なごやん京子のふるさとづくり奮闘記

わたしが出会ったふるさとを元気にしようと頑張っている人をご紹介します。

おしぼりそばのご紹介

2012年07月16日 11時13分42秒 | まちおこし
前回のブログで紹介した伝統食のご紹介!

今月から、ばぁばのたくはい便では、信州十割そばと三原屋めんつゆセット商品を
アップしました。


おかげさまで好評です!
このごろ、そばを売るからにはと、そばの食べ比べをしている毎日。

ちょっと、聞いたところでは、そば屋の親父が毎昼、そばを食べて1年で16kg
やせたらしい。


それって、ありかな?と期待しながらの試食です。
さて、前置き長い!と怒られそうで、今日は【おしぼりそば】のご紹介!


 
おしぼりそばとは、長野県の北信地方、戸隠や飯綱地区などに伝わる伝統食です。
辛味大根である、戸隠大根や、中之条大根、坂城のねずみ大根といった地元野菜を
使っています。
「おしぼり」とは、大根をすりおろし、布巾で搾った汁におしぼり汁の
ことです。ここに、信州味噌を溶かしてつけ汁を作ります。

おしぼりそばは、冷水でさらしたそばに、薬味にかつお節や、刻みねぎを入れて、
さっぱりと召し上がってください。

手に入らないときでも、夏大根で代用していただいても結構です!
よく冷やした大根の絞り汁は、その辛味が実にさっぱりとした清涼感のあるお味に
なります。

めんつゆと添えて、一度お試しください。










伝統食の大切さを伝えたい

2012年07月06日 05時53分08秒 | ひとりごと
私がばぁばのたくはい便を始めたきっかけになったおばあちゃまがいます。

今年の5月に84才でお亡くなりになりました。
私が初めてお会いしたのは79才の頃です。

長野県上田のご出身の方で、脳梗塞を患われ、認知症の兆候もあったといわれていましたが、私には沢山の事を学ばせて下さったばあちゃまです。

それは、その土地に取れた地のモノを食べて生きると言うことの意味てす。

それはその土地に生かされているということなんですよね。
それが「伝統食」なんです。
先人の知恵は、長い冬を越すためや、手に入らない食材に変わり、体に大切な栄養素をとるために保存食やその地域に取れる食材を工夫しました。
その知恵が詰まっているんです。

そしてそれにも増して、その料理を食べさせたいとおもう家族への思い、またお客様へのもてなしの心がいっぱい詰まっています。

今、味噌や麹などという発酵食品という保存食の大切さが見直されています。

私はばぁばのたくはい便を通じて、そんな「伝統食」の価値を伝えて繋いでいけたら嬉しいです。