近所の公園の桜が見頃となりました。ちょうど、この時期は李や桃、菜の花、ほかにもいっぱい、花々が見頃を迎えます。そして、白黒な冬から、色とりどりな鮮やかな色の春を迎えます。空や雲も、色づく季節です。真白、生成り、薄墨、浅葱、萌葱、鶯、黄檗、山吹、桜、桃などなど、この時期ならでは、和名の色が似合う季節です。
八ヶ岳倶楽部の近く、車で5分程。に、吐竜の滝、があります。駐車場から歩いて10分ぐらい。駐車場も遊歩道も整備されたので、簡単に行けます。ので、最近は観光客も多くなってしまいました。写真は去年の6月下旬頃。ミツバツツジの紫の花が咲く、鮮やかなコケの緑と、白い水の流れの対比の美しい時期。ここは、以前はあまり、雑誌などでも紹介されてなかったのですが、今ではすっかり名所になってます。近年は、枝振りが以前と変わってしまい、ちょっと見栄えが悪くなってきてます。それに、ゴミも増え、周りの植生も眼に見えて変化して来てます。綺麗な景観というのは、いつまでも同じように維持できるようなものではないんですね。
そろそろ、春の暖かさが感じられる、八ヶ岳高原。今日は生憎の曇り空ですが、折角、お家のワンコを連れてのお出かけ、ですから、犬も一緒にお食事できる、ここ八ヶ岳倶楽部。珍しくお客さんも少ないので、今日は屋根の下、写真左手のサンルーフバルコニーの隅っこの席に独りでポツン。オーダーして、犬のトイレに席をちょいとハズして戻ってみれば、あらら、隣の席に柳生博様(オーナー)。すると、あれよあれよとお客さんが沸いて出て来る。折角静かにお食事ができると思ったのに。ここは、結構お食事も美味しい(フルーツティーは美味しくて有名)ので、ちょいちょい来るのですが、やっぱり、ぼけっと、森の景色を見ているのが良いです。まだまだ、森には緑の萌えはありませんが、ドウダンツツジの枝の先には、蕾の膨らみが。もうすぐ色映えの季節が訪れます。
春休みということで、晴れた春の空に富士山を望む景色、を眺めに河口湖。そろそろ桜の話題も聞かれる時期ですが、ここでは、まだまだ。
春の優しい日差しを映した湖。のつもりでしたが、時間も昼近くとなると、太陽の位置が高すぎて、湖面に煌めきは写りません。春眠暁を覚えず、ではないですが、やっぱり、日が高くならないと起き上がれない。朝なら、日差しがキラキラか、逆さ富士の映り込み、が、きれいな時期なんですが。
春の優しい日差しを映した湖。のつもりでしたが、時間も昼近くとなると、太陽の位置が高すぎて、湖面に煌めきは写りません。春眠暁を覚えず、ではないですが、やっぱり、日が高くならないと起き上がれない。朝なら、日差しがキラキラか、逆さ富士の映り込み、が、きれいな時期なんですが。
雪原は光り輝く銀世界。こうした光景の前に立ち尽くすと、しだいに感覚が麻痺し、色の感覚が無くなってゆく。青い空と、山の稜線、木立の影と、雪の陰影。もともと色も形もシンプルな景色が、しだいに輪郭がぼやけ、空間が奥行きを無くし、漫然とした光と影だけの世界になってゆく。そして暖かくて、寒くて。明るさと温度だけが視覚イメージとして残される。
いろいろなものがはぎ取られ、そぎ落とされ、残ったもの。
余計なものが無いっていうのは、そこに、必要なものが全部あるから。
いろいろなものがはぎ取られ、そぎ落とされ、残ったもの。
余計なものが無いっていうのは、そこに、必要なものが全部あるから。