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園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

入学式はさくら

2023-04-06 12:57:59 | 日記

 

園長です。

 今年の桜の開花は早い。本日4月6日、保育園の園庭にある吉野桜が開花しました。まだ一部咲きくらいですが、何とも華やかな雰囲気を醸し出しています。入学式の桜と言えば、今をさかのぼること40数年前、私が東京の大学に合格し、上京したとき(確か4月3日くらいだと思う)に山手線から見た桜が印象的に心に残っています。雪の残る八戸のド田舎から花の都東京へ・・・。4月の入学式には雪が降ることが多かった八戸では衝撃的な光景でした。それが今、現に八戸ではこの時期に桜が咲いています。地球温暖化のせいでしょうか、約1か月気候が早まったような感じです。

後方に見える花は「梅」です。梅の実を期待して植えた豊後梅ですが、昨年は一粒も実りませんでした。自然相手では人間のたくらみなど全く問題外です。今年は状況からみると少しは収穫したいなあと思っています。寒気と強風、そして「蜂」の活躍が成果に影響しそうです。

 今度の日曜日は「県会議員選挙の投票日」です。我が園にも何人か候補者が見えましたが、県会議員は女性が少ないです。少子高齢化が叫ばれ、子どもの出生数が80万人を割った今、子どもに関するすべての決定権を握ると思われる女性の意見が反映されにくいのは残念なことです。国はお金打で何とか解決しようとしていますが、お金で解決するならば、もうとっくに解決していると思います。国で決定的に不足しているのは「日本の子どもたちをどう育てたいのか、どのような人間になってほしいのか」伝わってこない点だと思います。何かあれば「海外の成功例を参考にして・・・」と言いますが、日本には日本の制度、伝統と歴史に育まれた素晴らしい文化があることを忘れているのでしょうか。大和魂、侍魂はスポーツの世界だけの話? 何とも情けない限りです。ドイツもフランスも自国の子どもたちをどうしたいのか、よく考えた結果だと思います。成功している国のほとんどは「子どもは国が責任を持って育てる」制度を作り、日本は「こどもの第一義的な責任は親が持つ」と親の責任を重視しています。国は子どもの責任を持ちたくないのかなあと勘繰ってしまいます。まあ、いろいろ事情はあるにせよ、このままでは子どもより先に日本が無くなってしまうような気がします。貧乏でもいい、みんなが微笑みあえる世の中であってほしいと思います。4年に一度の統一地方選挙が行われている最中、真剣に考えてみたい問題だと思います。

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