園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

福はうち 鬼もうち

2024-02-02 13:18:28 | 日記

園長です。

 令和6年もあっという間に一か月が過ぎました。能登大震災から一か月経ちましたが、復興にはだいぶ時間がかかりそうです。そんな大事な時に「政治と金」の問題で日本の国会は大荒れです。政権が長く続くことの弊害が起こったようです。そのために「二大政党制」を目指したはずだったのに・・・「おごり」とは全く恐ろしいものです。これからの政治も目を離せませんが、その前に災害の復興をお願いしたいと思います。

 さて、本日は2月2日。明日は2月3日、全国的に「節分」と言われ、翌日からは「立春」と呼ばれ、めでたく春を迎えることになります。青森県南部地方は、暦の上では春でも、まだまだ寒い日が続きます。県南地方には「春を呼ぶえんぶり」と言われる伝統行事があります。2月17日から20日までの4日間開催されますが、国の民族目系文化財にも指定されている一大イベントです。我が園には2月19日に新組えんぶり組が来てくれる予定になっています。子どもたちが作った「烏帽子」もホール全体に響き渡ります。3人から5人で編成される「大夫」の舞は農耕の始まりを示しているといわれますが、烏帽子を体全体で振り回す様子はとても迫力があります。このえんぶりが終わると北国八戸にもやっと春の兆しが見えてきます。

さて、今日は2月2日ですが、明日は土曜日で当園する園児が少なくなると思い、一足早かったのですが、本日「豆まき」を行いました。当園では、大分前から「豆まき」は中止にしています。その後「豆」の替わりに「飴」を蒔いた時もありましたが、現在はものを蒔くのは自粛しています。一時は「落花生」を大量に仕入れ、床がピカピカになるくらい油でみがかれた時もありましたが「ピーナッツアレルギー」の出現でそれもなくなりました。本日は2階のホールで自分たちが作った「鬼のお面」を紹介しました。0~2歳は一部子供たちの手が加えられたもの、3歳以上は異年齢で行う「らくらく」「ふぁいと」「ちゃれんじ」で作成した個性豊かなお面が紹介されました。特に「チャレンジコース」の子どもたちは「複合的」に作り上げており、細かなところまで作り込んでいました。

その後、クラスごとに「鬼が怖くない子」「鬼に立ち向かえる子」「鬼の言うことを聞く子」に分かれて鬼退治をしました。鬼の言うことを聞く子たちは鬼が怖いので基本的に無人(子どもたちが作った鬼)の赤鬼、青鬼に向かって球を投げつけていました。2階には無人の鬼しかいないので子どもたちも元気です。

1回のランチルームには職員が鬼にふんして手ぐすね引いて待ち構えています。最初は自信満々の子どもたちですが、様子がわかると「こんなはずではなかった・・・」と途中から戻る子もいて、見ていてとても楽しくなります。ランチルームは0,1歳児の部屋とも続いているので鬼の様子に興味津々。「怖いもの見たさ」にガラスに顔をくっつけてランチルームを覗いている子もいました。来年の今頃は蜂の巣をつついたように逃げ惑うことになるとは露知らず・・・のようです。

毎年鬼退治の時に保護者から「子どもたちをいじめないで・・・」と注文があります。いじめてはいませんが、鬼の威厳もあるので・・・と説明していましたが、昨年からの「不適切な保育」の見直しの一環として、「子どもたちを後ろから抱っこしない」「うお~などと子どもたちを威嚇しない」「0~2歳までの子には顔を近づけない」ことを確認し、なおかつ優しい言葉使いをしましょう・・。ということになり、節分の豆まきとはだいぶ雰囲気が違うものとなりました。今年は、政治資金規正法違反をした政治家に鬼になってもらい鬼退治をしたらすごいことになっていたと思います。それとも鬼が多すぎて子どもたちの方が逃げ惑ったりして・・。なにはともあれ、今年も無事「鬼退治」をすることができました。世の中にはいろんな鬼がいるようですが、今年は少し静かにしていてもらいたいものです。昔は「鬼は外、福は内」と叫びながら豆まきをしたものですが、鬼にも人権(鬼権)があるようで、鬼も人間も「平等に公平にうちの中に入れなければならない」ようです。なかなか難しい世の中になりました。

 

2月1日(木) 今日の給食はまさご揚げでした。「しらすの目がみえるよ」と言いながら、お友だちと笑いあっていた子ども達。まさご揚げは人気で、どこのクラスを撮りに行ってもみんな美味しそうに食べていました。大根とイカの煮物は、大根に味が染みていて美味しかったです。こんな短時間で、どうやって味をしみこませているのか、あとで給食の先生に聞いてみようと思います。 さて、ついに2月になりました。子ども達は「オニ来る?」「どんなオニ?先生なの?」と、明日の豆まきに期待を持ちつつ、少しだけドキドキしている様子。心配しなくても大丈夫!長坂保育園には怖い鬼は来ません。明日の豆まき楽しみましょうね。(松田)

1月31日(水) 今日はおにぎりの日でした。オムライスおにぎりや猫ちゃんおにぎり、オニ握りなど、かわいいおにぎりがたくさん。「みてみて~♪」と、子ども達もとても嬉しそうでした。自分の分だけを握ろうと思うと、もう塩おにぎりでいいか~となるのですが(私の場合)、子どもの為となると、どうしたら喜ぶかなと、子どもの笑顔を想像しながら作りますよね。大きなおにぎり、小さなおにぎり、お父さんお母さんの作ってくれたおにぎりを、「おいし~!」と言いながらほおばっていましたよ。今日のおかずは五目卵焼きでした。桜エビが入っていたので色合いが良く、エビの味がして美味しかったです。引き昆布の煮物は、子ども達も大好きなようで、小さいクラスも大きいクラスも進みがとても良かったです。 さて、今年はインフルエンザBが猛威を振るっているようです。長坂保育園では、年末にインフルエンザAが流行りましたが、型が違うので、年末かかった方でもまたインフルエンザにかかる可能性があります。子ども達にも伝えていますが、うがい手洗いをしっかりして、健康に過ごしていきましょう。(松田)

1月30日(火) 今日は子ども達の大好きなハヤシライス!「おかわりください!」と元気におかわりをする子が多いように感じました。小さいクラスでは、「なんでグラタン入ってるの?」と言いながら、不思議そうな顔。よくよく様子を見てみると、グラタンではなくマカロニのことをいっていたようです。グラタンにも、マカロニサラダにも、同じマカロニが入っていることに気付いた小さいクラスのお友だちでした。野菜スープには青梗菜やニンジン、シメジなどが入っていましたが、子ども達にも食べやすい味付けで、進んでいましたよ。 さて、いよいよ明日で1月が終わり、2月になります。2月2日は保育園で豆まきごっこがあるので、子ども達は豆づくり(新聞紙を丸める)を頑張っているようです。鬼のお面もクラスや階段の踊り場にも飾っていますので、見てみてくださいね。みんなは何鬼を退治したいのかな。(松田)

1月29日(月) 今日は、園庭やお散歩に行ったクラスもあったようです。朝はカチカチに凍っていた地面が、気温が上がりゆるくなり、子ども達のスノーブーツにびっちりくっついていました。「こうすればとれるんだよ!」と、玄関に置いているバケツの上でスノーブーツをぶつけて、土の取り方を友だちに教えている子もいましたよ。今年は雪が少なく、思いっきり雪遊びを楽しむところまでなかなかいきませんが、体を動かすことを喜んでいる長坂の子ども達です。 さて、今日の給食はレバニラ炒めでした。もちろん苦手な子もいましたが、野菜はシャキシャキ、レバーはあまり臭みがなく、おかわりをしている子が多かったです。バンサンスーは、ハムやキュウリ、みかんでさっぱり、レバニラとの相性も良かったですよ。 最近風邪をひいて熱が出る子が多くなってきました。検査をしても何も出ない、風邪との診断のようですが、鼻水や咳がでる子も多いようです。早寝早起き朝ごはんで生活習慣を整えて、免疫力を高め、元気な体作りをしていきましょう!(松田)

1月27日(土) 今日は土曜日なので、0・1歳児クラスに年長年中組のお友だちがお手伝い保育に行きました。一緒に遊んだり、給食を食べたり、寝かしつけのトントンをしたりとじっくりと関わりを楽しみます。人見知りをするお友だちも、お手伝い保育のお兄さんお姉さんにはしないようで、絵本を読んでもらっていたようでした。平日に行くお手伝いは短い時間での関わりなので、ゆったりと過ごすことを楽しみにしているお友だちも多いようです。 さて、今日の給食は『クリームシチュー』に『ロールパン』でした。パンをちぎり、シチューにつけて食べている子もいる等、みんな美味しそうに食べていました。じゃが芋・人参・玉ねぎ・しめじの他にほうれん草も入り、栄養も満点で、温まる一品でした。『鶏肉のバジル焼き』は、「おとなのおにく~」と言いながら食べている子もいましたが、塩味でバジルの香りが口に広がりとても美味しかったです。1月もあっという間に過ぎ、来週には節分があります。1年間を健康に過ごせるように、福を呼び込みたいですね。(若江)

1月26日(金) 今日は1月の誕生会でした。14名の子どもたちが園児や保護者に見守られながらお祝いされました。令和5年度の保育テーマ「野菜」に合わせたクイズや出し物で盛り上がりました。久しぶりに誕生会の係が大活躍し、最後は「ミッキーマウスマーチ」のダンスを踊り、大きな拍手をもらいました。今月は調理員二人も誕生児に混ざりお祝いされました。いつもはなかなか脚光を浴びにくいポジションですが、今日は晴れ舞台を子どもたちに負けないくらい楽しんでいました。さて、本日のメニューは「焼肉ピラフ」「エビカツ」「雲吞スープ」がメインでした。年間テーマの野菜はメインが「ブロッコリー」でゆで卵とマヨネーズであえてありました。俗にいう「タルタルソース」のようでしたがエビカツと並んで出ていたので違和感はありませんでした。茎もしっかり混入されており、残すところなく調理されていました。雲吞スープも野菜がたっぷり入り、おいしく出来上がっていました。デザートはイチゴが乗ったゼリーでした。誕生会の日のおやつは手作りケーキがお約束になっていますが、今月は「アップルパイ」だそうです。我が園の調理員たちはお菓子作りがとても上手です。どんなアップルパイが出てくるかとても楽しみです。

1月25日(木) 今日は2~5歳児クラスの子ども達が園庭で雪遊びをしていました。1月に入ってから暖かい日が続き、雪はすっかりとけていたので、昨日降った雪を子ども達はとても喜んでいました。活動に移る前、涙目になっている子もいて、「どうしたの?」と聞くと、「雪遊びがしたいけど、スキーズボンを忘れてきた」とのこと。貸してあげたいけれど、保育園にもスキーズボンがなかった…。明日も寒いから、明日雪遊びしようね。久しぶりの雪遊びは子ども達も大喜び。寒さも忘れ、思い切り雪遊びを楽しんでいましたよ! さて、今日の給食はおろしハンバーグ。つくし組の子が、ハンバーグを食べて「ふわふわ~♪」、ごはんを食べて「ほかほか~♪」と言っていました。給食前に読んだ絵本に「ほかほかごはん」というフレーズがあったそうです。かわいい笑顔で美味しそうに食べていました。野菜炒めはシャキシャキのキャベツも美味しく、竹輪も入っていてボリュームも満点。野菜がたっぷりだったので苦手な子もいましたが、ちゃんと自ら申告し、量を調整してもらっていましたよ。(松田)

1月24日(水) 今日は風が強く、昼過ぎには雪も降ってきたので外があっという間に雪景色に変わっていました。寒かったこともあり、0・1歳児クラスではリズムあそびをしていて、曲に合わせながら手足を動かしている様子が可愛らしかったです。明後日の誕生会へ向けて、係のお友だちが練習をしていて、歌を口ずさんでいる子の姿もありました。どんな出し物なのか楽しみです。 さて、今日の給食は『ピーマンの肉詰めフライ』でした。フライになっているので、ピーマンが苦手なお友だちも食べやすくなっていましたが、やはり苦手な子は苦手…。という事で、小さいものを選ぶ子が多かったので、今日のおかわりは沢山ありました。『白菜のコールスロー』は、甘みのある旬の白菜をたっぷりと食べられる一品で、さっぱりしていて美味しくいただきました。それぞれの家庭から持って来たおにぎりも、「何個もってきたでしょうか」「具は何でしょうか」などクイズを出しながら楽しく食べていましたよ。(若江)

1月23日(火) 今日は朝から良い天気。ここ数日、雨天、曇天の日が続いていたので朝の犬の散歩も順調に終わりました。朝6時にスタートし6時40分くらいには帰ってきますが、今日は遠くに日の出を拝むことができました。これから日一日と太陽の日差しが強くなります。心なしか桜のつぼみも少し膨らんできたように感じます。 さて、本日の献立は「豚肉と豆苗の中華炒め」と「南瓜のチーズサラダ」でした。豆苗は見ての通り豆が発芽し、少し育ったところを食します。もやしに似ていますが、日陰育ちではないので緑が濃いです。保育園では一度刈り取った豆苗を「水耕栽培」して育て、二期作に挑戦しています。これがまた面白いように育ち、1週間も経てば10センチくらいまで成長します。給食室からは「再利用した」という報告は受けていませんが、非常時の食糧確保には貢献しそうです。もやしのようになんにでも利用できるという優れものではありませんが、成長の早さと緑を愛でる気持ちには十分こたえてくれそうです。もう一品の「南瓜のチーズサラダ」は、好き嫌いがはっきり分かれる一品になりました。南瓜‥というよりチーズの存在が大きかったようです。我が園の給食の傾向として「子どもたちが食べ慣れない献立は、続けて出てくる」という傾向があるので、しばらくはかぼちゃのメニューが続くことでしょう。

1月22日(月) 20日は「大寒」でした。1年で最も寒い時季だといわれていますが、なんと「雨模様」の大寒となりました。昨日も風が強く、雨と霙の混じったあれた天気でしたが、雪が積もることはありませんでした。今日も雨が降っています。県内のスキー場は雪がなく、上がったりの状態のようです。ここにきて「暖冬」の兆しがやっと見えてきました。このまま春が来ればよいのですが・・。さて、本日の献立は「麻婆茄子」と「ひじき煮」でした。麻婆茄子は子どもたちに人気があり、どの子の皿も大盛り状態でした。筍や玉葱が豚肉の旨味を引き出していました。ヒジキ煮は若干の得手不得手があり、食べる子は口の周りにヒジキをいっぱいつけながらほおばっていました。このヒジキ煮にはさつま揚げや人参が入り、鉄分も多く含まれた優良献立です。外でたくさん遊べる状態ではないので、適度に体を動かし、空腹の状態を作りランチルームに集合しているようです。我が園では「楽しく食べる」が給食の目当てなので、ランチルームはにぎやかです。みんなで会話をしながら食べることでおいしさも数段アップしているようです。

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