園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

冬来りなば春遠からじ

2024-02-28 09:41:33 | 日記

園長です。

 誰が言ったか「春を呼ぶえんぶり」と。えんぶり期間はまるで春のような気候でしたが、終わったとたん「冬」に逆戻りしたかのようです。一昨日と昨日の大雪にはびっくりしました。新聞では「八戸市44センチ」とありましたが、当園の園庭では大型遊具が雪に埋まり、ゆうに50センチくらいは積もっていたように思います。昨日は6時に起きて「雪かき」をしました。重く湿った雪が降り続いている中での雪かきで、5メートルも進み後ろを振り返ると、元のように雪が積もっていました。車での出勤をあきらめ、徒歩で保育園まで行きました。除雪が間に合わず、どこの道もでこぼこで解けた雪が凍り、歩くのも大変でした。

我が園では、先週くらいから「インフルエンザB型」と「溶連菌」が猛威を振るい、「緊急事態宣言」を出しました。子どもばかりではなく大人(職員)も感染し、はらはらどきどきしながらの保育でした。昨日はついにインフルB型が30人を超してしまいました。今日も朝から看護師がメモを片手に各クラスの様子を聞いて回っていますが、状況は余り回復していないようです。その上「胃腸炎」まで出てきて、踏んだり蹴ったりの様子です。今日も朝一番で私の携帯に電話が入り、「喉が痛いの病院へ行ってから出勤します」とのこと、喉からインフルへ移ることが多いので気になります。職員もどちらかというと「新人・中堅」の感染が多く、私を含めての老年、ベテラン職員の感染は少ないようです。昨年まではコロナで大変な思いをしましたが、インフルエンザもそれに近いくらいのお休みになるのでやり繰りが大変です。我が園では職員数が多い方なので職員のやりくりもなんとかしのいでいますが、市内の保育園の様子が心配です。コロナの影響で病院での診療が大幅に変更になり、「一番大変な時に診てもらえない」との声が聞こえます。「熱が下がってからきてください」とか「予約はいっぱいです」と簡単に断られたと嘆いていた保護者もいました。中には「ドラックストアで薬を買って飲んでください」と言われた方もあるとか・・・。自分の体は自分で守れ、なのでしょうか。早く収まってほしいインフルと溶連菌です。

 さて、我が園の園庭では「金縷梅」(まんさく)の花が咲いています。春一番で咲く黄色い花ですが、仕事が忙しかったのにかまけて見逃していました。雪が降り、雪の中に黄金色に輝いている金縷梅の花を見つけ感激しています。花が咲いてからの雪はかわいそうですが、趣はあります。寒いとか雪が降ったとか言っても季節は確実に春に近づいています。彼岸じゃらくと言われる春の雪も、八戸ではなくてはならない風物詩です。これが来ないと本格的な春は巡ってこないのです。もうしばらくの辛抱です。

 

2月24日(土) インフルエンザ緊急事態です。子どもだけでなく、職員も感染しています。協力しながら頑張っていきたいと思います。 今日は子ども達がとても少なく、いつもは聞こえない給食時の音楽もばっちり聴こえてきました。土曜日ですが珍しく電話が鳴り続け、インフルエンザでしたとの報告を受ける1日となりました。おなかにくる子、微熱の子、のどが痛い子、症状は様々です。子どもの様子をしっかり見ていきたいと思います。 さて、今日の給食はスープスパゲッティでした。エビや玉ねぎなど具沢山で、麺ということもありおいしそうにつるつる食べていましたよ。デザートのみかんゼリーは「みかんがいっぱい!」と喜んで食べていました。  インフルエンザだけではなく、溶連菌やアデノウイルスも出ています。手洗いうがい、水分補給をしっかりとして感染対策をしていきましょうね。(松田)

2月22日(木) 今日は2が三つ並んだ(にゃんにゃんの日)だそうです。私はあまり猫は好きではないのですが、好きな人は本当に好きらしいです。私が猫を好きになれない理由は「かつて猫をいじめて痛い目にあった」という自己反省的な側面もありますが、「自分勝手な行動が多すぎる」ということも理由です。そのためいろいろ手を加えて矯正しようとしますが、そのたび猛烈な反撃にあい、痛い目にあっているのです。その辺の詳しいことは後日機会があったら披露したいと思います。さて、当園では本格的な「非常事態」になっています。3歳以上児は「インフルエンザB」、3歳未満児は「溶連菌」、本日も午前中に複数の子が熱を出し、保護者に連絡しています。病院も「予約制」になり、すぐには診てもらえず、検査もしてもらえず、外来は行列ができているとか・・。コロナのおかげで診療体制が大きく変わったようです。何とかならないものでしょうか。 さて、本日のメニューは「ぶりの照り焼き」(どちらかというとブリの醤油煮的)と「ビーフンの野菜炒め」でした。意外とビーフンの売れ行きが良かったようです。明日から連休(保育園は飛び石ですが)です。この3日間でしっかり体調を整え、月曜日からは元気に登園してほしいと思います。

2月21日(水) インフルエンザB型の感染が止まりません。昨日あたりから職員も複数高熱になり、B型の判定を宣告されました。今日の朝も私の携帯が鳴り「喉が痛く、熱が高いので病院へ行きます」との連絡が2件ありました。朝の携帯が鳴るのは怖い。ここしばらくは寒気が居座るようなので要注意です。本日10件の感染を超えたので市と保健所へ報告しなければなりません。給食を食べた後も高熱を出した子が何人かいるので職員には「緊急事態宣言」を発令しました。1週間前くらいは「職員の子ども」の感染で職員がお休みする事例が頻発しましたが、今回は職員自身が感染しています。昨年、インフルAの流行がありましたが、B型の流行はあまり記憶がありません。季節の変わり目、健康管理には十分注意してほしいものです。さて、本日の給食は「豚カツ」と「法蓮草のなめ茸和え」そして八戸のソウルフード「せんべい汁」でした。とんかつは一枚一枚丁寧にフライにし、とんかつソースをかけていただきました。せんべい汁には鶏肉、糸コン、牛蒡、高野豆腐、人参、椎茸などがたっぷり入り「白せんべい」にしっかり出汁を吸い込ませていました。私は普通の白せんべいの「半しもり」が好きです。せんべい汁には「おつゆせんべい」が使われることが多いのですが、おいしさは断然「普通の白せんべい」の方が上です。ただ、溶けるのが早いので食べごろを見極めるのが肝です。寒い日は、あったかいせんべい汁が最高です。八戸に生まれて良かったなあと思う瞬間です。

2月20日(火) 昨日までの陽気はどこへやら・・。少し肌寒い天気でしたが、子どもたちは園庭で走り回っていました。我が園ではここへきて「インフルエンザB」が流行の兆しを見せています。子どもたちもさることながら大人(職員)がかかっています。本日3名の職員がダウンしました。まだインフルかどうか(一人は確実に感染)はっきりしませんが、病院での検査も大変らしいです。朝の時点では6名の感染者でしたが、今日中に二けたになりそうな気配です。今日は皆が大好き「カレーライス」でした。しかも希望者には「チーズ」乗せです。人参、ジャガイモ、玉葱の旨味がたっぷり詰まったかれーは保育園のメニューの中では一番人気です。カニカママリネはカニカマを油で揚げてから野菜に絡めてありとても食べやすかったです。春雨スープには「ウズラの卵」、水菜、筍、しめじなどが入りカレーにはぴったりのスープでした。しっかり食べて感染症に負けない体力をつけてほしいと思います。

2月19日(月) 土曜日から始まった八戸えんぶり。今年は週末と重なった事もあり、見に行ったお友だちが多かったようです。年長組は史跡根城で行われたえんぶり公演へ行き、中居林えんぶり組の”ながえんぶり”を見てきたようです。15時からは新組えんぶり組が”どうさいえんぶり”の舞を披露しに来てくれます。「起きたらえんぶり!」とわくわくしながらお昼寝をしていたので、八戸地方を代表する民俗芸能を楽しみたいと思います。 さて、今日の給食は『千草焼き』でした。保育園の千草焼きには人参、椎茸、たけのこ、挽肉、万能ねぎを卵でとじて焼いたもので、とても具沢山でした。『小松菜の醤油炒め』には人参や蒲鉾が入り、ゴマ油の香りがして食欲をそそる一品でした。小松菜は一年を通して食べる事ができる野菜ですが、今が旬で栄養もたっぷりです。様々な感染症が流行り出しているので、栄養と睡眠をとりのりきっていきたいですね。(若江)

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