99年に起こった未成年者(当時18歳)による殺人事件の行方が気になる。
強姦目的で進入し、夫人を殺害した上に陵辱。11ヶ月の幼子は叩きつけて殺害したという。
地裁・高裁の判決はともに無期懲役。
逮捕直後の様子は、
加害少年:被害者はチョーシに乗っている(拘置中に友人に宛てた手紙にて)
つまり微塵も反省なし
被害遺族(夫):死刑でないのなら早く懲役を終わらせて出てきて欲しい。自分の手で復讐する。
極めて自然な心情だと思う。
一二審に不服の検察側(被害者側)は最高裁に上告。昨日、異例の口頭弁論が行われる筈だった。
ところが、準備不足を理由に弁護側(加害者側)は口頭弁論を欠席。延期となった。
ニュースによれば、最高裁で口頭弁論が行われるということは、下級審の判決を修正する可能性を示唆しているということらしい。ところが、今回最高裁で指揮をとっている判事はまもなく定年で退官することになっているため、今回のように口頭弁論が引き伸ばされてしまうと、担当判事が交代して、口頭弁論そのものも行われなくなる可能性がある。意図的な引き伸ばしとは断定できないものの、許せない。
ちなみに欠席した弁護人は、死刑廃止主義者で、あの松本智津夫(麻原彰晃)被告の主任弁護人を務めた人物。
偏見の目で見てはいけないが、昨日のWBC以上に憤りを覚える。