入試に出る!!時事ネタ日記

現役の社会講師が最新の時事問題をコメント付きで紹介します!

日本のお祭り 知って得する豆知識

2006-07-29 07:48:55 | 社会

いよいよ梅雨も明けます。そして本格的な夏の到来です。

夏といえばお祭り!そこで今日は入試にも絡んでくるお祭り特集です。

【東北四大祭り】

①青森=ねぶた祭(8月)

②秋田=竿灯祭(8月)

③山形=花笠祭(8月)

④仙台(宮城)=七夕祭(8月)

【京都三大祭】

①葵祭(5月)

②祇園祭(7月)

③時代祭(10月)

【日本三大祭】

①神田祭(東京5月)←昔は9月だったそうです。

②祇園祭(京都7月)

③天神祭(大阪7月)

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ラッパじゃないマークの正露丸

2006-07-28 09:30:07 | 社会

知らなかったのですが、正露丸にはラッパのマーク以外の正露丸があるらしい。

どうでもいいような話に思えて、実は訴訟沙汰になっていました。

ラッパのマークで正露丸を販売している大幸製薬の主張としては、正露丸という名称は自社製品を差す固有名詞として消費者が認識しているとした上で、

ひょうたんのマークの正露丸

はパッケージも類似しており、違法だというもの。

さて、判決は簡単に言えば

図柄が異なるので間違えないでしょ

というものでした。

大幸製薬は歯がゆいだろうなと思って調べてみたら、ひょうたん以外にも出てくる、出てくる。。。太鼓も、打出の小槌もあれば、錨(いかり)、王冠、果てはクマさんまで居ました。

なぜ??クマなのか??

それは正露丸が、日露戦争の際に兵士が携行したもので、ロシアが白熊をシンボルとしていたからでしょうか。同様に大英帝国はライオンを、フランスは鶏をシンボルとしていましたね。

【受験社会情報】

①日露戦争は1904年勃発

②背景には1902年の日英同盟

③講和条約はポーツマス条約

④賠償金が無かったため日比谷焼き打ち事件

⑤以降韓国に対する支配を強め、1910年に韓国併合

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フラッシュ・メモリー訴訟

2006-07-27 15:10:00 | 経済

企業の研究環境が全てなのか、発明者の才能が全てなのか。

携帯電話やデジカメに使われている「フラッシュメモリー」という記憶装置を発明したのは元東芝社員の舛岡富士雄・東北大教授。社員時代に発明したのだから、それは企業の知的財産なのかというとそうとも言えず、あの青色発光ダイオード訴訟では発明者の利益が保護されて莫大な賠償金が発生しました。今回の請求額は11億円!です。

結局、訴訟は本日、東京地裁で和解が成立しました。和解金は8700万円だそうです。日本的な発想だと、企業のお陰で研究・開発・発明できたのだから、自分の勤めた企業を訴えるなど論外のような気もするのですが、実際、東芝はこの発明に対する特許使用料などで少なくとも200億円は儲けたということですから、発明に対する対価をどう考えるかという話でしょうね。

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小沢一郎の翻意

2006-07-26 15:36:06 | 政治

言葉を濁さないはっきりした物言いで結構好きだったんですが、靖国に関しては一貫しないというか、突然思想信条が変ってしまったのでしょうか。

小泉首相が靖国参拝を「個人の自由」としたことに対して、小沢氏は「不見識だ」と批判しました。以前は国のために殉じた人間を祀るのにA級もB級もないと明快に述べていたのにどうしてしまったのでしょうか。氏は昭和天皇がA級合祀に反対した点に関して、

「ひたすら国民の幸せを考えておられた昭和天皇のことを思い浮かべながら、大御心を感じている」

とコメントしました。こういう大事なことに対する考え方を変える時にはちゃんと説明して欲しいですね。

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時間薬じゃ治らない?福井総裁辞任に67%

2006-07-25 12:34:27 | 経済

毎日新聞のアンケートによれば67%が日銀福井総裁の辞任を求めているということになります。事が発覚してから随分経ちますが、やはり厳しい見方は変っていないのですね。

日銀は金利操作や通貨発行が出来、景気を加速させたり、減速させたり出来るものと考えられているので、村上ファンドで大もうけしたともなれば、立場を悪用したと見られても言い訳できないというのが一応の理屈です。もちろん話を聞く限りではそのようなセコい人では無いようなのですが、いかにも迂闊でしたね。信用が大切な地位ですから、辞任も止むをえないのではないでしょうか。

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『美しい国へ』 安倍晋三

2006-07-24 22:04:46 | 政治

7月20日に文春新書から、出たばかりの一冊です。

本コーナーは読書のコーナーではないので、ためらいもありましたが、やはりこのタイミングで、しかも氏の本格的著書ともなれば、これはニュースだと思います。

印象的な言葉としては、帯にもついていますが、前書きの

「私は政治家を見るとき、こんな見方をしている。それは『闘う政治家』と『闘わない政治家』である。『闘う政治家』とは、ここ一番、国家のため、国民のためとあれば、批判を恐れず行動する政治家のことである。(中略)私は、つねに『闘う政治家』でありたいと願っている。」

という政治信条を述べた部分が先ず想起されます。その背景にはやはり祖父の岸信介の存在があるのだということが、結構細かく書かれています。日米安保の際のやりとりは好々爺に腕白少年といった感じで面白かったです。

全体を通しての印象ですが、氏が総裁選挙を迎えるにあたって国民に向けたメッセージが強く書かれていました。靖国、国旗・国家問題、拉致問題、天皇など、率直に語る姿勢には好感が持てました。もちろん、政治家として支持するかどうかというのは別問題ですが、支持如何に関わらず一読をお薦めします。

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福田康夫 不出馬表明

2006-07-22 09:18:26 | 政治

本人は年齢を不出馬の理由に挙げているわけですが、実際はどうなのでしょうか。

福田氏と言えば、元首相の福田赳夫の息子です。父が首相になったのが71歳ですから、福田氏が70歳で辞退するというのはイマイチ説得力がないです。

安倍氏との同派閥内の争いを避けたとは考えられません。今となっては「森派」の求心力はあまりないような気がします。

私は外交問題が一番大きいのではないかと思っています。

小泉首相とブッシュ大統領の蜜月関係の後、対中関係重視という外交姿勢は難しかったのではないでしょうか。国論も北朝鮮問題に対して、厳しい態度で臨むことに傾いているなかですし。

【受験社会情報】

福田赳夫元首相のポイントです。

①田中角栄の高度成長拡大政策に対し、均衡財政を提唱。

②外交では日中平和友好条約を結ぶなどアジア重視。

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A級戦犯合祀に昭和天皇不快感!報道

2006-07-20 10:20:57 | 政治

ニュースの内容もさることながら、この時期のこのようなスクープが出る事にも驚きを禁じえません。

内容は、1978年に靖国神社に合祀されることになった「A級戦犯」について、昭和天皇が不快感を表し、以降靖国には参拝しなくなったというもの。

情報元は元宮内庁長官富田朝彦氏(故人)のメモで、日経新聞がスクープしました。小泉首相最後の公式参拝前で、「A級戦犯」として服役の過去がある岸元首相の孫、安部官房長官が時期総裁として有力視される中での、このタイミングでのスクープには何か意図的なものを感じざるを得ません。

かつて昭和天皇は戦争責任を一切合切引き受けるという意思表明を行なっていましたので、今回のコメントについてはちょっと違和感を覚えました。昭和天皇自身が闘病生活の中で語ったこととされているため、語られた状況や内容の真偽について冷静に今後の報道を見守ろうと思います。

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パロマよ、これは人災なのでは?

2006-07-19 12:37:03 | 経済

何人も人が死んでいるのに、「認識のなさ」で済まされるのでしょうか。事故の把握時期も食い違っており、隠蔽体質があったのではないかと思われます。

しかも、一酸化炭素中毒と言うのは、専門家の話では、自覚症状がないそうです。恐ろしいですね。企業倫理が人命を左右する典型です。

これは、暖房機から一酸化炭素事故が起こる危険性について何度もCMを流して警鐘を鳴らし続けた松下とは大違いです。

このような対応の違いが企業に対する評価になってくるのではないでしょうか。経営についてとても考えさせられます。

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頭突き事件の真相は? 背後にある他民族社会フランス

2006-07-17 12:09:27 | 社会

ジダンの事件は連日報道されていて世間の関心の高さがうかがえますが、そもそもジダンがルーツを持つアルジェリアとはどのような国なのでしょうか。今回はそのあたりをご紹介したいと思います。

古代アルジェリアは、ヌミディアという国(ローマ帝国からの呼称)が栄え、後にローマ帝国の属州となりました。苛烈なローマによる支配の後は、アラブ人イスラム勢力の支配を受けましたが、イスラム帝国が異民族・異教徒に対して寛容であったため、ある程度の自治を享受しました。

しかし、1830年にフランスがアルジェを侵略、1871年には全アルジェリアを支配下におきました。ここでも苛烈な植民地支配が行なわれ、上記の歴史とあわせて考えると、ヨーロッパの支配の方がはるかに不寛容な支配であったと言えます。

大戦後は独立運動が盛り上がり、壮絶な独立戦争ののち、1962年に独立を達成しました。この時のフランス大統領はあのド=ゴールです。しかし独立後のアルジェリアは政情不安な状態が続き、軍事クーデタや軍部独裁が続きます。これに対して、イスラム原理主義過激派がよるテロを頻発したため、どうにもアルジェリアはテロのイメージを拭い去れないようです。

一方、独立後も移民としてアルジェリア人を多数受け入れてきたフランス国内では、民族主義が台頭、イスラム教徒との間の諍いが深刻化しています。現在のフランスでは、アルジェリア系移民のことを「テロリスト」と呼んだり、アルジェリア移民の女性を「売春婦」と呼ぶことは著しい人権侵害であり、民族差別だと認識されているようです。

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