入試に出る!!時事ネタ日記

現役の社会講師が最新の時事問題をコメント付きで紹介します!

株価に影響 ワールドカップ

2006-06-30 08:09:15 | Weblog

いいよ今日から準々決勝です。

対戦カードは

①ドイツーアルゼンチン

②イタリアーウクライナ

③イングランドーポルトガル

④ブラジルーフランス

大国が生き残り、非常に楽しみなカードです。

そしてもう一つ。各国のユニフォームですが、

①ドイツ:アディダス

 アルゼンチン:アディダス

②イタリア:プーマ

 ウクライナ:ロット

③イングランド:アンブロ

 ポルトガル:ナイキ

④ブラジル:ナイキ

 フランス:アディダス

各メーカーとも契約チームが上位に残れば、ゲームシャツその他の売上増が期待できるため、投資家の皆さんも関心の的でしょう。

本日はドイツ対アルゼンチン、アディダス同士で潰しあいます。開催国で優勝した方が売上が大きいといえるでしょうか。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


投資の神様ウォーレン・バフェット

2006-06-28 13:12:50 | Weblog

昨日取り上げたニュースでいまや渦中の人。ウォーレン・バフェット氏。

どんな人物なのか興味が湧いたので調べてみると、彼の言葉が紹介されていました。

Risk comes from not knowing what you're doing..

(自分がやっていることをよく判っていないと、それがリスクになります。)

投資家のみならず、様々な局面で当てはまる名言ですね。

大恐慌の中に生まれ、新聞配達などをしながら貯めた資産1万ドル(120万円)は50年後の現在、300億ドル(3兆6000億円)になったそうです。

いったいどんなドラマを生きてきたのか??

と思ったら、漫画が出ているんですね。

マンガ ウォーレン・バフェット
森生文乃/パンローリング A5判 168頁
1,680円 (税込)

読んでみようかな。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm

 


スケールの大きな話~ビルゲイツ財団~

2006-06-27 14:07:35 | Weblog

あのビルゲイツ財団に約370億ドル(4兆3000億円!)の寄付をする大富豪が現れました。アメリカでは著名な投資家であるウォーレン・バフェット氏です。曰く、

「貧しい暮らしを強いられている人々がいるのに“王家の富”を築く考えはない」

「子どもは(大富豪としての)地位を受け継ぐべきではない」

可愛い子には旅させよですが、志の大きさに脱帽。マネーゲームで身を滅ぼす某氏とは対照的です。しかし個人的には金額が大きすぎて想像できません。

ビルゲイツ財団は、エイズ対策や教育環境改善に使うそうです。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


買わなきゃ制裁、BSE問題

2006-06-24 13:49:08 | 社会

アメリカでは、日本が8月末までに米国産牛肉の輸入を再開しない場合には、制裁として日本製品に高関税を掛ける法案が成立しました。「墨塗り」の報告書が問題化してしまった状況で、かなり強引なやり方のように思います。日本では米国産牛肉の需要が大きいと言いますが、果たして消費者の反応はどうなのでしょう。個人的には、牛そのものの安全性よりも、その安全性に関する議論が不透明で信頼に足るものでないことが問題だと思います。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


ジーコジャパン敗退によせて

2006-06-23 13:37:59 | 社会

時事ではありませんが、今朝方の試合についてコメントしたいと思います。

前半のブラジルの猛攻を凌いで、三都主のスルーパスを玉田が豪快に蹴り込んで先制したものの、やはり守りきれず「魔の時間帯」に痛恨の同点弾。後半は運動量が落ちてディフェンスが総崩れ。「一軍半」のブラジルに1-4で大敗してしまいました。

残念でならないのですが、実力で勝る相手に実力通りの点差をつけられた最大の原因は「気持ち」の問題だと感じました。

精神論で勝負に勝てれば世話はないのですが、しかし特に先制した後はブラジルの猛追を恐れてディフェンスラインをズルズルと下げてしまったのは自殺行為でしょう。これにより、危険なエリアからのクロスやミドルを良いように許してしまいました。最終的にはロナウドの2点目のシーンでは完全にキレてしまって、ブラジルの流れるような攻撃にただ立ち尽くすのみでした。

技術的にはコンフェデや直前の親善試合では、精神的な重圧がなかった分、ブラジル、ドイツと互角以上に渡り合えました。本番で戦いきれないのは、精神的な逞しさが足りなかったからでしょう。

選手たちは最大限努力したと思いますし、技術水準もトップクラスになったと思います。精神的に崩れた苦い経験を積んだことが今回の収穫でしょう。ブラジルやアルゼンチンもそうやって強くなっていったわけですから。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


象徴的貧困の時代??

2006-06-19 21:28:38 | 社会

昨日の「サンデーモーニング」の“風をよむ”のコーナーで取り上げられた言葉です。

情報化社会の進展に伴い、メディアは多様化しているはずなのに、膨大な情報を選別して正しい価値判断が行なえないため、大衆の考え方が画一化されている状況を指す言葉で、フランスの哲学者ベルナール=スティグレール氏が提唱しました。

氏によれば、メディア多様化とは裏腹に情報やイメージが画一化するのは、背後に商業主義があるためです。例えば現在、ワールドカップ、能代の事件、エレベーター事件などに情報が偏っていて、皆が似通った価値判断をしてしまうことが上げられるでしょう。

“風をよむ”では、サッカー日本代表は、ブラジルやドイツなどといった強豪国と引き分けたことが過大評価され、国民の過度な期待や失望を生んでいるとの指摘がありました。

しかし、売れるニュースにメディアが飛びつき、世論がその影響を受けるというのは今に始まったことではありません。また、ナショナル=チームに対して実力以上の成績を期待してしまうのは、日本人であれば致し方ないのではないでしょうか。もちろん専門家(セルジオ越後氏のような)の辛口トークは不可欠ですが。

スティグレール氏は、象徴的貧困を克服する上で、インターネットの双方向性に着目しています。以前このコーナーでも紹介したように、現状の日本ではいまだネット民主主義は成熟していないようなので、これは今後の課題でしょうか。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


アルゼンチン完勝!!天才メッシデビュー。

2006-06-17 19:40:14 | 世界史

世間はワールドカップ一色ですね。我らが日本代表は明日、いよいよクロアチアと戦います。今からテンション上がってきました(笑)。

さて、日本以外の試合も見ているのですが、昨日は衝撃的でした。ユーゴ時代からセルビアを応援していた私とて、アルゼンチンのあまりの強さに目を奪われました。

攻撃陣は、サビオラ、メッシ、アイマール、リケルメ、テベスなど、ことごとくスター選手。守備もアジャラやソリンを中心に手堅い。中盤には「心臓」カンビアッソも好調で、もしかしたらブラジルを凌ぐかもしれません。

世界史を教えていると、ついヨーロッパや中国が中心になってしまいがちですが、今日はアルゼンチン完勝にかこつけてアルゼンチンの歴史もちょっと紹介したいと思います。

サン=マルティンを中心に、スペイン人の南米支配から独立したアルゼンチンは、しばらくは政情不安に悩まされます。が、1862年のバルトロメ=ミトレ大統領のもと大きな成長を遂げます。その移民や外資の積極導入や教育重視の姿勢で経済が飛躍的に伸びていきます。特に牧羊業は19世紀末に冷凍船が発明、実用化されるにおよび、ヨーロッパやアメリカなどへの輸出が好調で、第一次世界大戦期は特需に沸き、世界有数の経済大国となりました。

しかし、このような中で、所得の再分配は公正に行なわれず、そのため労働者の不満が爆発し、それを後ろ盾としたファン=ペロンがクーデタを敢行、軍事政権を樹立しました。ペロン大統領は、夫人のエヴァ=ペロン(「エヴィータ」という愛称でアルゼンチン国内では聖母マリアに準ずる存在として崇める向きもあり、以前マドンナがアントニオ=バンデラス共演の「エヴィータ」でエヴァ役を演じた時にはアルゼンチン国内で強い反発を招きました。)とともに今でも国民に支持者を持つほどの大統領です。

彼は「弱きを助け、強きを挫く」という政策を打ち出します。しかし外資の国有化がアメリカの怒りを買い、また「ばら撒き」福祉政策が財政を圧迫し、結局は経済の行き詰まりから失脚することになります。ポピュリズムの果てに経済が崩壊したわけです。これは経済大国アルゼンチンの転落の始まりとなりました。

その後しばらくの間、軍事政権が国を恐怖政治に陥れ、政府批判をした人々が大量に「行方不明」(その数3万人!!)になり、現在でも、あのピノチェトに匹敵する人権侵害があったと言われています。そのような中、地元で開催されたワールドカップでアルゼンチンは初優勝しましたが、政治的圧力を感じさせる大会となってしまいました(2次リーグでのペルー戦は疑惑の6-0でした)。なお、当時の映像を見ると、ふだんは公の場に姿を見せることのない女性が家族の写真をもってサッカーの応援に行くシーンを目にしますが、あれは国際的なイベントの場で世界に向けて人権侵害を訴えていたのでしょう。

このような中、政府に対する国民の募る反感を逸らす目的で、時の支配者ガルティエリは、イギリスとの外交上の懸案であったフォークランド帰属問題に実力行使、国際紛争となってしまいました。この戦争ではアルゼンチン、イギリスとも最新兵器を用いる壮絶なものとなりましたが、最終的には自力に勝るイギリスがアルゼンチンを駆逐して争いに幕を閉じました。

この紛争の過程で、アルゼンチン国内の富裕層は海外に亡命ないしは、その後1000%のハイパーインフレで没落し、債務超過で2001年には債務不履行となってしまいました。煮え湯を飲まされたアルゼンチン国民はその後、メキシコ・ワールドカップでのマラドーナの「神の手」によって溜飲を下げたそうです。イングランドはさぞかし歯がゆかったはずです。

そでにしても、絶望的な格差や貧困から抜け出す、あるいはそれを一時的にでも忘れるための手段の一つがサッカーというのは皮肉ですね。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


試験で出た!!時事問題

2006-06-15 16:19:57 | Weblog

以前このコーナーでご紹介した時事対策問題ですが、今日は実際に近所の中学校で出題されたものをご紹介します!

①日韓両国が領有を主張している島を日本名で答えよ。

②保釈されたライブドアの元社長の名前を書きなさい。←的中!

③人口を神奈川県に抜かれ、3位になった都道府県を書きなさい。←的中!

④地震の起きたジャワ島のある国を書きなさい。←的中!

⑤イタリア人画家スギ氏の作品を「盗作」したとして、章の取り消しを受けた画家は誰か、書きなさい。←的中!

⑥道交法改正により取り締まりが強化された違反は何か、書きなさい。←的中!

⑦エレベーター事故が問題化した会社名を書きなさい。←的中!

⑧ライブドアによるニッポン放送株大量取得の情報が公開される前に買い増しをしたとして逮捕された会社代表の名前を書きなさい。←的中!

⑨アメリカが28億円の懸賞金をかけたヨルダン人テロリストで、最近死亡が報道されている人物は誰か、書きなさい。

⑩日本においてみられる特有の雨の多い期間を何と言うか、書きなさい。

10題中7題が的中しました。

しかし、それにしても⑩の問題は時事なのか????

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm


耐震強度偽装問題 住宅ローンについて

2006-06-14 13:03:56 | 経済

先日友人の銀行員から面白い話が聞けたので紹介します。

耐震強度偽装問題で、資産価値のない(どころか暮らすことすら危険な)マンションをつかまされた入居者の方々には本当に気の毒な話だと思っておりました。更に住宅ローンも重い負担になるのは間違いなく、何らかの救済措置が必要な状況です。

友人いわく、銀行は被害者の住宅ローンの債権放棄に応じて社会貢献すべきである、とのこと。加害者でない銀行が負担をするのはいかにもわかりづらいので、更に聞いてみると、どうやら銀行は8年前の経営危機に際して多額の公的資金を受けた結果、現在大幅に業況を回復しているらしいのです。中には一兆円以上の利益を出しているところもあるとか。罪無き被害者が苦しんでいる一方、復活した銀行は、しかも、あろうことか財務官僚に過剰接待、政治家に膨大な政治献金を行なっているそうです。

確かに血税で生き返っておいて、接待や献金にはカネを使うけど、被害者にはドライに接するのはいかにも納得がいかない。税金を払っている身としては、被害者救済に使って欲しいものです。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

http://tokkun.net/jump.htm

 

【当ブログをご覧頂いた皆様へ】

私が働いている塾で出しているメールマガジンで、このたび「教育に関する本」を特集しました。宜しければコチラのブログで紹介されていますので、ご覧下さい!


残業代値上げで「過労死」は減るか?

2006-06-11 09:44:10 | 社会

現在残業代は25%の割増で支払われることになっていますが、近年「過労死」(「過労自殺」も)が増えていることから、政府はこれを40%に引き上げる方針を固めました。凄い割増だという印象を受けましたが、アメリカなどは50%だそうで、そうそう高い数値とは言えないのかもしれません。

しかし、1日8時間、週40時間という法定労働時間を守れる企業がどれだけあるのかが疑わしいです。実際、中小企業や零細企業の多い日本では、そもそも週休2日はおろか、残業代がつかない企業、年休や育休、介休も取れないところが多いのが実情です。

個人的には日本の伝統として、欧米式の賃労働だとか、契約という概念は根付きにくいのではないかと思います。

にほんブログ村 受験ブログへ

このブログを評価する

ブログランキング

http://tokkun.net/jump.htm