音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

「スウェーデンの伝統音楽のリズム」

2008-01-07 22:33:49 | フリーフォート
frifot東京公演ミート・ザ・バンドの続きです。



ayako:ここで、フリーフォートに寄せられた質問に答えていただきます。
   質問は予め、インターネットのmixiのフリーフォート・コミュニティやブログで募ったものです。

一つ目の質問は「スウェーデンの伝統音楽でよく使われる色々なリズム」についてです。
お願いします。

アレ:では、「ポルスカ」、スウェーデンの代表的なダンス音楽のリズムについてお話します。
ポルスカは3拍子の音楽です。1,2,3 1,2,3… 

(足でステップを踏む)

足のステップは1と3に来ます。
1,2,3 1,2,3… (さらに、足でステップ)
これがメイン・ビート。

昔、スウェーデンでは、ある王様が「村ではドラムを使ってはならない」とドラムを禁じてしまった時代がありました。それで、踊り手のステップがドラムの代わりにを担っていました。

踊り手たちがずっと同じリズムをキープして、その上にミュージシャンがシンコペーションのいっぱい付いたメロディーをのせていきます。

では、ここで一曲、ポルスカを演奏します。
客席のみなさんはリズムのキープをお願いします!

  ★ポルスカを演奏 
   「ユルティゲンス・ポルスカ」(アルバムには未収録)


アレ:ここからはミュージシャンへのおまけの情報です。

ポルスカの3拍子のリズム 1,2,3 1,2,3… の1の上に更に4つとか、3つとかを乗せることもあります。
タタタ、タタタ、タタタ(3連符) とか 、タタタタ、タタタタ、タタタタ(4連符)とか。3つの上に3つが乗ると9
こんな感じです。(演奏)

では、ちょっと複雑なポルスカをやってみます。

  ★ポルスカを演奏
   「イェリスヴィーテン」(2nd 「イェルヴェン」より)


最新の画像もっと見る