BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
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11/13 第3回オオカミ班 班集会・班会議報告書(BS)

2005年11月16日 | ボーイ隊

 11/13 第3回オオカミ班 班集会・班会議報告書

1 日 時  平成17年11月13日(日)
2 場 所  I班員宅
3 出 欠  班員5名中5名出席
4 議 事
(1)報告事項  耐寒キャンプについて日程等
(2)検討事項  次の班集会で材料を完璧に集め、班旗をつくる。      (3)訓練事項
  ア スカウトハンドブックのキャンプの項目も班員全員で読んだ。
  イ ロープワークで六角形の練習をした。


※報告 オオカミ班班長


≪隊長講評≫

1 報告書について
 提出される報告書によって、あなたたちがどのような班集会を持ったのか評価されるのです。
 今回の報告書では、開催時間、議事や訓練等の内容が明らかでありませんね。
 何をどのようにどこまで行ったのか、誰とどんな話し合いがされたか…あなたたちがどのような班集会をもったのかイメージできるよう報告してください。
 「詳しく報告できないということは、しっかりやっていなかったと告白するようなものだ」と新入社員が良く怒られていますが、今から、計画書、報告書の書き方を訓練していけば、あなたはそんな人よりもも一歩も二歩も先を行くことが可能なのです。

2 班集会の場所について
 班集会は室内で行う必要はありません。公園等屋外で行えばよろしい。
 天候等でやむを得ず室内で行う場合は、まずは班長次長の家でできないか検討してみてください。
 「うちではできない」「親に聞くのが億劫だ…」「あそこならイヤといわないだろう」…と安易に場所を決定してはいけません。一人だけが過重の負担にならないよう班員全員が協力して解決してください。なお、有料施設を利用する場合は、必要性許容性を十分検討し、計画書提出前に隊リーダーと相談の後決定してください。参考となる資料をあげておきましたので参考としてください。

3 その他
・報告書は、班集会終了後速やかに提出してください。おきて1にしたがって誠実に任務を遂行してください。
・近日中に次回の班集会が予定されているようですが、これについて至急計画書を提出してください。
 
 あなたの、この1年、班長として、人間としての成長に大いに期待しています。


≪資 料≫ 班長の手引き 該当部分

 班集会は屋内でやらなければならないという、おかしな考えを持っている班長が多い。なぜそんなことを考えるのだろうか。スカウティングは戸外活動である。だから暴風か雨が君たちを屋内に追い込むのでなければ、どうして皆を屋内に押し込める必要があろうか。

 戸外で集会を持つこと…
 集会を持つ場所を戸外に見つけることは、難しいことではないはずである。ある班員の家族はちょうど、この目的にかなうような場所を、庭の片隅に持っているかもしれないのだ。
 大きな都市では、運動場の一すみか公園のどこかで集会を持つことができるだろう。小さな町に住んでいるのなら、町のはずれで集会を持ち、また真の戸外訓練をやり、集会をキャンプファイアのまわりで終えることのできるような場所を、見つけることは容易であろう。

 家で集会を持つこと…
 君の班の会合のいくつかは、屋内でやらなければならないこともあるだろう。そのときは、班員たちの家でその会合をすることから始めなさい。最初の屋内集会は、皆を君の家に招待し、後の会合は次々に班員の家でやるようにしたらよいだろう。そうすれば、特にスカウトに興味を示し、班全体の後見役にすら喜んでなってくれるような父親に出会うかもしれない。
 異なった家で会合をするということは、2つのよい理由がある。つまり、君は、君の班員たちの両親を知るようになり、両親は、君と君の班員を知るようになるからである。 皆がお互いをよく知れば知るほど、よりよい協力ができることになる。
 班集会を、たとえばB君の家で持つことによって、君はほんとうにB君を知るようになる。それまでは、彼を班と隊の中の一少年としてしか知らなかったのが、今は、彼を家庭の一員として知るようになった。君は母親や父親、そして家に対する彼の態度を知るようになり、さらにスカウティングに対する彼の両親の考え方をも知るようになる。
 このことは君が班のハイキングやキャンピングを計画するときに、大いに役に立つことだろう。ほとんど例外なく両親は喜んで班を迎えてくれるだろう。
 もし君が正しい種類の班長であれば、班員の家でよい集会を持つことによって、その両親のスカウティングに対する興味を増すことができるだろう。
 しかし、この集会は、プラス、マイナス両方の働きをすることを忘れてはいけない。すなわち、班員たちが乱痴気騒ぎをし、迷惑になるようなまずい会合をやったら、二度とその家に招待されないばかりでなく、こんなまずい指導者のもとで自分の子供を引き続きスカウティングに参加させることが、果たしてよいことかどうかを、両親は疑うようになるだろう。
 集会が班員たちの家でおこなわれるとき、班員たちに軽いお菓子や飲み物、あるいはアイスクリームなどのもてなしをする母親もあることだろう。そんなとき、君はまれな待遇としてそれを受け、感激の意を表しなさい。決してそれを当然受けるべき接待であると考えてはならない。君と班全体の感激の気持ちを表わすことを、決して忘れてはならない。

 班の本拠での集会…
 班が班員の家の全部を知り、また両親が班員の全部を知るようになったら、君の屋内での集会のための恒久的な場所を考えるべき時である。れっきとした班なら、自分自身の本拠を持つように努力するものである。それは、場所というほどのものではなく、ガレージや倉庫の片隅、あるいは物置小屋の一部であってもよい。こんな場所を選んだら、そこで班の会合を持ち、ペンキを塗ったり、装飾をしたり、壁にロープの結び方の見本や地図やその他のものを下げたりする作業をする。こんな仕事をすることで、班精神が養われていくのである。