なごやん京子のふるさとづくり奮闘記

わたしが出会ったふるさとを元気にしようと頑張っている人をご紹介します。

私のノスタルジアスポット ~地蔵通り商店街~

2011年11月07日 19時54分20秒 | プロフィール

私の実家はてんぷら屋さんでした

お客様に食べていただくような場所はなく、いわゆるお惣菜のようにてんぷらを
売っておりました。

むかしはスーパーのようなものはありませんから、いわゆる今で言えば「デパ地下」
のように、お店が集まって「○○市場」というものがたくさんありました。

今でも、たとえば大阪なら、「黒門市場」や金沢なんかは「近江町市場」は有名です。

そんな市場のなかにあるてんぷら屋さんでした。

小さい時から、夕飯のお買い物に来てくださるお客さんで猫のも借りたい
時はよくお店で邪魔をしながら、お手伝いをしたものでした。

市場では、お客さんのおばさんたちがいろいろと話をしながら買い物をします。


「天ちゃん、すこし負けてよ~」(うちの父はあだ名が天ちゃん)とか、

「みっちゃん、忙しい時は京子ちゃんを家で預かってあげるよ。」


なんて、お友達のように話かけてくれます。
お店の前でそんな会話をしながらを売っている父母を見て育ってきたわけです。
私は、本当にお店のお客さんの家で夕ご飯をごちそうになったこともあるらしい
のです。
かなり、いまから思うとずうずうしい話ですよね。


どうやら、私は、商売人の娘だからおしゃべりで遠慮がないのかも。。。。

そんな私のノスタルジアスポットが、「地蔵通り商店街」です

この前も「ふるさとまつり」をやって、東北の応援の模擬店なんかもだしていただいて、頑張ってました。

夕方に商店街を歩いていると、

「はい、いらっしゃい! 奥さん。今日はさばのいいのが手に入った
 からどう?」

なんて声をかけながら、野菜や魚を売っているのです。

他にも元気のいい商店街がありますよねぇ。「戸越銀座商店街」や「おかず横丁」

なんて有名ですね。


私は「この地蔵通り商店街」に買い物によく出かけます。

店の人と話しながらお客さん側の私は、ついつい、お惣菜を買って

「この前買ったサラダおいしかったです!」

なんていうと、肉やのおじさんが

「ありがとうございます」

っていって「にこっ!」

と笑ってくれる。。


私の中のあったかいものがよみがえってくるノスタルジアな場所なんです。