只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

無意識、無思考に成るよう常に練習です。

2018-03-06 08:20:03 | 日記
柔道、剣道、武道、茶道、舞踊道、花道、弓道等の
様々な“”があります。

山に例えるならば頂上に登る“道”であるのですね。

ここで“只、やる!”のが、難しくも容易いことでもない
“実践道”です。


このすべての“道”の頂上は“”を極めることです。

勿論、途中途中においてはその“道”の技術を磨くことが
要求されます。

しかし、この途中において「思考自我」が様々に邪魔して、
“無”へ一歩を妨げるのですね。

それは辛いとか、腹減ったとか、面白くないとか、
こんなことして何になるのかとか、言わなくていいのに
頭の中で勝手に喚き散らすのです。

残念ながら、これに引き摺られていくのが人生となって
います。

これを幻想と見極めて、まったく携わらないで頭の中を
捨て去って歩いて行く道が“実践道”です。

“実践道”の還り着くところは“無”の境地です。

そこは無思考で無意識の何も無い世界ですから、言葉で
『例える』しかありませんね。

繰り返し述べている通り、穏やかな安らぎのある
絶対安心”の境地です。

それがどこに在るのではなく、無思考で無意識に
成り切れば常に“今、ここ”に在るのです。