只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

寒いときは寒いです、その他はありません。

2018-01-24 11:01:55 | 日記
ここまで自分を育ててくれたのは
 両手両足のないこの身体なのだ


これは両手両足のない方の、そのままの悟った言葉です。

私(自我)が、長年あえぎ苦しみ抜いた結果です。

これにより「思考自我」から永遠に開放されたのですね。

しかしこの私(思考)は、両手両足のある何不自由のない
有り難さに感謝もしないで、まだ何かが足りないと
何かを求めているのです。(笑)
  
ですからこの私(自我)が、頭の中から消え去るまで
弛まぬ“只なる実践”の持続です。

今の心が出てきたら心眼で只、只見続けるということです。

「そんな事で苦悩が消え去るのか!」と言っている
私(思考)ですが、元々苦悩など無いのですから、そんな
戯言をほざいている私(自我)が消え去れば
“お気楽な人生”になるのです。

すべて、この「思考自我」の創作で“神仏”なる人間を
覆い隠しているのです。

ですから、弛まぬ“只なる実践”の持続で、それを
明かにして穏やかな安らぎのある“絶対安心”の境地を
得てください。