BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

県大会後の備品点検について(BS)

2005年08月15日 | ボーイ隊

 昨日は、県大会会場から隊装備の撤収を行っています。大変遅れていますが来週日曜日に備品点検を行います。
県大会参加の有無に関わらずボーイ隊は参加すること。  キャンプから帰ったら、速やかに備品のチェックやメンテナンスをする。  備品の寿命はメンテナンスで決まります。大切な備品を良好な状態で次の世代に引き継いでください。

            

□ テントのメンテナンス法 わが隊も含めて、正しいテントのたたみ方をまだよく知らないスカウトがいるのは残念でした。 テントの収納方法は、比較的ここがわかりやすいので、一度覗いてみてください。

 スノーピーク社のHP
http://www.snowpeak.co.jp/howto/html/how26.html


 特に注意してほしいこと

□ ポールのたたみ方
 ポールは、汚れを濡れタオルで拭き取ります。特に、スリーブ内に泥や汚れがついている場合はよく落すようにしてください。
 ポールは、ポールの先端から順にたたんでいくと、最後の方だけショックコードが伸びきった状態になるため破損しやすくなりますので、なるべく均等にストレスがかかるよう、半分、半分とたたんでいきます。なお、ポールは可能であれば完全又は部分的に組み立てた状態で保管する方が、ショックコードの負担を軽減することができます。


□ テント本体の乾燥・清掃
 テントの汚れで一番気になるのが、臭いです。
 臭いの原因は、グランドシート等にこびりついた泥、人の汗、雨つゆでしめったままにしておいて発生したカビや、体臭、調理等で発生した臭いの付着が主なものです。特に一度発生したカビはなかなか取れるものではありませんがら、何よりもカビを発生させないことが肝心です。
 そのためには、テントを使った後は完全に乾燥させることです。
 その際、テント生地は紫外線により退色し、強度が低下しますので、陰干ししてください。
 テントの乾燥は、設営した状態で乾燥させた方が素早く乾燥させることができます。設営状態のテントを逆さまにしてグランドシート面を乾かす方法が、メーカーのサイトやスカウトハンドブック等でも紹介されています。
 しかしながら、この方法では、大人数用のテントとの場合、ポールに過度のストレスを与え、折損の恐れがあり、個人的には好ましくはないと考えています。
 ですから、できれば、帰宅後、速やかに、直射日光の当たらない場所に吊るす等して、時間をかけて乾燥してほしいと思います。

 お菓子のくず等ごみもきれいに取り除いておきます。靴下や下着等を忘れて一緒にたたんでしまった等とは、もってのほかです。
 乾燥させることで、泥汚れ等も、簡単にたたき落とすことができます。どうしても落ちない汚れについては、ぬるま湯に漬けて良く絞った布で拭いてみて下さい。
なお、丸洗い方法を紹介しているサイトもありますが、テントに施されている防水加工やはっ水加工を損なってしまいますし、完全な乾燥には、相当の時間がかかるのでやらない方が良いと思います。

 破れやほころびを見つけたら、市販の補修キットでこまめに補修しておきます。
 撥水効果が落ちたと感じたならば、フライの外側に市販の撥水スプレーを十分に塗布します。 テントのジッパーは、歯ブラシ等で汚れを落とし、ベビーパウダーをつけておくと開閉のスムーズさが保たれます。
 ペグの汚れもきれいに拭き取っておき、機械油を薄く塗っておきます。
 もちろん部品の数は確認しておきます。


 テント類の補修については、下記の業者に問い合わせてはどうでしょうか?スノーピークの補修委託業者の一つですが、どこのメーカーのテントでも丁寧、親切、安価に補修・改造を行ってもらえますので紹介しておきます。

 有限会社サンセイ
http://www6.ocn.ne.jp/~sanseikg/index.htm


□ 新しいテントのたたみ方
  先に紹介したたたみ方は最もオーソライズされたものですが、テントの中の空気が抜けづらいために、きれいにたためないだけでなく、地面に接して汚れたグランドシートが外側になるため、たたみづらく、なおかつスタッフバックの内側を汚してしまうという欠点があります。スタッフバックの内側を汚してしまうと、その細かな泥汚れが原因でテント全体を汚してしまうこともあります。
 ここで紹介するテントのたたみ方は、テントの中にごみや忘れ物を残しづらく、テントの空気も出しやすいためにキレイにより小さくたたむことができ、グランドシートに付着したごみも周囲に付着しづらいたたみかたです。とくに小型のテントで有効ですが、2人いれば大型のテントでも同じようにたたむことができます。 このたたみ方は、慣れると一回も地面に触れないでもテントをたたむことができるため、悪天候の場合に特に便利です。
 ぜひ次のHPを覗いてみてください。

 アライテントのHP
http://www.arai-tent.co.jp/support/support01.html#03



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