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音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

フリーフォート東京公演、会場決定

2007-03-19 17:42:36 | フリーフォート
11月に来日するFRIFOTの東京公演、
毎年、秋に開催されている北区主催の「北とぴあ国際音楽祭」の参加公演に選ばれました!

■北とぴあ国際音楽祭2007 参加公演
 フリーフォート Japan Tour 2007 in Tokyo
 2007/11/11(日)北とぴあ つつじホール(王子下車徒歩2分)
 主催:音楽を聴く仲間の会
 共催:北区文化振興財団・北区

コンサートの前にミート・ザ・バンドを行う予定です。これはライヴ演奏を楽しんでいただきつつ、その中にメンバーの自己紹介、楽器紹介、スウェーデンの伝統音楽のお話などを織り込んでいくプログラムです。できれば質問受けのコーナーも作りたいなと思ってます。

タイムテーブルなどの詳細が決まり次第、お知らせします。
みなさん、11/11の午後、夜はあけておいてくださいね!

フリーフォート日本公演2007

2007-02-18 22:44:51 | フリーフォート


今年で結成20年を迎えるFRIFOT、
11月に来日します。

ツアーの一部の予定が決まりました!


■兵庫公演
 2007/11/10(土) 兵庫県立芸術文化センター
 兵庫県西宮市高松町2-22 TEL:0798-68-0255
 詳細未定

お問い合わせ:ハーモニー・フィールズ

■東京公演
 2007/11/11(日)詳細未定
 主催:音楽を聴く仲間の会

東京ではコンサートの前にミート・ザ・バンドを行いたいと思ってます。
会場や時間などが確定次第お知らせいたします。

写真:YO-RI 神戸ミート・ザ・バンド

スウェーデン・グラミー賞発表!

2007-01-31 22:41:37 | フリーフォート
1/30の夜に2007年のスウェーデン・グラミー賞の発表がありました。

フォーク部門ではフリーフォートのレーナ・ヴィッレマルクが3枚目のソロ「エルヴダーレンズ・エレクトリスカ」でみごと受賞!

グラミーサイト

レーナの故郷のエルヴダーレンの森の中でのクゥーラ(牛を呼ぶ金切り声)の録音は圧巻です。3枚のソロの中で力を抜いた自然体のレーナを感じることのでき、心地よい風を感じるアルバムです。

LENA WILLEMARK
ÄLVDALENS ELEKTRISKA
AMIGO MUSIK


◆レコーディング・メンバー

レーナ・ヴィッレマルク(ヴォーカル・フィドル)
ミカエル・オウガストソン(アコーディオン)
レオ・スヴェンソン(チェロ)
ハシ・アーメド・テクビレク(ターキッシュ・フルート)
ヴェルフ・レーナ・エガルト(フィドル)
ミカエル・マリーン(ヴィオラ) from ヴェーセン


そして、“Älvdalens elektriska”のコンサート・ツアーもいくつか決まっています。

まずは、5月2,3,4,5日
会場はフリーフォートのペール・グッドムンドソンが勤めているレトヴィークのFolkmusikens husです。Folkmusikens husのサイトのイベントにコンサート情報がアップされています。
このころは、ちょうどゴールデン・ウイーク期間ですね、、、

コンサートのメンバーはレコーディングメンバーと若干違うようです。
詳しくはこちらFolkmusikens hus

Frifot 2007来日決定!

2006-12-27 23:43:34 | フリーフォート

来年はスウェーデンのトラッド・バンド、Frifotの結成20周年の年です。
その年に来日することが決定しました!
うれしいとはるかに飛び越して、今からドキドキしています。

「11月のスウェーデン・ツアーは今まで聴いたFrifotのコンサートの中でいちばんよかった。楽しみにしてて。」とマネージャーのエヴァさんからメールをいただきました。

ペールは今年、リクススペルマンのゴールドを受賞(国からもらう名誉称号でゴールドを獲得するのは大変難しく、それを獲ったアーティストは人間国宝)、レーナの3枚目のソロ・アルバムでスウェーデン・アカデミー賞にノミネート、アレはアレ・メッレルバンドのツアーで大忙しとメンバー一人一人が今、とても充実しています。ですから、3度目の来日公演は1度目よりも2度目よりもパワーアップしていることは疑いの余地もありません。

5作目の録音も行われ、来年中にはリリースされる予定だそう。


日本ツアーの予定、兵庫公演の日程が決まっています。

■11月10日(土)
兵庫県立芸術文化センター

 新しいホールでとっても音のよいホールだと聞いていますが、ここの300キャパのホールでコンサートは行われます。

新着情報はこちら:ハーモニー・フィールズ

写真:YO-RI

スカンジナビアの渓谷より

2006-11-20 15:19:17 | フリーフォート

「そもそも、何がきっかけで北欧の音楽を聴き始めたのですか」と訊ねられることが最近よくあります。こんなに夢中になって北欧トラッドのことを語るんだから、さぞ大きな出来事があったのだろうと思われますが、直接のきっかけはこのCDをジャケット買いしてしまったことから始まります。

蒸し暑い時期だったので、涼しいところの音楽でも聴こうかなと思い、ふと目に入ったのが“Suede・Norvege”(スウェーデン・ノルウェー)という背表紙の文字。レーベルはフランスのオコラ。民族音楽のCDは資料的な面白さで作られたものと音楽性も追求しているものに分かれますが、民族音楽の老舗Ocoraから出されているものだったら間違いないだろうと即購入。

現在も日本語版が出ているようです。
『スカンジナビアの渓谷より~北欧トラッドの精華』Ocora The World Music13
C56-0008

自宅に帰ってすぐに音を聴いて、びっくり。アラブやトルコの伝統音楽では頻繁に使われる微分音がたくさん出てくるし、ポスルカの不思議なグルーブ感も気持ちいい。そして、しみじみと味わい深いメロディー。フィドル、マンドーラ、口琴、バグパイプの演奏家としても超一流の人たち。初めて聴いたレーナのクゥーラ(放牧のときに家畜を呼ぶときに使う金切り声)。
あまりにすごいので、他の人にも知ってもらいたいと思い、知り合いのピアニストで作・編曲家でもある方にすぐに紹介し、コンサートなどで演奏してもらいました。アルバムの1曲目「農夫と狐」はチェンバロ・ソロにも収録されています。

このアルバムなFrifot名義で出されたものではなく、frifotのメンバーとノルウェーの2人のアーティストの共演作で1992年にパリで録音されたそうです。frifotのレコーディングは短くても1週間くらいスタジオに入って、ゆったりと録音をするのが常なんだそうですが、パリでの録音は一日もかからなかったようです。

Frifotの初来日のあった2003年の12月にこのCDを持っていってメンバーにサインしてもらいましたが、「こんなに古いアルバム、私たちだって持っていない、今も日本では買えるのか」と訊ねられたので、2回目の来日のときにプレゼント。
廃盤にはなっていないはずなのですがスウェーデンでは売っていないんだそうで...

実は私はこのアルバムを聴いたときにfrifotというグループの存在はまったく知りませんでした。ライナーの一箇所にtrio frifotという記述がありますが、英語だったので読み飛ばしていたようです。

振り返ってみると、大切な出会いというものは、大方、偶然の積み重ねからくるようです。

アレ・メッレルのサイト

2006-11-14 22:05:21 | フリーフォート

スウェーデン@キルナ在住のJさんがアレ・メッレルのサイトを教えてくださいました。

アレのディスコグラフィーやアレ・メッレル・バンドのツアー・スケジュールが見られます。スウェーデン語表記だけですが、写真もきれい。
プロフィールのところの水辺で撮った写真は特にかっこよく撮れています。

アレ・メッレル・バンド、いつか絶対にライヴを追いかけてみたいバンド。
このメンバーの出身地はギリシャ、セネガル、カナダ、メキシコ、時々ゲストでインドやトルキスタン出身のアーティストとまさにワールド・ミュージック・オーケストラ。

アレに「メンバーを世界中から集めるのはたくさんお金がかかって大変でしょう」と訊いたら「メンバーはみな、ストックフォルムに住んでいる」と思いがけない返事が返ってきました。スウェーデンには移民が多いと聞いてはいましたがたくさんのミュージシャンが移り住んでいるようです。

レーナ・ヴィッレマルクの最新作リリース

2006-11-13 12:39:38 | フリーフォート
フリーフォートのレーナ・ヴィッレマルクの3作目のソロ・アルバムが11月20日にNordic Notesから日本でリリースされます。

「エルヴダーレンズ・エレクトリスカ」レーナ・ヴィッレマルク
 BONNIER AMIGO
 Nordic Notes DHN-1085

◆参加メンバー
 ミカエル・オウガストソン(アコーディオン)
 レオ・スヴェンソン(チェロ)
 ハシ・アーメド・テクビレク(ターキッシュ・フルート)
 ヴェルフ・レーナ・エガルト(フィドル)
 ミカエル・マリーン(ヴィオラ)

収録された曲のいくつかはレーナの故郷の村エルヴダーレンで行わました。
kulning(クゥーラ:牛や羊などを呼ぶ金切り声)がいちばんいい状態で録れるようにと森の中での録音も行われたそうです。風のさやさやと流れる音や鳥のさえずりも入っていて、目を閉じて聴くと深い森の気配を感じます。

Frifotのコミュニティ開設

2006-11-11 21:40:07 | フリーフォート

本日、11月11日にFrifot(フリーフォート)のコミュニティをmixiに開設しました。

夜中の0:07にアップし、今までに9人の参加がありました。スウェーデン在住の方の参加も!

Frifotのマネージャーのエヴァさんも協力してくださるそうです。
日本ではなかなか入手できないFrifotの情報を少しずつでも出していければと思っています。

mixiは会員の紹介が入れない仕組みになっていますが、ご興味のある方はご連絡ください。

Aly Bain and Ale Moller

2006-08-23 00:38:49 | フリーフォート
来年でフリーフォートも結成20年。
来日を実現させたいなと思いつつ、ぼんやりと“Millennium Stage"のサイトを開けてみる。

いつものように“Sweden"で検索したら、出てきました!Aly Bain と Ale MollerのDuoのステージが。2002年10月16日の演奏で1時間のステージが丸ごとノーカットで楽しめます。
演奏曲の説明もとっても丁寧。思いがけない発見がうれしくて、一気に見てしまいました。

アレ・メッレル、いつもと同じようにステージのそでからひょこひょこ登場。颯爽と入場すればいいのに、と思う。でも、かわいらしい。

シェットランド諸島、スコットランド、スウェーデンのトラッドをマンドゥーラ、セリフロイト(柳笛)、ハーモニカ、角笛(ヴァルフォーン)と持ち替えて演奏。角笛はトランペットみたいに聴こえる。ハーモニカ・ソロのポルスカもカッコいい。

Alyさんはシェットランド出身。ケルトの伝統音楽界でとっても有名な方なのだそうです。勉強不足で彼のことはあまり知りません。サイトにあったプロフィールをそのままコピーしておきます。

Aly Bain is one of the best-known fiddlers in the Celtic tradition as a founding member of Boys of the Lough. Born in Shetland, he has played and recorded with the Boys for over 30 years.

Ale Möller, from Sweden, is a leader in the Nordic roots revival. Master of many instruments, he is an important element in the music of Frifot and the Nordan Project.

この2人のDuoのアルバムは出ているのかな。