園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

地球が怒っている

2022-01-17 13:04:54 | 日記

園長です。

 昨日の朝は「津波警報」で起こされました。遠く南半球の太平洋に浮かぶ「トンガ王国」で海底火山が大爆発を起こし、津波が発生したようです。津波警報のニュースでは「原因不明の潮位上昇」という説明でしたが、原因が今一つはっきりしなかったようです。津波と言えば地震が原因のように思っていましたが、今回は違うようです。専門家の方々も不思議な現象だと話していました。大被害にはなりませんでしたが、3.11を思い出し、とても不安になりました。久慈港では110センチの津波が来たようです。テレビでは川をさかのぼるさざ波をしきりと放映していました。昔、テレビでアマゾンのポロロッカを見ましたが、まさしくそのものでした。最近、地球上でいろんなことが起きています。新型コロナもその一つです。一説には中国で作られたという説もありますが、地球温暖化で太古の昔、永久凍土で閉じ込められたウイルスが温暖化のために地表に出現し、復活したとの見方もあるようです。コロナは私たち人類のはるか前から出現し、生き延びてきています。「生き延びる」ことに関しては地球上最強の生き物だと思います。コロナは地球上で大感染中ですが、火山の爆発、大寒波、大干ばつ、大洪水など地球上ではたくさんの事件が起こっています。日本でも南から北まで毎日のように「地震」が発生しています。トンガの地震もこの一環だと考えると(一応環太平洋火山帯に属している)地球は怒っていると思ってしまいます。何百年に一度・・・とか言われる大災害も頻繁に起きるようになりました。まだまだ地球には元気で活躍してもらわないと困るので、我々人類はもう少し地球に謙虚でなければならないと思います。

 最近、殺人事件が多いのも気になります。特に気なるのが理由です。「他人を殺して死刑になりたかった」「生きる価値を見出せない」「殺すのは誰でもよかった・・」。コロナの影響で人とのコミュニケーションが少なくなったことと関係があるのでしょうか。あまりにも自分勝手な理由に唖然としてしまいます。そういうことも含めて地球は怒っているのではないでしょうか。

12月15日(土) 新型コロナ、オミクロン株がひたひたと近づいている感じがします。東北六県でも青森県はダントツの感染数です。特に弘前市。ここは大学がある学園都市なので年末年始の出入りが感染者を増やしたような気がします。一方、八戸市は昨日4人の感染者が出ましたが、そんなに多くはありませんが、第五派の時は青森・弘前が収束に向かったころ、大感染を引き起こしました。それを考えると、今回も・・・。保育士と看護師はソーシャルワーカーだそうですので感染、濃厚接触者になっても6日間で復帰(2日連続の陰性が条件)できるようですが、保育士以外、調理員や園長などはどうなるのでしょうか。対応もコロコロ変わっているのでなかなか感染後の対応が難しいです。対応策が周知するころには感染が収束したということにならないようお願いしたいと思います。園の周りがざわついているのを感じます。何事もなければいいのですが・・。 さて、今日はみんなが大好きな麺類、ミートソースのスパゲテイでした。アルデンテより少し柔らかく、ミートソースと粉チーズがたっぷり乗ったスパゲテイをほおばる姿には、感動を覚えます。ミートソースの横にはチキンナゲットが並びます。色彩的には「茶色」が多い感じですが、白菜のコールスローが野菜色をカバーしています。土曜日なので登園する子は多くないのですが、ランチルームはにぎやかな声であふれていました。万全を期して今日からテーブルに飛沫シートが復帰しました。いつまで続く新型コロナ。いい加減退散してほしい思いです。

12月14日(金) 今日の朝も路面凍結で幹線道路は大渋滞。下手に抜け道を選ぶととんでもない事態に陥ります。道路は轍になっていて鉄道のように敷かれた部分しか動けません。まだしばらく寒い日が続くようですので十分気を付けたいと思います。今日は食育のクッキング保育でした。3歳から5歳までの子が1グループ6人ぐらいで3グループの編成で、青森県の郷土料理「けの汁」を作りました。南部ではあまり聞かない「けの汁」ですが、津軽地方では正月料理には欠かせない一品のようです。本来けの汁は、汁といいながらも野菜の水分だけで煮込んだものだそうです。我が園で作った「けの汁」は「けの味噌汁」で大根、牛蒡、人参、椎茸などたくさんの野菜を細かく刻んだ具の味噌汁でした。メインは「豚肉の生姜焼き」だったのでご飯を掻き込みながら食べるにはちょうどよかったのかもしれません。青森県にはけの汁のほかに「じゃっぱじる」などもありますが、八戸の冬の食べ物は「鱈汁」と「クジラ汁」でしょう。小さい頃は「クジラ汁」が大嫌いでした。煮込んだ後のクジラ(脂身)はゴムのように固く、味は何とも言えない油のにおいがして、なかなか喉を通らなかったことを思い出します。我が家では大根おろしを鍋いっぱい入れて、クジラの脂身を細かく刻んで、塩味で食べた記憶があります。大根おろしというと、いわし(カタクチイワシ、八戸ではセグロイワシと呼ぶ)と大根おろしを一緒に煮たものも食べました。我が家では「だいなべ」と言って父がおいしそうに食べていたものでした。私はその「だいなべ」も嫌いでした。私が好きなのは「鱈鍋」(我が家ではじゃっぱじると呼んだ)。鱈の肝から頭、内臓まですべて入れ、豆腐と大根だけが入っていました。特に鱈の白子(鱈きく」は大好きで兄弟で奪い合いが始まるほどでした。寒い冬には鍋物が最高です。今夜は久しぶりに「たら鍋」を注文してみようかな。

1月13日(木) 我が家の前の坂道は積雪と雨、そして一昨日の寒波で一面氷に覆われました。昨日は一時間かけてつるはしで氷割をして出勤しました。今日はその坂を出て大きな道路に出たとたん大渋滞でした。路面が凍結していてスリップ事故があちらこちらで発生したようです。登坂では「停車」、下り坂では「追突」、今までの見たこともないような渋滞でした。スタッドレスタイヤでは十分な制御が困難なようです。環境には悪いですが、期間限定で「スパイクタイヤ」の使用も認めてほしいと思いました。白山台からきている職員も、渋滞に巻き込まれいつもは10分の距離が、今日は1時間かかったそうです。今、まさに「寒」の真っ最中、もうしばらくこの寒さが続きそうです。皆さんも車の運転、雪道(氷道)の走行、歩行には十分気を付けてください。 さて、本日の給食は「赤魚の煮付け」でした。甘辛く煮付けた赤魚は保育園の人気メニューの一つです。魚離れが叫ばれている昨今ですが、我が園では「サバ・さんま・ホッケ・いか」等の食材が頻繁に登場するため、魚介類にはあまり抵抗がなく食べられているようです。そして「野菜炒め」はキャベツの甘みともやしのシャキシャキ感が何とも言えず食欲を掻き立てます。我が家では今日の朝、「キャベツ炒め」が出ました。今の時期のキャベツは甘く、油とも相性が良くいくらでも食べられます。キャベツをかじるとかぐや姫が歌う「神田川」を思い出します。学生時代、キャベツばかりを食べていたわけではありませんが、何もない時のキャベツは格別においしく感じたものです。そうだ来年度の食育は「キャベツ作り」にしよう・・かな。

1月12日(水) 朝から風がビュービューふき、寒い一日でしたね。今週は全国的にも気温が下がり、さむ~い週になるようです。昨日の雨が寒さで氷になり、道路はツルツル…「ころんじゃった。でも、泣かなかったよ!」という子ども達(何人かいたのです)は、なんだか少し誇らしげな表情でした。 さて、今日はおにぎりの日!子ども達は「みてみて~」と、アンパンマンやポケモン、ねこちゃんおにぎりを見せてくれました。お母さんやお父さん特製の、自慢のおにぎりです。美味しそうにほおばっていましたよ。今日のおかずは油淋鶏とキャベツの胡麻和え。油淋鶏はペロッと完食したのに対し、キャベツの胡麻和えはしばらく残ってにらめっこしている子が何人かいました。「苦手なんだよな~」と言いながら、職員に量を少しにしてもらい、食べていましたよ。子ども達曰く「苦いから」だそうですが、私は苦みを感じませんでした。胡麻の香ばしさがそう感じさせたのかもしれません。 午後。風だけだったのに雪も降ってきました。ツルツルの道路の上にうっすら雪が積もるのが1番怖いです。事故や転倒などの怪我には十分ご注意下さい!(松田)

1月11日(火) 昨日は青森山田と熊本大津高校の高校サッカーの決勝戦がありましたね。長坂の園児も試合をテレビで観たようで、「ぼくも青森山田に入る!」と張り切っている子が何人かいました。子ども達の将来が楽しみです! さて、今日は保育園で作った切り干し大根がでました。市販の切り干しと混ざって、どれが保育園で作ったのか分からなくなってしまいましたが、噛めば噛むほど味が出て美味しかったです。作った切り干しが入ったお皿を私が持っていると、「ぼく、それ食べたかったんだよなあ」という年少の男の子がいました。「カミカミサラダに入っていたんだよ」と教えると、「え?どれに?」と。給食室前のメニュー(どのおかずに何が入っているかが分かるボード)を自分で確認し、「これね!」と納得した様子でした。なんだかその様子が面白くてかわいくて、周りの職員も笑顔になっていましたよ。(松田)

1月8日(土)  今日は青空が広がり、前日に降り積もったフワフワの雪の感触を楽しみながら、園庭で雪遊びをするお友だちが多くいました。大きいクラスの子が1歳児や2歳児のお友だちをソリに乗せてひいてあげている姿は、とても微笑ましいです。 さて、今日の給食はもやしラーメンでした。ラーメンは子どもたちに人気なので、雪遊びから玄関に入って来たお友だちの会話から「今日ラーメンだよ。」「私、みそラーメンが一番好き!」と聞こえてきました。献立には”もやしラーメン”となっていたので、匂いで”みそ味”だと分かったのでしょうか?「おいしいー!」とあっという間に食べ、空になったお椀を自慢げに見せてくれたお友だちもいました。いかフライを食べようとしていた4歳児の男の子たちは、「お肉かな?」「おもちみたいなのだよ?」と言いながら食べ「いかだ!」と話し、目で見て味や食感で答えを導き出していました。デザートのフルーツポンチも色鮮やかで、五感で感じながら給食を楽しんでいる様子が伝わってきましたよ。(若江)

1月7日(金)  今日は「七草粥」でした。お正月で暴飲暴食のおかげで胃を癒すためにあるそうです。冬の時期なので野外で調達するのは大変です。まして寒の最中では緑の葉を見つけるのも大変です。今日の七草は、子ども達に見せるための「実物」もありました。すずしろ(大根)は超ミニ、セリもほどほどの大きさ、はこべら(はこべ)は小鳥のえさにもなりますが、結構立派なものが展示されていました。現代は「促成栽培」や「温室栽培」で「旬」が分かりにくくなっていますが、この七草粥は旬を度外視して体のために食べているようです。「おかゆ」も時期的にタイムリーだと思います。お茶漬けやおじやとは少し違う春の趣を感じました。緑の葉っぱを見ると「春遠からじ」と感じます。おかゆは歯応えがないため、ホッケの塩焼きや筍とふきの煮物はバランスがとれています。おかゆには希望者ですが「梅干し」(春に根城の広場で収穫した梅で作ったもの)が付いていました。優しいおかゆにピリッとした梅干しは食材の妙を感じさせてくれます。味噌汁ではなく、すまし汁というのも一層五臓六腑を労わってくれたようです。ご家庭でもバランスの取れた食生活をお願いいたします。

1月6日(木)  朝から晴天。気温も+2度まで上がり、ここ数日では一番過ごしやすくなっています。園庭は子ども達で大賑わい。斜面を使ってのそり遊びに一段と熱が入っているようでした。今日のランチルームで席取りのトラブルがありました。6人掛けのテーブルにはコロナ感染防止の一環として4人が座ることにしています。我が園での給食は「早いもの順で自由」に席を決めることができますが、本日、そ一つの席をめぐってトラブルが発生しました。それまで遊んでいた仲良しグループの4人が、同じテーブルに着きたかったのですが、一人が遅くなり、別な子が座ってしまったのです。普段だと「仕方がない」で済んでしまうのですが、4人組の一人がどうしても4人一緒に座りたいと駄々をこね、ついに泣き出したのです。私はその一部始終見ていたのでどうやって解決するのかじっと観察していました。そうするとすぐ保育士が介入してきました。双方から事情を聴き、解決策を探ろうとしていましたが、私が「待った」をかけました。年長の子たちだったので自分で解決してほしかったのです。最終的には遅く来た一人が別のテーブルに行くことになりましたが、子ども達で解決することの重要性を再確認しました。大人はすぐに仲介に入りたがり、どちらかに軍配を上げ、悪い方に謝らせて一件落着を図りますが、子ども達の世界では通用しないことも多々あります。子供たちの中に入りすぎると見えることも見えなくなることがあります。大人もじっと我慢し、子ども達だけで解決できるよう見守ることが大事です。そんなトラブルがあっても同じ席に着き、最後は絹厚揚げの中華煮をおいしそうに笑顔で食べていました。小松菜と蒲鉾の醤油炒めはだいぶ子ども達から敬遠されていましたが、食べてみておいしかったのかお代わりをする子が目立ちました。今日はいろんな意味で勉強になったランチルームでした。

1月5日(水)  今日は「おにぎりの日」。3歳以上の子は、各家庭から手作りのおにぎりを持参します。写真のようにとても手の込んだものやドカッとご飯を丸めて海苔で巻いたものなど多種多様なおにぎりを見ることができます。どのおにぎりにも子ども達への「愛情」がたっぷり込められています。今日は新年早々ということもあり、お母さん方の「力作」が目立ちました。ありがとうございました。 今日も寒い一日でしたが、昨日ほどではなく、太陽も顔を出し、子ども達は元気に園庭で雪遊びをしていました。 今日の献立は「親子煮」。親子なので鶏肉と卵です。これが豚肉や牛肉になると「他人煮」になります。ご飯の上に載せると「親子丼」「他人丼」です。そして、冬のビタミン補給には欠かせない南瓜煮です。かぼちゃは「冬至」の食べ物という認識がありますが、ビタミンがたっぷり含まれているのでいつ食べてもおいしいし、体にも良いのです。問題は「ほくほく」か「べっちゃら」かということですが、今日はホクホクに近い出来でした。昨日、育休から成美先生が復帰しました。帰り際「疲れた」と言っていましたが、今日は元気に仕事をしています。育休はあと3人・・・。首を長くして復帰を子ども達が待っています。2月からは結衣先生が復帰します。

1月4日(火)  新年あけましておめでとうございます。新年早々チョンボをしてしまいました。メニューのアップを撮るのを忘れていました。正月ボケがまだ続いている園長です。さて、令和4年はどんな年になるやら楽しみです。なぜ楽しみと言えるのか・・・それは、1月1日に元朝参りをした時のおみくじが「大吉」だったからです。我が家では毎年の恒例行事として近くの神社にお参りに行きます。今年1年の家内安全と孫の一人に高校受験生がいるので「合格祈念」も合わせてお願いしました。私が行く神社は、昔私が若かった頃に朝野球チームでバッテリー(私が捕手、神主が投手)を組んでいた先輩の神社(尻内橋を渡ってすぐ右側にある神社)です。この先輩には我が園の建て替えの時や増築の時、そして我が家に何かあるとき(結婚、出産、七五三等)にいつもお世話になっています。今年も早い時間にお祓いをしてもらい、その帰りに恒例のおみくじを引きました。いつもはよくて「小吉」、たまには「凶」を引くこともあります。でも我が家の家族は私を除いてほとんどが「大吉」か「中吉」です。そんなことで今年もあんまり期待していなかったのですが、今年はなんと「大吉」。内容もほとんど希望通りに叶いそうです。今年は何かいいことがたくさんありそうな気がします。一番は「コロナ収束」です。ちなみに一緒にくじを引いた妻は「大大吉」(大吉の中でも一番の大吉)でした。      さて、今日は新年早々チョンボをしたので献立のアップの写真はありませんが、新年恒例の縁起物の献立になっています。野菜がたっぷり入ったハンバーグもどきの「松風焼き」。とてもふっくらしていて味もおいしく仕上がっていました。キントンには栗も載っていました。そして、お祝い事には欠かせない「紅白なます」。昔一番嫌いな献立でしたが、今は何とも思わず食べられるようになりました。私は「酢の物」と「辛い物」が苦手なのですが、酢の物はだいぶ克服できているようです。子どものときの「好き嫌い」はあまり心配しなくてもいいようです。替わりの食べ物がたくさんありますから・・・。というわけで今年も長坂の給食をおいしくいただく子ども達の様子をたくさん紹介しますので、どうぞご期待ください。

 

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