと目立つよ。と優しく監督様に教えてあげました。

大きな建物なので釘は何万本って打ってあります。

それだけの量をパテしようと思ったら、別に予算がかかります。

したら監督様は威張って聞き返してきました。


「いつもの塗装業者は、そのまま吹いてるけど大丈夫だから。」

だ~か~ら~・・・

「サイディングの模様と仕上る色と材料の関係で絶対悲惨な仕上がりになるよ」

と丁寧に優しく親切に教えてあげました。


「じゃ、パテしたら追加で幾らいるの?」


ちょっと怒ってるみたいです。


「ん~・・3万円いるね。」

↑これは原価であって、パテ打って3万もらったからといって
全く利益にならないので、あくまで優しさ第一の値段のつもりでした。

が、


「はぁ~?そんならパテしなくてもいーからチャッチャと吹いて仕上てよ。
お客さんも新年はここで迎えたいらしいから」


ほー。そーきた。それならいーんだけどね。
あくまで優しさで聞いてあげたダケだから。


じゃ、チャッチャと吹くか。

っつーことで吹きだしたら、やっぱ異常に目立つ・・・

絶対お客さん怒るし・・・


最終通告で現場にいない監督様に電話してあげました。(優しーねー)


「シツコイなーっ。いいからって言ってんでしょ。そんな予算ないのっ」

完全に怒ってます。

まぁ、それもしょうがない。基本的に監督や担当者は良い家を建てたからって
会社では誰も褒めてくれない。
業者の予算を削れるダケ削り、利益を1円でも多く上げた人だけが評価される
仕組みなので。

もちろん広島では超有名なゼネコンさんよー(笑)

財閥関連の企業の子会社で、多分メッチャ仕事してます。広島では・・・

まー、もう沖原も知ったこっちゃないので、スピーディーに指示通り吹き付けを完了させました。

吹いた後に

「やっぱりパテして。といわれても、もう絶対にパテの跡が出るから、
絶対に無理よ」

と何度も吹く前にも説明してあげました。


3日後、威張ってた監督様から優しい声で電話がありました。


「あの~、実はお客様からクレームがきて、
なんとかパテしてもらえないでしょうか~」

「忙しいところ、恐縮なのですが~」


まるで別人のようだ。


何故最初から人のいうこと聞かないのだろ?

今まで家を何千何万と塗ってきた職人の言葉を・・


「もちろん追加で予算は幾らでも出しますから~」


もう遅いのは皆様分かりますよね。


何千万円という建築費用の中には、3万円の追加予算は無いそうなのです。

多分この家は何千万より億の方に位が近かったハズです。

あ、もちろんパテをしに行ってあげましたよ。

もちろん最初の3万円じゃなく職人1人を2日いかせて10万円頂戴しました。


ですが最初に何度も説明したように、もう綺麗には直りません。


釘の上にパテして、パテを打った部分に塗料でタッチアップしていきます。

夕方ちょこっと寄ってみたら、悲惨なことになってましたので逃げるように帰りました。


ねー。酷いでしょ。


ここまで読んで沖原が悪いと思いますか?


誰がカワイソウかってお客様です。


でもねー、こんな事は日常茶飯事よ。


悪徳リフォーム業者のニュースを最近よく見かけますが
沖原からしたら、こんなゼネコンもあんまり変わらない気がするんだけど
それでも、ネームバリュー(ブランド)第一の人間達です。

この前も細木○子さんが

「規制緩和で色々な業者が入ってきだしたが大きな建設会社に任せておれば
ヒューZーみたいに会社を潰すなどして簡単に逃げることが出来ない」

などと言っておられましたが、どうなんでしょう?


本日出てきた威張ってた監督様の会社はヒューZーなどより
はるかに大きなゼネコンちゃんよ。


本日も長い無駄話にお付き合い下さり有難うございます。

夜は擬音ウィンドの練習に参加してまいります。

今回擬音ウィンドを初の激写してきたいと思います・・・


非常にルーキーらしくない行為ですが多分ココはばれてないと思うので
問題にはならないでしょう。


それじゃ。

バイナラ~♪


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