BOYSCOUT TROOP74, NAGOYA, AICHI, JAPAN

ボーイスカウト名古屋第74団のブログです。
各隊のプログラム、活動報告、コラムなどを掲載しています。仲間になろうよ!

Do a Good Turn Daily Vol.15

2005年10月14日 | コラム:日日の善行

イムピーサ…眠らぬオオカミ

B-Pは、アフリカ赴任時代、マタベルの反乱鎮圧の際、神出鬼没、昼夜の分けなく大活躍したので、敵から「イムピーサ:眠らぬオオカミ」と呼ばれ、恐れられていました。


      <イムピ-サァ~


 ≪夜のスカウティング≫ (B‐P著「スカウティング フォア ボーイズ」から)

 スカウトは、夜でも昼と同じように、細かいものまで見分けられなければならない。夜は主として聴覚で、時には触覚や嗅覚を使って判断しなければならない。

スカウトは、夜でも昼と同じように道を見つけることができなければいけない。よく練習しておかないと、夜は道に迷うことが多い。距離は遠く感じられるし、目標の地物は見えにくい。また、うっかり枯れ枝を踏んだり、石につまづいたりして音をたてやすい。

 夜間、敵を警戒している時は、目よりも耳を頼りにしなければならない。夜の静けさの中では、音は昼間より遠くまで伝わる。耳を地面につけるか、地面に接している棒か、特に太鼓を耳につけると、遠方の馬ていの響きや人の足音が聞こえる。別の方法は、ナイフの刃を両方にひろげ、一方の刃を地に刺し、他方の刃を気をつけて歯に加えていると、さらによく聞こえる。

 人の声はたとえ小声で話していても、非常に遠くまで聞こえるし、他の音と間違えられることも少ない。私は低い話し声や寝ている者のいびきを聞いて、見張りのいるところを見つけ、夜、前しょう線を通り抜けたことがしばしばあった。

 また、スカウトは、嗅覚の訓練をつんでいるから鼻も助けになる。たばこで嗅覚をだめにした者でなければ、かなり遠くにいる敵をかぎあてることができる。私は何度もその経験をした。
 
 夜、偵察する時スカウトは、昼間より間隔を狭くし、森のような非常に暗いところでは、一列になって隣の者のつえのはしを握って連絡を保つ。
 
 暗闇の中を一人で活動する時は、つえは道を探ったり、枝を押し分けたりするのに何よりも役に立つ。
 スカウトが、夜間離れ離れになって行動する場合は、時々班呼をして連絡を保つ。

 スカウトは、だれでも、星で方向を見て進む方法を知っていなければならない。



        


   平成17年度オーバーナイトハイク実施要領


1 テーマ
  冒険王になろう!!

2 目 的
(1)日頃の技能訓練の成果を夜間という悪条件の中で発揮しよう!
(2)3団の友情の輪を広げよう!

3 実施日
  平成17年10月28日(金)~29日(土)

4 実施場所 
  JR定光寺駅→山星山・大洞峠・山根山→愛知環状鉄道中水野駅→東谷山→JR高蔵寺駅 約15km

5 集合解散
(1)集合  28日(金)午後8時45分(厳守) JR大曽根駅前
(2)解散  29日(土)午前7時00分(予定) JR大曽根駅前

6 服 装  制服制帽(活動帽可、ガールスカウトは活動着)。ただし、防寒対策を十分行うこと。手袋、防寒上衣等は夜間でも目立ちやすい物が望ましい。

7 持ち物  懐中電灯(十分な光量がある物。ヘッドライト式が望ましい。)、雨具、非常食、水筒(温かいお茶)、筆記用具、コンパス、マイカップ、ロープ、軍手、食べられる物(闇鍋をします。一握り程度)

8 参加費  1,000円(交通費等)

9 その他
(1)参加にあたっては各自健康状態には十分注意のこと。当日は事前に十分な休息等を取り参加すること。
(2)安全管理のため、指導者の事前当日指示には必ず従うこと


≪照会先≫ プログラムについての不明点は、各隊隊長まで


……オーバーナイトハイクで冒険王になるためには、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)をフルに生かせ!!